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和書 492094 (157)



現代中国文化探検―四つの都市の物語 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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最近ブームの北京・上海・香港・台北が持つ、文化、歴史の背景がわかります。
このような背景を持つ人々が暮らす町なのかと思いました。
普通のガイドブックではなく高尚な雰囲気です。




心にしみるケニア (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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環境庁勤務後に2年半の国連でケニアのナイロビ勤務をした著者が、国連という特別階級から離れ、ケニアの「一般大衆」の人々と交流したいと願って交流した記録。
限られた期間であるし、限られた人数の交流ではあるが、日本人でありケニアの人から見ればお金持ちである自分がもしその場にいたら、彼女の感じたような、頭では理解は出来るけれどもどうにも疲れるという気持ちになるだろうことは容易に想像できた。

開発学をやっている/志している人の中に時々ナイーブな正義感を持っている人がいて、それにイライラすることがあるのだが、そんな人たちに彼女の次の言葉を贈りたい。
「だから、『貧しい人々の将来を案じ…』なんていう私のテーマは、『贅沢』と言うよりはむしろ、たかだか私の持っている価値観の中でしか通用しない『善』のあり方の一つに過ぎなかったのではないか。私固有の『趣味』と言ってしまってもよいかもしれない。つまり、その気になれば、いつでもUNEPとか、日本とか、東京とか、官庁とかいう、少なくとも物質的な安定は相当程度確保された社会に帰っていくことができ、そうであるからこそ、ベンツにあこがれることもできなければ、空中歩行器を夢見る心理に浸ることもできない、また、そんな気分に浸る必要もない、そんな私の。」(184ページ)




戦後ドイツ―その知的歴史 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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主にハーバーマスやデリダによりながらドイツ市民の姿を探ろうとしたもの。
ほとんどが知識人だけの言説をもとに書かれているため現代思想フリーク以外にはおすすめできない。
特に統一に関する政治的変遷を、複雑の一言で切りすてており情報価値は低い。




ソウルの風景―記憶と変貌 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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博覧強記という点では四方田氏にヒケをとらない坪内祐三氏が、
『新書百冊』(新潮新書)にて、本書を「最近の岩波新書で
ナンバーワン」と絶賛していた。

正直にいえば、評者はそこまでの評価をする自信がない。ほかに
もっと面白いラインナップがあるはずだとの立場である。

けれども、間違いなく「買い」の一冊である。そこは確信する。

ニューアカの旗手の一人だった著者の筆跡は、非常に乾いている。
熱情に心躍ることもないようだし、静かな情景描写、人物描写、
そしてある事象ごとの背景説明に紙幅が費やされる。基本的には
各章読みきり型。

その先に、右翼、左翼といった「立場」からみる隣国像とは異質の、
文字どおりの意味で等身大の韓国が見えてくる。日本大使館の前で
抗議する元慰安婦たちが、韓国でどのような位置に置かれているか
の描写は秀逸だし、光州事件からだいぶ経った今でも、知識人として
の責任(無力さ)に打ちひしがれている男性に関する描写もまた心を
打つ。そして政治的には、金大中大統領(当時)に対する反対勢力を
取り上げ、韓国に根強き「地域差別」の根深さを伝えている。

お隣の国だから仲良くしましょう、とのスローガンは、唱えるだけで
は空念仏に等しい。自分にとって「嫌だな」と思える点、受け入れがたい
点をじっくり見つめることから相互理解の芽が育つとすれば、そのとき
良き伴走者になってくれるのが、本書だと思う。






多民族国家 中国 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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チベット暴動などで中国の民族問題に改めてスポットが当たったが、これは多民族国家の難しさを改めて浮き彫りにするものだった。この本の筆者は、多民族国家・中国の行方を比較的楽観視しているようだ。私は筆者の見通しに反対、もしくは無条件で支持する根拠ともに持ち合わせていない。歴史が積み重ねてきた惰性を慣性がある程度作用する可能性はなんとなく想像できなくもないが、果たして近現代の枠組みでそれが力を発揮するかどうかは、分からない。中国の今後を見守る上での手引きということで★五つ。




中国 現代ことば事情 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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最初に現代中国を代表する言葉を選び、次ぎにローマ字表記で発音を記し、そして著者の意訳を載せる。そこからいろいろな解説が始まる。隣の国なのに実にいろいろなことを知らない自分に気がつく。著者は新聞記者なだけに、現代中国のキーワードに精通しており、北京に居住が長かっただけに、その内情のポイントを良く押えている。現代中国の格好の入門書になっている。 参考になった項は、IT関連記事、豆腐渣工程(手抜き工事)、政治風波(天安門事件の中国風呼び方)、小皇帝(一人っ子)、法輪功、党報(低迷する党機関紙)、四個現代化(四つの現代化…「富強」目指して)等々である。

たとえば、『人民日報』の中にある『論壇(ルゥンタン)』というフォーラムでは、中国人の生の声が聞けるという。あるいは、報道でよく知られている法輪功はまず『ファールンゴン』と読むことを初めて知る。そしてこの宗教がなぜ最近になって大きく拡大したか、著者は「改革解放路線で近代化され、豊かになったとされる中国社会に、市場経済への急激な転換から置き去りにされ、失業・病気・住宅問題などさまざまな不安を抱いて精神的な空白を満たされていない大衆が多数出現している」とその背景を説明している。説得力がある。




中国大陸をゆく―近代化の素顔 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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中国とソ連 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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中国路地裏物語―市場経済の光と影 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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トウ小平の遺産―離心・流動の中国 岩波新書
販売元: 岩波書店

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