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和書 492094 (317)



中国人ムスリムの末裔たち―雲南からミャンマーへ (SAPIO選書)
販売元: 小学館

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サラエボ旅行案内―史上初の戦場都市ガイド
販売元: 三修社

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砲弾が飛び交うサラエボの街と市民の暮らしを、ミシュラン風のガイドブックの形式で紹介する。
例えば「レクリエーション」の章、「ランニング」の項目にはこうある。「サラエボ市民にもっとも愛されているスポーツ。誰もがこれを実践している。危険地域の住民たちがそうするように、交差点はどこも走らざるをえない」。
「娯楽」の章、「子供の遊び」の項目には、「街に発射される手りゅう弾の数をかぞえること」。「メガネ屋」の項目には「けれども近頃メガネのレンズを買いにくる人はいない。メガネをかけると、なにもかもよく見え過ぎるからだ」。
街は封鎖され、あらゆる施設や設備が破壊され、毎日路上で隣人の市民が撃たれ、交差点は走らなければ狙撃される。
そんな極限状態でも、人々はコンサートを開き、芝居を観て、赤十字病院の一角で展覧会を開催し、手作りで新聞や本を出版し、それを書いた記者が街頭で売り、砲弾で穴だらけの病院で医師は患者を治療している。わずかな文化の残滓が、次の世代への希望の萌芽である。そのわずかな希望から生まれるユーモアには品格がある。運命があまりに過酷でどう抗うのかもわからないとき、正義よりもユーモアが人を救うのかもしれない。
希望をリレーして本を世界に発信することを可能にしたサラエボのFAMAと日本のP3、それを紹介してくれた都築響一さんに感謝したい。





写真集 さらば大連・旅順
販売元: 国書刊行会

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現代中国の繁栄する都市として在りながら、
今は存在しない「日本としての大連」。
かつてのそこは、どんなところだったのか?
当時の様子が知りたい・・・。
この写真集を見ると、当時そこがどんなに豊かで
栄えていたかを垣間見ることができる。
とても貴重な記録。




サラーム!エジプト―エジプト庶民生活点描
販売元: 西田書店

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朝鮮民主主義人民共和国―「よど号」グループの朝鮮レポート (三一新書)
販売元: 三一書房

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ネオナチと極右運動―ドイツからの報告 (三一新書)
販売元: 三一書房

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マレーシア にんげん事情―多民族との暮らしの中で (三一新書)
販売元: 三一書房

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サンクト・ペテルブルク断章―遺伝研究者のロシア滞在記
販売元: 未知谷

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書店の棚で、表紙写真が目について、思わず手にした。
遺伝研究者のロシア滞在記、と副題にある。
遺伝研究者という職業、およそ、観光ガイドやら、生活体験記には縁がなさそうなのだが。

音楽、美術、文学、といった幅広い芸術にも造詣が深い。大変に柔軟な人柄から、研究者仲間のみならず、運転手、家主と親しく交流し、現在のサンクト・ペテルブルク文化、経済、研究事情を楽しく物語っている。

トウモロコシの遺伝研究が専門であるせいか、野菜全般にも深い関心をもっていて、女性顔負けの積極性で訪れる市場の様子もいきいきと語られ、驚くばかりだ。
学者らしく、便利な地図も随所に載せてあり、観光ガイドにさえ使えるかもしれない。

30年代の絵画には感動しない理由は、政治的に、高緯度が健康に悪い理由?は、科学的に、成る程と納得した。領土を返さないからつきあわない、といっている間に、欧米は、ロシア以前のソ連とも密接な学術交流をしていたという事実には驚いた。線虫でアメリカのダイズが未曾有の凶作になった時には、ソ連のこの研究所から与えられた種から、線虫に抵抗できる種を見つけだして対応した、というのも、冷戦下「敵にダイズを送る」驚愕の出来事だ。
日本のソ連、ロシアとの学術交流は欧米のそれと比較すると、圧倒的に少ないようだ。
目をどこかの国にだけ向け、ゆがんだ交流しかできない国なのかもしれない。

偉い学者先生で、(元?)お役人でありながら、「官僚臭」「学者風」を全く感じさせない率直な言動にも共感する。職業的な記者などより遠慮する部分がないためなのだろうか?
面白さの余り、あっという間に読み終えた。続編が読みたいほどだ。

サンクト・ペテルブルクに観光に出かける場合も、ガイドブックに加え本書を読んでおくと、旅行はさらに楽しいものになるだろう。




サンクト・ペテルブルグ―よみがえった幻想都市 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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今年のG8サミットはサンクトペテルブルグ。そのためロシアでは 何につけてもその予行演習に余念がない。そんな中で きまじめに力んでいるロシアペースに巻き込まれず、もっと悠久の歴史のテンポで街を散策することをこの本は 教えてくれる。筆者がロシア以外の西側の古都も充分楽しんでいて、そんな 大きな視点からサンクトの魅力や楽しさを探し出して見せてくれる。 ロシア語屋にはめずらしいそんなおしゃれな遊び心が魅力。




三国志と中国 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 この対談集のテーマは、表題の通り「三国志と中国」である。
 数多くある中国史小説の中でも、とりわけ親しみやすい作風で知られている陳氏は、ここでも10人の作家・研究者らと共に「三国志」の面白さをより深くよりわかりやすく語ってくれる。
 専門的な話も多いが、時に対談者同士の語り口調が、ごく身近な世界や人々について語るようになる瞬間が同じ穴の狢をニヤリとさせる。
 三国志や中国史が好きな方には勿論おすすめの本書だが、この国における「三国志ブーム」を考える時にもよいヒントになるのではないだろうか。
 私にとっては、陳瞬臣という先生をますます親しく感じられた一冊になった。


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