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和書 492116 (3)



(2) 隠喩としての建築 (定本 柄谷行人集)
販売元: 岩波書店

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はじめはなんでこんなことを、このひとはグルグルと考えているのだろうと怪訝な気持ちになる。しかし、あるタイミングで、その意味を理解するのではなく感じる瞬間が訪れた。論理の世界ではじめて体験した、ブルースリー的興奮。エンターテイメントは表現ジャンルによって規制されない。そんなふうに思った一冊。




2001年の医療
販売元: 中央公論社

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2001年哲学の旅―コンプリート・ガイドブック (コンプリート・ガイドブック)
販売元: 新潮社

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 現代人に哲学をやさしく解説、勧めてくれる著者がソクラテス、ニーチェ、ヴィルトゲンシュタインなどの故郷を訪ね多くの写真や逸話をまじえて紹介してくれる。あらゆる哲学を網羅し咀嚼した著者の本領は発揮され、偉大な哲人達を身近に感じさせてくれる。また、素粒子研究の最先端、カミオカンデやウイルス研究最先端、京大ウイルス研などを尋ね、哲学の根本問題(宇宙の始まりと終わり、生と死、など)の今日的考察を試みる。閉ざされた学者ではなく、女性であること、平易で親しみのなる語り口なども手伝って知識のない一般人にも分かり易いように書かれている。ソクラテスと悪妻クサンチッペとの夫婦の会話は痛快で、文明は進歩しても社会における人間は何も変わっていない、裏をかえせば、哲学者の苦悩、学説は今日的にも意味があることを教えてくれる。




哲学者の誕生 ソクラテスをめぐる人々 ちくま新書 549
販売元: 筑摩書房

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 名著である。哲学に対して一般の人々はどのようなイメージを持っているであろうか?哲学者達だけが了解している難解な言葉を駆使し、我々の日常から離れたところにある世界。その様に思う人々も多いのではないか。そんなイメージを払拭してくれる本である。丹念に積み重ねられた研究の成果が、非常に理解しやすく書かれている。多数の文献も引用されており、人名解説等の工夫があり、読者への配慮も十分になされている。『哲学者の誕生』を読みながら、紹介されているソクラテス文学の作品を、実際に一篇読むことで始めたらいいと思う。特に『パイドン』を薦める。著者の読者へのメッセージが伝わってくる。哲学を自らの手に取り戻せるであろう。そこから一人一人が歩み始めれば良い。新書でここまで読める、時代の流れを感じた。画一化し、ともすれば閉鎖的な日本の中で、哲学者の個性が育てられ、海外との交流を含め、多様なアプローチの仕方が認められることを願わずにいられない。前作『プラトン』でも感じたが、納富氏は新しい風を哲学に吹き込む、日本では数少ない哲学者の一人である。哲学を愛し広い視野から哲学と向き合おうという心のある人、哲学は難解で苦手と思い込んでいる人、哲学は研究者達だけのものではないという思いを抱いている人に、読むことを薦める。




20世紀 革命 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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ソ連と中国しかないのが残念だが
様々な面から歴史に動かされた人々を描いている.
ソ連の歴史はどう考えても前半はスターリンによって
良くも悪くも方向付けられてしまった.
ソ連は崩壊したがこの本の内容は現在を知る上でも大きく役立つ.
この本に比べると同じシリーズの「大日本帝国」は
画一的な見方しかしていないし、スカスカだ。




20世紀と社会主義の生命力
販売元: 新日本出版社

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20世紀の「社会主義」とは何であったか―21世紀のオルタナティヴへの助走
販売元: 論創社

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20世紀の妖怪の正体―共産主義とは何なのか (WONDER X Series)
販売元: 角川書店

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 「20世紀の妖怪」とは、口裂け女でも人面犬のことでもない。かのマルクスが、「共産主義」をして表現した言葉である。ソビエト連邦を始めとして共産主義国家の殆どが20世紀中に崩壊しており、「共産主義」を研究することはもはや歴史の分野に入っている。 この『20世紀の妖怪の正体』では、あらゆる写真・イラストによる図解を駆使して「共産主義」とはなんだったのかに迫っている。特に、旧ソ連や中国がプロパガンダに使用した写真・イラストには21世紀から振り返ると逆に新鮮に感じる。このユニークな編集内容は、責任編集者の荒俣宏氏の真骨頂であると感じる。 また、今や共産主義とはネガティヴ・イメージしかないが、まだその輝きを失っていなかった頃、共産主義に賭けたクルプスカヤやローザ・ルクセンブルク等の女性を取り上げているのも興味深い。 しかし、共産主義とは一体なんだったのだろうか?




20世紀の定義〈5〉新コペルニクス的転回
販売元: 岩波書店

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20世紀の思想―マルクスからデリダへ (PHP新書)
販売元: PHP研究所

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本書は、哲学を実用的なものと考えている人達にとってはよい話の種になるかもしれません。しかし永井均氏の言葉を借りれば哲学を「結論はどうでもいいのです。思考の過程こそ重要」と考える人にとっては、あまりにつまらないものに見えるでしょう。端的に言うと20世紀の思想は無駄足だったのだな、と思い哲学を学ぶ意欲が消滅してしまうでしょう(確かに著者はフッサール、サルトル、西田幾多郎、丸山政男についてはほぼ全否定しています。)。ゆえに本書を、入門書と位置付けるのは止めたほうがいいと思います。手軽な哲学の知識であれば、かんき出版の「哲学がわかる」の方がよくまとっまていると思いますし、デカルトの「方法序説」とラッセルの「哲学入門」は非常に読みやすく手ごろな入門書になっていると思います。


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