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和書 492116 (92)



愛国者は信用できるか
販売元: 講談社

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自分の気に入らない言論を吐く人物を、「ウヨク」だの「サヨク」だのの二元論で直ちに他者化してしまうような低劣な議論がはびこる昨今において、一服の清涼剤とでも言うべきエッセイ。私は、よく「反日」とか「サヨク」とかレッテルを貼られることがあるが、2、3の細かな点を除けば、著者と全く同意見である。どれが本物の「愛国心」かなどを競ってみても、結局は内ゲバにしかならず、不毛なことこの上ない。ナショナリズムを煽ると、それは必ず自分達にブーメランのように帰ってくることになる。




アイザイア・バーリン
販売元: みすず書房

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『多元主義』、『消極的自由』といった政治思想を持つ、
二十世紀の巨大な哲学者の作家伝記である。
著者が哲学者の晩年、二十年以上に渡って行った
インタビューと膨大な関係資料の調査を年代紀としてまとめたものである。

構成は終盤と序盤において冗長で、内容は難解である。
しかし、これは哲学者が主張する多元主義の性格を考えれば自明である。
なぜなら、彼の主張の元は一つではないからである。
元となるアイデンティティや生活、興味は多元なのである。
一見、結論や教訓がないように見えるのであるが、
そこかしこに多元的に埋め込まれているのである。

また、『諸価値が両立できない』という主張がことをより難解にするのであるが、
これが彼の信念であり、私の理性もそれに同意するのである。
元の一つとして、読まれることを幅広い世代にオススメする。
しかし、読者を『心地よくするため』のものではないことを断っておく。




会沢正志斎文稿
販売元: 国書刊行会

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穢れ考―日本における穢れの思想とその展開
販売元: 国際基督教大学比較文化研究会

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遊戯の誕生―カント、シラー美学から初期ニーチェへ (ICU比較文化叢書 (6))
販売元: 国際基督教大学比較文化研究会

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愛児への手紙
販売元: 岩波書店

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愛児への手紙 (1953年)
販売元: 岩波書店

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愛するということ
販売元: 紀伊國屋書店

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 愛の存在を信じる人は多いが、愛が何かを知っている人は少ない。それは、愛というものを自分勝手なご都合主義で理解したつもりになっていて、「そこに既に存在するもの」として認識している人が殆どだからだろう。

 しかし本書では、愛を他との合一欲求と捉えている。それは、少年期から意識の内部に醸成される「自己」により、他者(全ての事象)から自分自身を切り離して認識するすることから始まる「孤立」や「孤独」をバランスさせるためのものなのだという。しかし、愛は、自分を殺して他と同調する事とは全く異なる。孤独から逃げるために行う追従ではなく、自己が自己のまま、しかし全体の一部として大切にされる、あるいは他者を他者のまましかし全体の一部として大切にする、ことである。こうしたことの実践には技術が必要であり、技術を獲得するには修練が有効なのである。とくに、愛の対象が人である場合には、修練によって技術を向上させることの意義は大きい‥と、著者は言っている(私の理解では)と思う。

 




愛する人が襲われたら?―非暴力平和主義の回答
販売元: 新教出版社

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 本書は三部構成で、第一部では非暴力や平和主義にはどのような状況においても合理的で十分な可能性があることを論証します。第二部にはトルストイからジョーン・バエズまで7人の平和主義者の考えの抜粋が。第三部には非暴力によって実際に窮地を切り抜けた8人の証言が載っています。




愛する人々へ―書簡集 (1950年) (要選書〈第4〉)
販売元: 要書房

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