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和書 492116 (155)



生きていくのに大切な言葉 吉本隆明74語
販売元: 二見書房

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唸る吉本隆明の言葉には、詩的、思想的に凝縮されたものと、生活実感に響くものとの二つの系列があるとしたら、この本は、後者の系列を丹念に集めて著者がコメントを加えたものだ。吉本ほど多くの著作があると、心に残る言葉を、ふとした折、どこに書いてあったっけと思い立ったはいいけれど、見つからないという困惑をしばし経験するので、著者の労力はありがたい。「結婚をして子供を生み、そして、子供に背かれ、老いてくたばって死ぬ、そういう生活者をもしも想定できるならば、そういう生活の仕方をして生涯を終える者が、いちばん価値がある存在なんだ」冒頭に引かれたこの言葉や、「九割の人がやることは一緒にやったほうがいいよ」という言葉は、とても助けられたし、今も支えになっている。彼の言葉に唸り、血肉化しようとした記憶を呼び覚ましてくれた。だから、若い世代の人はもちろんこと、吉本の読者が読んでも楽しいと思う。著者は団塊の世代。わたしよりひと回り以上年長の団塊の世代も、同じところで、唸ったのかという間抜けな気づきを得たのも発見だった。ただ、次のような個所には別の反応をしたくなる。「『嘘の厳粛さ』があれば、当然『嘘の奔放さ』『嘘の盛り上がり』もある。わたしはそれが腹の底から嫌いである。酒席ではもうむりやり盛り上がらなければならないと信じ込んでいる。はめは外さなければならない。バカはいうものするものである。無礼講は義務である。大声は出したもん勝ち、手は叩いたもん勝ち。」こうした件りは、もうその通りと頷いてしまう。頷くのだけれど、なんというのか、少し違うのは「嘘の盛り上がり」の強制力はずいぶん減っていると感じることだ。それは世代の差なのか、環境の偏差なのかは分らない。けれど、その弱い強制力の実感を大切にするなら、そうした場から、吉本の言葉がどう響いてくるかということをいつか辿り直してみたい、と思う。そうしたバトンを渡してもくれる本だ。




生きて今あるということ―私の死生観
販売元: 海竜社

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生きているトロツキイ
販売元: 東京大学出版会

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生きて死ぬことのヒント (小学館文庫)
販売元: 小学館

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生きなおしたいあなたに―あなたにかけられた魔法を解き自分と未来を変える方法
販売元: 晃洋書房

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「何でこういうタイプの人が苦手なのだろう」
「なぜ苦しい恋愛ばかりしてしまうのだろう」
「どうして生きたいように生きられないのだろう」
そんな“生きにくさ”を感じている現代人にとって,
ひとつの答えとなるかもしれないと感じました!
「心から自分の生きたいように生きたい!」と願う
真剣な人たちが殻を破り,成長していくさまを
リアルに体感できる,迫力満点の本です。




生きにくい…―私は哲学病。 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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本の前半部分は、ごく一般的な人間が「哲学病」になる過程と、時間や世界についての哲学の導入の話がメインで、後半部分は著者の音を通じての社会に対する不満をぶちまけた私小説的なエッセイといった感じで、後半に行くにつれ文章やテーマがぶれてきて読んでるのが退屈になりました。学問書でもなく、小説でもない最近の本って、どうして最後に行くにつれだれるんだろう・・。
しかし、著者が哲学を志してから解決しようとしてきた「死」に対する思考闘争を辿っていく部分は、読み応えがあった。
一休上人の死の間際の言葉は、「死にとうない・・・」だったという。




生きにくい…―私は哲学病。 (文芸シリーズ)
販売元: 角川書店

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この世には反省も改善の余地もないのではないか。
実のところ、私は哲学素人ですが、共感できる点が多かった。

おせっかいな機械音・案内放送・スローガンについての筆者のご指摘を超えた嫌悪感はごもっともだと思った。もし私が盲目になったとして、機械音やテクノロジーによって誘導されるのと、案内音がなくとも多くの人が進んで手を引いて誘導してくれるのと、どちらが生き易いだろうか。色々と考えさせられた。




生き残りの智慧 インド密教・タントラ思考
販売元: 曙出版

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壱岐島昔話集 (1943年) (全国昔話記録 柳田国男編)
販売元: 三省堂

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生き延びるためのラカン (木星叢書)
販売元: バジリコ

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     「欲望は他人の欲望である」(ラカン)


我々にとって「欲望」とは、内面にあらかじめ備わって
いるものではなく、常に他者から与えられるもの。

よって、完全なる孤独というものがあり得ない以上、
それを否定し切ることは誰にもできません。

なぜなら、それは他者に対して盲目的に追随する場合だけを指すのではなく、
意識的にそれに反する場合も結果的に「欲望」の発露ということになるからです。
(「他者と違う自分でありたい」という「欲望」、というわけですね)


ことほど左様に、人として生まれ、社会生活を営んでいく以上、
「欲望」というものから逃れることができない我々。

本書を読んで、「欲望」のマネージメントの必要性を実感しました★






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