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和書 492116 (186)



意味と認識―新しい公準
販売元: 日本図書刊行会

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高山氏は、真に哲学者が問題とすべきもの、あるいは、「論理という手法でもって解明できる主題」を扱っています。この国に、哲学の分野で、ここまで正道を歩んだ著者が存在したでしょうか。著者が考えたという帯の文章も素晴らしいです。




意味と無意味
販売元: みすず書房

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意味に餓える社会
販売元: 東京大学出版会

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意味の意味
販売元: 新泉社

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意味の限界―『純粋理性批判』論考
販売元: 勁草書房

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意味の現象学―フッサールからメルロ=ポンティまで (Minerva21世紀ライブラリー)
販売元: ミネルヴァ書房

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意味の支配―人文科学の人間化
販売元: 国文社

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意味の探求―人生論の哲学入門
販売元: 玉川大学出版部

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意味の果てへの旅
販売元: 青土社

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意味の深みへ―東洋哲学の水位
販売元: 岩波書店

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驚くべき、論集である。中でも東洋思想の根幹にあるインド思想の深遠と仏教の神秘主義(空海的真言)を縦横に論じて言葉の立ち現れる阿頼耶識を予感させる解説があるが、これはもの凄い物だ!。唯識は深い世界だ、意識を分析して意識下のレヴェルを構造化する、そのときの知覚意識は、表層的自己が解体され流れ出すトランス状態に近い。意識は表層レヴェルを掻き分けて、真那識、阿頼耶識、そして根源的な未分化の意識の根源へとつながる。その次元ではもう個我は存在しない。言語現象は、そのレヴェルでのみ有益な命題、定理、法則、を得るのであろう。
生成文法が究極にイメージしているものもそこに有るのだろうか?、表層構造の分析に終始しても、意味の生成を突き止められるか?という疑念がある。
井筒俊彦氏は、イスラム思想、イスラム神秘主義の偉大なる碩学であるが、言語哲学者としての恐るべき博識を改めて再認識した。ソシュールイブン・スイーナーからJ・デリダまで、フッサールからメルロー・ポンティ、ローラン・バルド、ユングからラカンまで、カバラ及び唯識から真言密教まで、およそその精髄を食い尽くしている。神秘思想というものは、精神の最も究極のエッセンスである場合多い事をこの本から改めて知った。東洋思想、特にインド哲学(中観・唯識・華厳)について益々好奇心が沸き立つ。一度や二度読んだだけでは、奥深くて、中々得心の行かない、中身の恐ろしく濃い本です。意味生成の言語学、意識の階層世界について、興味のある方には極めて刺激的な論集です。


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