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和書 492116 (192)



生命のかたち―見えるもの・見えないもの (岩田慶治著作集)
販売元: 講談社

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正義論/自由論―寛容の時代へ (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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ロールズ、J.S.ミルなどのリベラリズムに依拠しながら生命倫理や宗教などのアクチュアルな社会問題を論じようとする。それはいいんだけど、色々突っ込みどころ満載の本である。

まず第一に、ロールズの「無知のヴェール」をやたら引き合いに出し、自分の表現で説明・適用しようとしているが、それなら井上達夫の「反転可能性」の一語で片付く話である。
第二に、ミルの危害原理もやたら使いたがるけれど、本書のような使い方は今更な話で、何もミルを引かなくてもわかる範囲だ。
第三に、ロールズ正義原理を日米関係に適用した場合、日本側の市場の閉鎖性が一方的に問題であると主張するが、ロールズに従って日米関係に原初状態を適用すれば格差原理の範囲に該当し、土屋の主張通りにはならない。
第四に、最大の欠点だが、リベラリズムの最も魅力的な部分は本書で扱われていない。

本書によってリベラリズムが判断されるのは寒心に堪えない。リベラリズムはこんな浅い思想ではないはずです。




哲学初歩 (岩波現代文庫 学術 169)
販売元: 岩波書店

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西洋哲学者のチンプンカンプンの翻訳本とは全く違います。読み始めると、自然に丹念に文字を追っている自分に気が付きます。そして、そう読み進めると、わかるんです! 大哲学者の文章が。こういう哲学書、40数年生きてきて、初めて出会いました。




経験と場所 (岩波現代文庫 学術 180 哲学コレクション 2)
販売元: 岩波書店

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インド文明の曙―ヴェーダとウパニシャッド (1967年)
販売元: 岩波書店

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マハトマ・ガンジー (1950年) (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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思想とはなにか (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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日本の思想 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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既に多くのレビューが書かれているので、ここでは2点だけ雑感めいたことを。

1点目は、昔の新書は難しかったのだなぁということ。最近の新書はすっかり雑誌化していて、平易な反面で内容の薄いものが大半だが、本書、特に第1章と第2章は、その抽象度の高さと論理展開の複雑さという点で、手加減無しに難解である。一読了解できる人がいるとすれば、相当頭のいい人に違いない(私には到底ムリ)。1961年の初版以来、80刷を超えるロングセラーとなった本書だが、読者のうち少なくない部分は、実は第3章と第4章の講演部分しか理解していないのではないかという疑いを抱かずにはいられない。

2点目は、丸山真男の釣り師性ということ。「あとがき」に書いてあるが、本書第1章の一部記述は、当時の文学者の神経をひどく刺激したらしい。というのも、(おそらくは東大を念頭に置いて)文学部出身者の法学部出身者(典型的には官僚)への劣等感が、日本文学の「抽象的・概念的なものへの生理的嫌悪」を生んでいると論じたからである。本書に限らず、丸山の著書には他人のコンプレックスを逆撫でするような記述が最低一箇所は含まれている。洞察力鋭敏な丸山が気付かずやっているとは到底思えないので、きっとわざとなのだろう。いや、間違いなくわざとだと思う。




諸子百家―中国古代の思想家たち (岩波新書 青版 437)
販売元: 岩波書店

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思想の自由の歴史 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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