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和書 492116 (198)



文学に現はれたる我が国民思想の研究 6 (岩波文庫 青 140-6)
販売元: 岩波書店

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文学に現はれたる我が国民思想の研究 7 (岩波文庫 青 140-7)
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文学に現はれたる我が国民思想の研究 8 (岩波文庫 青 140-8)
販売元: 岩波書店

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古寺巡礼 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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該博な知識に圧倒されてつい忘れてしまいがちになるが、これは和辻の20代の終わりに書き留められた印象記である。それを踏まえつつ読み進めていくと、確かにその筆の運びは若い。

それが、著者自身が「改版序」において自覚的に書いているような「情熱」であったり、「自由な想像力の飛翔」であったりすることは間違いない。しかし、それだけではない。

これだけ仏教美術に触れ、繊細な直感を自在に羽ばたかせながら、和辻がここでスルーしているもの。それは「死」である。

古都古寺を巡り、その成立の源にまで遡りながら、この本には死の影が極めて希薄である。その意味で、これは美術史・文化史の書でありつつも宗教の書とは為り得ていない。

だが、こうして奈良の地を巡ることができるほどには健康であったと思しき若き日の和辻であれば、それは当然の成り行きであったのかも知れぬ。ここで既に見ることのできる鋭い直感や自由な想像力をもって、和辻の生涯の思索はどこへ向かっていったのか。二体の観音像についての印象をもって閉じられる記述を読みつつ、評者はそのような方向への関心を抱くに至った。




倫理学 2 (2) (岩波文庫 青 144-10)
販売元: 岩波書店

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倫理学 3 (3) (岩波文庫 青 144-11)
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倫理学 4 (4) (岩波文庫 青 144-12)
販売元: 岩波書店

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人間の学としての倫理学 (岩波文庫 青 144-13)
販売元: 岩波書店

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人間の学としての倫理学の大切さは、読めば読むほど分かってくる。
アリストテレス、カント、コーヘン、ヘーゲル、フォイエルバッハ、マルクスと、誰がどういうことを言ったかはよく分からない。
しかし、問われているのは人間としての存在と、学としての目標だというのは共感できる。
科学という名のもとに希薄な事象がもてはやされることがある。
本当に人間に取って重要な事項が何かを問わない学は腐敗するだろうということが滲み出てくるような木がする。




風土―人間学的考察 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 和辻は「寒さ」の現象を考察してこのようにいう。
「我々は寒さを感ずる前に寒気というごときものの独立の有をいかにして知るのであろうか。それは不可能である。我々は寒さを感ずることにおいて寒気を見いだすのである。しかもその寒気が外にあって我々に迫り来ると考えるのは、志向的関係についての誤解にほかならない。」
 「寒さ」を感じることにおいて「寒気」を見いだすという。これは逆に言うこともできる。「寒気」を見いだすことにおいて、「寒さ」を感じる、と。このことは、天気予報を考えれば、このことも事実であることに気づく。それは、寒気がわれわれに接近することを告げる。この場合は、寒気というものが独立に存在しているのである。したがって、志向関係はどうでもよいことになる。わざわざ志向関係を述べる必要はない。





鎖国 上―日本の悲劇 (1) (岩波文庫 青 144-3)
販売元: 岩波書店

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