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和書 492116 (208)



ディコンストラクション (1) (岩波現代選書 (105))
販売元: 岩波書店

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ディコンストラクション (2) (岩波現代選書 (106))
販売元: 岩波書店

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カントの時間論 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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 この人の解釈は独特である。普通のカントとは違う線上をいつも走っている。この時間論もその一つである。時間は直観であるが、この人は直観と異なる論理で過去を問題にしている。カントに即してというよりも著者自身の勝手な想像によって構築した過去である。この人は次から次へとカントについて書いているが、「カントの人間学」のような理論書でないものに向いているように思う。






共通感覚論 (岩波現代文庫―学術)
販売元: 岩波書店

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 どこも平凡で面白くない本だが、それだけでなく著者は肝心の「共通感覚」の意味を完全に誤解していたらしい。その後、専門家によって訂正がなされているので、簡単には、例えば、田島正樹『読む哲学事典』の「共通感覚と感覚質」の項目を読んでみるとよい。その後、ぜひ、アリストテレスの原典にあたって確かめいただきたい。ただに誤解であるというだけでなく、正しい解釈の方がずっと興味深い世界観を与えてくれるのがわかる。




現代語訳 清沢満之語録 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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現代語訳 論語 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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学校で習う「論語」だけでは物足りないので買って読んでみました。
まず白文、書き下し文、そして現代語訳、たまに著者による解説が少しといった大変シンプルで無駄のない本です。
論語や孔子に関する本を読む際、まず論語には何が書かれているのかと読み進めるには適切な本だと思います。




現代史の課題 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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評論家である亀井氏が、遠山茂樹氏らが執筆した『昭和史』について疑問を呈する。太平洋戦争は、果たして軍部、政治家、実業からと、それに反対して弾圧された人々だけで動いたのか?その中間に、動揺する国民がいたはずではないか?国民、人間が不在ではないか?と。

その他、天皇制や転向、共産党言の問題などについて様々な考察がなされているが、本書が書かれたのが1957年と言うこともあり、現在では切実でない問題も多い。しかし、戦争中果たして国民は本音のところではどう思っていたのか、という疑問や違和感に対して、率直な文章は大変興味深い。そして、ここで問われていることは、現代でも決して古い質問とも思えない、持ち越されたもののように感じるのはなぜだろうか。





滑稽―古代中国の異人(ストレンジャー)たち (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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本書は大室氏の全仕事上で重要な転換点となった、あの『劇場都市』の助走あるいは原型にあたるものだ。取り扱う中国史、中国思想史の時期がそうであるが、文体的にもすでに『劇場都市』を彷彿とさせる。大室ワールドの読者で、その世界の成り立ち、全体像、構造にも興味のある方、未読ならすぐにも読まねばなるまい。大室幹雄氏の仕事に未知ではあるが、中国思想史には興味をお持ちの諸兄にも、是非お勧めしたい。ここから大室氏の他の仕事に入っていかれるならば、なおのこと結構である。あなたの知的読書の枠を大いに広げられることであろう。




志賀重昂『日本風景論』精読 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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明治になって「風景」が発見された、とは、いわゆる「伝統の創造」的な文脈でよく言われることです。しかし、それが当時持っていた意味を、ここまでわかりやすく解説した本はないのではないでしょうか。わかりやすいだけに不用意な部分もありますが、それを補って余りあるほど分かりやすく整理されていると思います。もう現在の我々には想像できないような新鮮さの理由と、しかし、そこにあった限界と。さらに、ナショナリズムと天皇制の間の志賀の距離は、その後の日本の行き方を考えるうえでも重要なポイントです。文学方面に関心のある方には、柄谷行人『日本近代文学の起源』の「風景の発見」と、そこから導かれた加藤典洋『日本風景論』の「武蔵野の消滅」の併読をおススメします。




宗教と非宗教の間 (岩波現代文庫―学術)
販売元: 岩波書店

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 現代は「ニヒリズム」の時代といえます。拠り所となるような価値観を見出せず、そのため人々はいたずらに拠り所を求めようとする。しかしどれも拠り所とはなりえない・・・そんな時代です。
 さてこういった「どんづまり」な状況で私たちは「人間」という存在をもう一度見つめなおす必要があります。西谷先生は禅の立場からそれは「空」であるといいます。「人間」という確固たる「もの」が存在するのではなく、つねに存在は流転しているということです。
 もちろん西洋の合理主義に染まりつつある日本人にとって理解することは容易ではありません。しかし西谷先生の思想の中に現代を生き抜く知恵があるように思います。


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