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和書 492116 (238)



ラッセル幸福論 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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英米現代哲学の父とでも言うべきラッセルの人生論みたいな本です。哲学的にはあまり意味がありません。この本を読んでも、ラッセルの入門にもなりません。岩波文庫らしくないです。論文集ではなく、完結した著作という基準で選ぶと、"Problems of Philosophy"あたりが一番手頃なのですが、他の出版社が文庫で出していましたね。




臨済・荘子 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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歴史序説〈3〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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第3巻の前半に当たる第五章では生計とそれに伴う文明社会の諸技術について詳述してある。商業論を含むこの章は本著の中でも現代における教養書として最も読み応えのある部分ではないだろうか。

「商業に従事する者は詐欺や不正売買によって不利益を被らないように、ことがあれば論争や裁判をいとわない姿勢を示すことが大事である。ところで行為はその人の性質に影響を与えるが、論争好きという性質はその人の人格に決して良い影響を与えない。よって商人の人格は指導者のそれに劣る。しかし権威の庇護を受けた商人はこの限りではない。」これは著者のいくつかの見解を一文にまとめたものだが、是非本文を読んでその根拠に触れてもらいたい。

後半からは諸学問の由来と存在意義を説明する第六章に入る。神学と哲学の対立を明確に説明するなどの他、魔術についても存在する「事実」と認めた上で三種類に分類し科学的な証明を試みている。




歴史と自然科学・道徳の原理に就て・聖―「プレルーディエン」より (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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列子 (下) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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連続性の哲学 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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1897年にマサチューセッツで行われた連続講演がベース。
プラグマティズムの祖としてジェイムズがもちあげ、記号論理学で有名な人物。
こんな程度のイメージだった。そもそも本書を手にしたのも、ジェイムズの
『プラグマティズム』を買ったついで(笑)。タイトルからカントールの集合論の
思想史的解説、位にしか思ってなかった。ところが、読んでみてビックリ!
こ、こ、これはっ!もろに思弁的形而上学=宇宙論の書ではないか!。特徴を幾つか。
① 当時(19世紀末)の最新の数学や物理等の新知見を織り込んでいること。
② 事実認識・考察過程は記号論理を重視。そこから一般化の段階では帰納的方法の限界
を意識し、そに思弁的な仮説的形而上学の意味を見出したこと。
③ 原初的なものとしての連続性(一般性・普遍性より高い次元とされる)をイデア的可
能態とし、現実化した宇宙はこのイデアから派生したとする。
④ 宇宙は進化的で保存則に従う物理的原理と、因果律が成立する不可逆的な精神的原理
の2要素もつ。等々…。
解説によれば、この講演はジェイムズが仲介し、ジョサイヤ・ロイスやサンタヤナ
も出席したらしい。荒削りではあるが、モチーフはホワイトヘッドの『過程と実在』な
みの壮大さ。両者の体系は良く似た点も多い
(ホワイトヘッドのEternalObject永遠的客体とパースのイデア界は似ている)。
ただ、ホワイトヘッドが形而上学に取り組むのがハーバードへ移った1924年以降なので、
文字通りパースは仮説的思弁哲学(宇宙論)の先駆者といってよい。いい意味での「いかがわしいさ」を備えた書。




老子 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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この本は、老子の日本人による解説として、最良のものである。
全八十一章からなる老子という人物のアフォリズムでつづられた思想を、
1973年の考古学上の発見をもとに、改訂している。注釈は、漢代のものが基本となり、従来は王弼(おうひつ)注に依拠したが、現在では河上公注の斬新さが注目されている。
演習の参考書として、最適の本である。リプリントが望まれる。




老年について
販売元: 岩波書店

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キケローは63歳で亡くなりましたが、ある本によればその当時の平均寿命は20歳程度だったことを考えると、非常に長生きした人です。約60ページの長くない文章ですが、老いることで見えてくる人生の素晴らしさを謳い上げたキケローの文章は、2000年も前に書かれたものとは思えず、また精神性の高さに驚嘆させられます。長生きして、このような境地に到達し、後世に残せたキケローは幸せ者かも。




論語 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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私は、中国の古典に関しては兵法書を中心に学んでいたので、『論語』は少し軽視していたのですが、改めて読み直してみると、やっぱり『論語』は凄いです。実践的な処世訓としては兵法書の方が優れていると思いますが、人の生きるべき《道》を正す、という点では『論語』の方が格段に優れています。どちらが正しいという問題ではなく、両者を同時に学ぶのが、一番、実践的な役に立つ読み方だと思います。




論理哲学論考 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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哲学のバックボーン無しでこれを読んで自分なりに理解してから
『論考を読む』等の解説本を読むと、多くの人は自分の考えの浅薄さに
呆れる事になると思います。かくいう自分もそうでした。

とにかくこれは普通の本ではないので、内容を理解するという観点からすれば
『論考』を直接読むよりも解説本から読んだ方がいいのかもしれません。

でも『論考』→『論考を読む』というような順番で読むと
上で書いたような恥辱と、ある種の「そうだったのか!」的な感動が味わえますので
Mな人や巷で流行の「アハ!体験」みたいな事をしてみたい人は、
ここはあえて『論考』から読んでみたらいいんじゃないかなと思います。


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