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和書 492116 (241)



隠逸の思想
販売元: ぺりかん社

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 1993年に同じぺりかん社から出版した『中国における隠逸思想の研究』の補完的な作品。前著が思想史的な側面を追ったのに対し、本書は実際に隠逸した知識人ひとりひとりに焦点を当て、その実態を明らかにしている。
 隠逸とは、大まかに言ってしまえば、隠者になること。政府に受け入れられない、あるいは自ら姿を隠すなどして下野することを言う。陶淵明や王維が有名で、中国における理想的人生のひとつに数えられた。
 本書は陶淵明や竹林の七賢など、百人近くを取り上げて、彼らが隠逸に走った理由、自らの隠逸をどのように捉えていたかといったことが、詩文を通して解読される。時代ごとの区分や特徴も論じられており、充実した内容となっている。
 しかし、全体はお粗末な出来だと思う。単に隠逸者を列挙するのみで全体の筋道に欠ける。分析するに当たっても、紹介というだけで、踏み込むものがない。




飲食男女―老荘思想入門
販売元: 朝日出版社

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 戦後すぐに書かれた「老子」「荘子」での非常に抑制の効いた論調とは打って変わり、福永先生がまるで荘子にでもなったかのように、自由自在、融通無碍に老荘思想とこの世のあらゆるものとの関係を語っている本。
 対談をまとめているので、多少ハメを外しやすい状況にはあったと思うが、やはり年齢を重ねるとこのような境地に達するものなのか。

 よく読むと、論理がかなり飛躍している部分もあって完全に理解することは難しいと思うが、流すのであれば抵抗なく読めるので、老荘思想の入門者にとっても良い本だと思う。
 2回読んでみたが、今後も読み返すたびに自分の解釈が変わりそうな気がする。摩訶不思議かつ非常に面白い本であった。





隠者の尊重―中国の歴史哲学
販売元: 筑摩書房

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隠棲の哲学―国際化時代を支える七つの柱
販売元: MBC21

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インダクション―推論・学習・発見の統合理論へ向けて (新曜社認知科学選書)
販売元: 新曜社

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アメリカ マサチューセッツ工大出版会から世に出るや、人工知能研究に新風を吹き込んだ本の翻訳。今日、人工生命の名で呼ばれる分野の基礎となる「クラシファイア・システム」というアイデアを提案し、帰納推論によって機械に学習させる方法を丁寧に解説しています。本書は原著の雰囲気を損なわずに学術的にもしっかりした翻訳がなされており、好感が持てます。機械学習の基礎について勉強したい方、人工知能・人工生命研究の歴史を振り返ってみたい方にお勧めです。




院長夫人のための医療法人入門
販売元: 第一法規出版

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臨床化学 (INTEGRATED ESSENTIALS)
販売元: 南江堂

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インテリジェンス入門―利益を実現する知識の創造
販売元: 慶應義塾大学出版会

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 日本では外交で後手にまわる度に、
「情報機関が無いから必要な情報が集まらない」と言われる。
しかしでは情報機関が在れば魔法のように確信情報(ハードインテリジェンス)が集まってくるかというと、そうではない。
 それは幻想だ。著者が力説するように「初めにリクワイアメントありき」なのだ。
 優秀なスパイを世界に配置したところで、
政策判断者の戦略に基づいたリクワイアメント無しには、
情報は集まってこない。
 席に座っているだけでは料理は運ばれて来ないのだ。
つまり政治家にはオーダーする能力が問われているのである。
 何れにしろインテリジェンスの定義からサイクルまで言及した、
日本で唯一と言っていい位冷静なテキストになっている。
*注:サブタイトルからすると企業向けのように思われるが、
内容は、今後、情報統括庁設立に携わる公務員に最適な著作と確信する。





インテレクチュアルズ
販売元: 株式会社共同通信社

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左翼知識人達がヤリ玉にあげられている。
彼等は1、広い意味でヒューマニズムの信奉者である。神の位置に人間を代入する立場といっていいだろう。素朴なルソーの理論から洗練されたマルクス主義(人間の本質は社会的関係の総体とする。)まで。
2、人間性の準形而上学的な変革が可能であり、人間性は完璧なものになりうる。悪を克服できる。
3、理性により打ち立てられた観念的理論=社会工学によって至福千年的ユートピアを現世に実現できるとする。
ところが彼等自身は全員極めて不完全な欠点だらけの人間たちだ。(素晴らしい才能の持ち主だが。)どこか自己省察が決定的に欠けているのだ。
まあ、こうした欠点は「左翼」知識人特有のものではなく「天才」の一般的傾向だと私は思う。
また著者は宗教の必要性を説くが、どうも著者の宗教は小奇麗で理知的過ぎる。
宗教こそ至福千年を求める変革、暴力、エロティシズムを求める観念の原型ではなかろうか。
90年代以降、宗教の荒れ狂う時代に入ったが、今、本書を読み返すとそう感じる。




インテレクチュアルズ―知の巨人の実像に迫る (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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左翼知識人達がヤリ玉にあげられている。
彼等は1、広い意味でヒューマニズムの信奉者である。神の位置に人間を代入する立場といっていいだろう。素朴なルソーの理論から洗練されたマルクス主義(人間の本質は社会的関係の総体とする。)まで。
2、人間性の準形而上学的な変革が可能であり、人間性は完璧なものになりうる。悪を克服できる。
3、理性により打ち立てられた観念的理論=社会工学によって至福千年的ユートピアを現世に実現できるとする。
ところが彼等自身は全員極めて不完全な欠点だらけの人間たちだ。(素晴らしい才能の持ち主だが。)どこか自己省察が決定的に欠けているのだ。
まあ、こうした欠点は「左翼」知識人特有のものではなく「天才」の一般的傾向だと私は思う。
また著者は宗教の必要性を説くが、どうも著者の宗教は小奇麗で理知的過ぎる。
宗教こそ至福千年を求める変革、暴力、エロティシズムを求める観念の原型ではなかろうか。
90年代以降、宗教の荒れ狂う時代に入ったが、今、本書を読み返すとそう感じる。


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