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和書 492116 (350)



鏡の文化史 (りぶらりあ選書)
販売元: 法政大学出版局

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輝ける悪徳―アウグスティヌスの深層心理
販売元: 教文館

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書きたがる脳 言語と創造性の科学
販売元: ランダムハウス講談社

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どうしても書きたいという欲望を欲する作家を古今東西の例を挙げて説明していく。
さらに現在の時流のブログ、ホームページの更新しまくる人々はどうかと解説していく。
著者は「本はこれからの時代最低必要限の実務書意外一般の人々は読まないだろう。
私はこの本を書くのに本棚まで手を伸ばさずネット検索した」述べていますが、
もし著作権問題、ミリオンブック計画が進めば近未来にも実現しそうな
内容。
内容的にはハイパーグラフィアの例を数多く挙げるだけなので、その中から読みたい作家を
拾い出す孫引きにはいいかも。




柿本人麿の歌 (1980年)
販売元: 聖教新聞社

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家郷を離れず―西谷啓治先生特別講義
販売元: 創文社

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蝸牛考 (1930年)
販売元: 刀江書院

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蝸牛考 (1980年) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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核時代のヘーゲル哲学 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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格言集
販売元: 白水社

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覚悟としての死生学 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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この本は総論・各論の各論部分であると筆者はあとがきで述べている。私は各論である本書を読み終えた今、総論部分の発売を大いに期待したい。

この本は「死生学」の本である。「死」と「生」の本である。「死」だけではないし、もちろん「生」だけでもない。

導入としてまさに現在身近になった話題から始まっている。「尊厳死・安楽死」「臓器移植」「クローン人間」「遺伝子操作」に触れ、それぞれ筆者の持論が述べられている。筆者は「なんとなく」的な反論を論破し、論理的に考えることを訴える。

そして生と死に直接的につながる問題へ焦点を移していく。筆者は民主主義国家という前提を置き、本人の望まない身体への介入が論理的に問題があるとする。また人を殺すことそれ自体は決して自明に否定されるものではなく、むしろ人を殺す権利が自明であり、それを国家が与っているのが現在の日本の状況だという。よって自殺、売春などを論理的に否定することなどはできないが、中絶は胎児の意思を無視している可能性により、議論の余地が生まれてくる。

筆者はそれらの生死の問題に焦点を当てる際、現行の法律にも触れている。法に定められているから「善い・悪い」というのではなく、なにかしらの判断により作られた法と筆者の論理的結論を照らし合わせる。自殺においては自殺自体が罪ではないにも拘らず自殺幇助罪があることに触れ、キリスト教法系列をそのまま受け入れた歴史的背景から矛盾を指摘する。さらに中絶に関しては堕胎罪があるにも関わらず中絶が合法に行われている現状に「なぜ」を突きつけ、そこに存在する法解釈による法運用の不完全さを明らかにする。日本が大陸法とコモン・ロー両方を取り入れて消化し切れていない現状を説明する。

その上で個人が死生観を持つことを訴えるのだ、その部分は今後発売される総論編のレビューで書いてみたいと思う。


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