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和書 492118 (120)



FBI―独裁者フーバー長官 (中公文庫―BIBLIO20世紀)
販売元: 中央公論新社

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 著者の一人であるサリバンはWWU中に入局し、長年諜報部門のトップとして辣腕を振るった。フーバー長官と衝突し、退官後の1977年に銃の事故で死去した。ウォーターゲート事件後に、ディープスロートの候補に挙がったこともある。
 何せ彼のキャリアは、そのままFBIの戦後史と重なっており、チャールズ・ウィンステッド、ケネディ兄弟とキング牧師暗殺、公民権運動家殺害事件、米国共産党、ホワイトハウスとの癒着に他諜報機関との不和、スパイ狩りにウォーターゲート事件と、本書一冊で戦後FBIとアメリカの歴史を裏表から俯瞰できるようになっている。
 個人的には十一章「スパ大作戦」が最高に面白かった。特に他国大使館への盗聴や侵入といった「武勇伝」が、まるで当然の行為のごとく堂々と描かれているのには驚かされる。FBIの盗聴作戦は有名な話で、私も特に人権派というわけではないので、別にそのこと自体とやかく言うつもりはないが、それでも「こんなこと書いて大丈夫か」と思わされる。
 事件解決よりも、イメージアップと自己保身のことしか頭にないフーバー長官の逸脱ぶりは爆笑必至である。
 とは言え、911テロのような事件が発生してしまうと、笑ってばかりもいられない。
 FBIとフーバーにまつわる「神話」は、現在ではすっかりその実態が暴露されているが、その先駆けとなったのが本書であろう(多分)。今から読んでも、決して遅いことはない。




FBIの危険なファイル―狙われた文学者たち
販売元: 中央公論社

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FBI対CIA―アメリカ情報機関 暗闘の50年史
販売元: 早川書房

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FBI心理分析官 異常殺人者ファイル〈上〉
販売元: 原書房

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理論整然と並べられた教科書というよりかは,読み物的感覚の方が近いと思う.
ただ,まとめた内容とその事例が詳しく述べられているので,理解しやすい.
プロファイリングの決定版というよりかは,初歩的な内容.
実際,プロファイリングとして使われているようなデータの分類法が記述されていることが,教科書的なのかな.




FBI心理分析官 異常殺人者ファイル〈下〉
販売元: 原書房

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FBI心理分析官凶悪犯罪捜査マニュアル (上)
販売元: 原書房

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犯罪の傾向、犯人の行動から事件の真相を分析、そして捜査・解決ためのマニュアル。
犯罪者の育成環境・心理等を知りたい人は別の本を読まれたし。
これは知らず知らずのうちに自分も被害者になるリスクを犯してるかもしれないと実感してしまう本です。
防犯のために一読しておくのも良いかも知れません。





FBI心理分析官凶悪犯罪捜査マニュアル (下)
販売元: 原書房

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FBI捜査官―証言 これがアメリカの犯罪最前線だ!
販売元: 光文社

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FBI潜入捜査官―マフィアを騙してゴッドファーザーになった男
販売元: バジリコ

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FBI神話の崩壊
販売元: 原書房

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