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和書 492126 (316)



とびっきり超怖ーい話―戦慄と妖気の怪談集 (ワニ文庫)
販売元: ベストセラーズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 読後に嫌~な怖さが残る本です。

 この本は怪談集ですが、一般的な怪談とは雰囲気がちょっと違います。「幽霊」というより、もっと肉感的な感じの異形のモノ達。奇妙さと、生々しさ。なんとも言えません。

 それぞれの話を読み終わっても、その正体・因縁については、ほとんどの場合、何もわかりません。謎のままです。それがますます恐怖心を煽ります。

 なによりも、文章がすごくイイ。人に嫌悪感を与える擬音語がとても効果的です。

 一味違う怪談を味わいたい人は是非。




大好き!今日からのわたし。 ~愛される心とからだををつくる秘密の呪文集~
販売元: 宝島社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本は、まさに現代版『声字実相義』です。

確かに、乙女チックな表紙やあまりにも世俗的な(バストアップなど)ご利益を得るための
マントラ(真言)が記載さてれいます。もちろん、効果があるのでしょうから、これらの効果
を求める女性の方は、素直に実行してみるといいかもしれません。

しかし、この本の真価(つまり、苫米地氏が監修をしている所以)は、マントラの唱え方に
あると読みます。
つまり、ただ唱えればいいわけではない。詳しくは、本書をごらんになるしかないのですが
、唱え方の方法、心構えなどを、ご専門の脳機能の視点から解説されておられます。

まさにこの部分を密教における口蜜(その流れを汲む“念仏”)の説明として読んではいかが
でしょうか?こんなにわかりやすい説明はありません。
まさに、現代の『声字実相義』です。

再度、記載し強調しますが、表紙やご利益部分に過度の注視をしない事!
密教論(口密の論)として読む方は、真言の唱え方等の方法論を汲み取ってみてください。
きっと、光明がさすことと思います。(もちろん悪用禁止です!!)


                                 ・・・お粗末さまでしたm(__)m




ともこ―Especially for you (The name book (3))
販売元: 学研

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ともにつくる物語―アルコール依存症回復女性とフェミニストカウンセラーとの対話
販売元: ユック舎

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井上摩耶子さんが新しい本を出した。『フェミニスト・カウンセリングへの招待』につづく2冊目。なかなか快調のようでうらやましい。今回はフェミニスト・カウンセラーとしてつきあったアルコール依存から回復した人との対話が中心で、やっぱり話し上手、というよりは聞き上手な彼女に感心してしまった。『ともにつくる物語』は題名の通りアルコール依存 を克服した松下美江子さんと摩耶子さんの対話が中心だが、話しているのはもっぱら松下さんで、語られる物語は松下さんの半生記である。

 松下さんがアルコール依存症になった原因は、専業主婦であること、しかも、結婚前の妊娠で何度も堕胎手術をして子どもができなかったこと、夫の転勤で各地を転々として、友人関係ができにくかったことなどである。銀行に勤めるエリートサラリーマンの妻がアルコール依存症、となれば、周囲の目は当然冷たいし厳しい。「何とだらしがない」「甘ったれな」といったセリフをはきたくなるのは、たぶんぼくも同じだろう。

 けれども、二人の対話を聞いていると、なぜアルコールに頼るようになったのか、どうしてそこからぬけ出せなかったのかが理解できるようになる。たとえ、すぐに結婚するとはいっても結婚前に妊娠してしまったら、そのことに罪悪感をもつ。だから堕胎手術ということになるが、今度はそれが新たな不安や罪悪感になって妊娠恐怖症になる。で、妊娠をよく確かめずにまた手術。時代は戦後の混乱がまだおさまらない昭和20年代の末。結婚や性に対する考え方は今とはまるで違っていて、医療や身体に対する知識はお粗末なものだった。

 結婚するが子どもはできない。高度成長期の銀行マンだった夫は家にはあまりいない。自分の時間をどう使うか。あれこれやってみても、夫の転勤とともに中断。昼間から酒を飲む生活が始まる。そうして30代から40代にかけてアルコールに依存した毎日が続くことになる。だらしがないからではなく、潔癖であるから、怠け者だからでなく、いろいろやりたい、やらねばという気があるからこそ陥る泥沼。この本を読んでいくと、そのあたりのプロセスがよくわかる。

 摩耶子さんは前作で「物語を聴くことは、今もうっとりする体験である。子どもの頃は、もっとうっとりする体験だった。私の想像力は、人が話す物語を聴くときに一番遠くまで広がっていく気がする。」と書いていた。今回の話はとてもうっとりするようなものではないが、摩耶子さんの想像力はぴったり松下さんに重なっている。




ともに生きる―霊能力者からの助言
販売元: 榕樹書房

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ともに生きる―魂と心の現世遍
販売元: 光輪会

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ともみ (the NAME BOOK)
販売元: 学習研究社

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とらわれる生き方 あるがままの生き方 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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とらわれる生き方、あるがままの生き方
販売元: 講談社

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とりかへばや、男と女 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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著者の河合氏は臨床心理学の第一人者。対談の名手で、各界の識者との対談集など多数。現在、文化庁の長官を務めている。

そんな著者が本書の題材に選んだのは「とりかへばや物語」。平安末期に成立したようだが、作者は不詳。話の荒筋は、高貴な家に生まれた姉弟が男女逆の性格を持つため、逆の性を持つ人間として育てられ、宮中に入り様々な苦難に遭うが、最後はハッピー・エンドで終るというもの。男として生きている姉が別の貴族に犯される等、露骨かつ倒錯した性描写があり全体的に退廃的ムードが漂う。昔から作品に対する評価も「源氏物語」に始まる王朝文学の悼尾を飾る秀作という説と、王朝文学の終焉の象徴という説に分かれていたようである。

河合氏はこの倒錯した物語に現代にも通じる男と女の深層心理を見る。現代の用語で言えば「性同一性症候群」か。河合氏はユング派であるが、「自分は何者であるのか」という認識が心理学、ひいては河合氏の専門である臨床心理の場でも重要になる。この問題が、平安の昔(あるいはそれ以前)から現代に至るまで続いていることを本書は教えてくれる。あるいは、永遠の課題なのかもしれない。

この小文を書いている時、河合氏が脳梗塞で意識不明との報が入った。いち早い回復をお祈りしたい。


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