和書 492132 (100)
狸とその世界 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社
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断髪―近代東アジアの文化衝突 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社
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中国、韓国、日本が近代化に直面したとき、いちばん個人的な部分でショックを受けたもの---それが「髪型を変えること」。この視点がとても新鮮。ごく普通の人が面白く読める本になっています。
筆者も述べているように韓国についての記述は多くはありませんが、全体のバランスも非常に良いと思います。被害者、侵略者、どちらの見方にもかたよることなく、近代の人々の様子が生き生きと描かれ、彼らの動揺を素直に感じられる筆致も魅力。
個人的には「高村光太郎の祖父がちょんまげを切ったとき」のエピソードが、微笑ましい好例として印象に残っています。
道具が語る生活史 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社
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日本人の起源 (朝日選書 (264))
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日本人の起源 (朝日選書)
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日本人の死のかたち 伝統儀礼から靖国まで (朝日選書)
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今更死の政治性について論じてみる必要もなかろう。死者儀礼において、旧軍でも日本人の伝統的な身体と魂の扱い方に配慮せざるを得ず、霊魂は靖国に祭り、遺体は家に戻すことが原則のようであったが、一つ疑問が残った。近畿地方に見られる両墓制が成立しているところでは、原則として遺体は死穢として排除したはずだが、戦時中はどのような扱いがなされたのだろうか。
羊と樅の木の歌―ルーマニア農牧民の生活誌 (朝日選書)
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美食の社会史 (朝日選書)
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民族の出会うかたち (朝日選書)
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モンゴル草原の生活世界 (朝日選書)
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モンゴルの遊牧民は、ヒツジ・ヤギ・ウシ・ウマ・ラクダの5種類の家畜を放牧し、季節に応じて宿営地間を移動する。農耕民の集落に相当する集団が、おおむね夏は集まり冬は散るというパターンで離合集散を繰り返すという。本書には、家畜の生態を暮らしの中心に据えたモンゴル遊牧民の生活が生き生きと具体的に描かれていて、旅行ガイドには書かれていない遊牧民の日常生活が目に浮かんでくる。
なかでも次のエピソードはよかった。母ヒツジがまれに子ヒツジを認識できなくなる「子嫌い」という現象があり、そうなってしまうと母ヒツジは子への授乳を拒否してしまうそうだ。そこで、人が哺乳瓶で乳を与えたり、他のヒツジを養母にしたてるのだが、その際に養母になるヒツジをなだめるために唄われる「子とらせの唄」の歌詞がなんともいえず牧歌的なのだ。モンゴルでの人と家畜の距離の近さがよくわかった。