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和書 492132 (101)



モンゴル大草原遊牧誌―内蒙古自治区で暮らした4年 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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モンゴロイドの道 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 我々を含むモンゴロイドの壮大な足跡を追うアンソロジー。
 複数の著者による法医学、免疫学、人類学、考古学などのそれぞれの専門の立場からのモンゴロイドの移動について迫る。
 人類の起源からアジア大陸やアメリカ大陸への大移動、そして我々日本人の形成への壮大なドラマが描かれる。
 やや古い本なので、今日の観点からは検討な必要もあるが、十分啓蒙書としての価値は今日でもあるといえる。




新版 霊柩車の誕生 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 この書物は著者の処女出版。この人は読者を楽しませることに多くの力をはらっている。「あとがき」にそのことがよくでている。霊柩車論を吹聴して、「霊柩車の井上」というイメージをもらい、『あの車を見るたびにお前の顔を思いだす』と友人に言われ、「本書の出版でこのイメージを決定的にする」、と。
 本文はと言うと、葬送形式の推移のなかに、大正中期からはじまる大衆社会の形成を見る。それにあわせる形で、大衆のデザイン感覚反映したキュッチュな「宮型(神社仏閣、仏壇やお神輿を思いださせる)霊柩車」が普及する。
 あるいは、宮型霊柩車の普及が、それまでは上層階層から下層階層へ流れていった文化に反撃し、逆に下層の文化が上層の文化を駆逐するということを、実証してみせた、大変楽しいお話。多くの小説からの引用がある。
 霊柩車を素材に、キュッチュを媒介にして、他人の参考文献を借りずに、文化論をたたき出して見せるのは著者ぐらいなものでは、なかろうか。
 あまりにも独創的なので、その後の作品はこの著書を中心にまわっていないだろうか。何を言う。モーツアルトを聞いてみよ。





トウチャン一家と13年―わがアマゾン (朝日ノンフィクション)
販売元: 朝日新聞社

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北の波涛に唄う (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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先住民族アイヌの現在 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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ナバホへの旅 たましいの風景
販売元: 朝日新聞社

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先日、雑誌の対談を読んでから、「中心に権力を持たない社会」というようなものを考えていて、それからこの本を読んでいて、ナバホの伝統的な儀式「サンダンス」を、チーフ、リーダーとして受け持つ人の話がなんだか繋がる気がした。

河合さんが「チーフになる人はどうやって選ばれるか」と質問すると、相手は「自然」に決まるのだと答える。
「私はほんとうにどうしてか知らない。あるとき、あなたは座っていて、次の日には、あなたは人を助けている。そうして、あなたはチーフになっている・・」
なりたいと思ったり、要求したりするわけではなく、「そうなっていたのです」と答える。

じゃあ、そんなふうにしてなったリーダーが勝手に自分の気に入るように行動し始めたらどうなるのか。と訊くと、これも単純な答えである。

「自然に人は離れていく。ふと気がつくと、周りに誰もいなくなる」
「誰も平等である。中から自然に選ばれたからといって偉いわけでもない。偉いと思った瞬間に人々は離れていく」

1920年代に、ユングは、西欧人がまったく軽視していたアメリカ先住民族の長に会ったときの驚きを書いていて、その長の顔に衝撃を受けたという。その「悠然とした落ち着き」に感嘆する。ヨーロッパでは見られない顔だと感銘を受けた。
河合さんは、現在ならともかくこの時代に、「ヨーロッパの影の部分を認識していた」ユングの先見性に驚いている。

「われわれの観点から植民地化とか、異教徒への宣教、文明の拡張などと呼んでいるものは、別の顔を持っている。つまり残忍なほどの集中力で遠くの獲物を探索する猛禽類の顔付きであり、海賊、野盗といった悪人どもにふさわしい相貌である」

今さらの社会のシステムの頂点に、「悠然とした落ち着き」のリーダーの顔など見られるだろうか。




日本のことわざ (上) (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日本のことわざ〈下〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日本のことわざ〈中〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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