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和書 492132 (137)



異神―中世日本の秘教的世界
販売元: 平凡社

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異次元交換の政治人類学―人類学的思考とはなにか
販売元: 勁草書房

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移住漁民の民俗学的研究
販売元: 吉川弘文館

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異人その他―他十二篇 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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岡正雄は柳田國男と共に雑誌『民族』の発刊にあたり、日本の民族学に独自の
威光を放つ人物。発表した論考が少ないせいもあり知名度は低い。
本書は彼の業績を垣間見る数少ない論文集で、しかも文庫であり、大変貴重で
あったのだが、残念にも絶版となってしまった。江上波夫の有名な「騎馬民族
征服説」は、一九四八年に岡や石田英一郎等と行った座談会上で開陳され、衝撃
を与えた。本書中に含まれる「二十五年の後で」の中で、江上が戦時中の抑留か
ら帰還し田舎に隠遁していた岡と久しぶりにあう件がある。そこで江上は、「君と
だいたい同じ結論になったよ」と述べているので、岡自信も江上とは別に騎馬民
族征服という構想を独自に育み語り合っていたのかもしれない。天皇家の半島由
来を主張する本書中の論文が、何故当初、海外にてドイツ語で発表されなければ
ならなかったのか、岡自信が感慨深く回想している。日本民族の成立過程を重層
的な「異種族混交」と捉える見方は今や常識ですらあるが、早期にこれを展開し
ていたのも岡である。柳田国男の一国民俗学・常民的視点と異なる、混交的・マ
レビト的視点をほぼ同時期に展開しており、もっと評価されていい気がする。




偉人・天才たちの食卓―ピタゴラスからヒトラー、宮沢賢治、マドンナまで、みんなベジタリアンだった
販売元: 徳間書店

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 昨今の健康ブームでやっと、粗食・玄米菜食やマクロビオティック、また直近では、山田鷹夫氏が「不食」という本を出されて、話題になっていますが、この本は、食が健康や運勢、また、精神の向上に大きくかかわっていることを、過去の偉人の食生活を列挙して、詳細に書かれています。菜食や粗食に関心のある方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。出版社にも、ぜひ、再版をお願いしたいです。




異人論―民族社会の心性 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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「異人」とは「民俗社会の外部に住み、さまざまな機会を通じて定住民を接触する人々」として定義されている。
それは山伏であったり、巫女であったり、遍路であったり、旅の者であったり。
そしてこの「異人」は、いつの時代でも、歓待されもしたし、排除されもした。
中には殺され、大金を奪われる異人もいた。これがこの本のメインテーマの一つである「異人殺し」である。
またあとがきで筆者は異人と妖怪の関係について述べている。
「異人」は民俗社会にとっては社会関係上の「他者」であり、また「妖怪」は、人々の想像力によって産み出された「他者」である。一方は社会的存在であり、他方は想像的存在であるが、「異人」が人々の想像力を刺激し、それに「幻想化」という処理が施されると「妖怪」が生じる。例えば、「山伏」に幻想化が施された結果として「天狗」が生じている。
他にも「恐怖の存在としての女性像」など、興味深い話が複数収録されている良書。





異人論序説 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 東北学で著名な赤坂憲雄の往年のデビュー作。

 柳田、折口から高取正男、山口昌男、小松和彦にいたる、文化人類学、民俗学系の知見、西郷信綱などの国文学、ジンメル、ベルグソンの社会学、今村仁司など現代思想系の知見を縦横無尽に駆使して「異人論」を展開。内容は極めてオーソドックスで、あたらしい飛躍はあまり見られない。たびたび引用される今村仁司に「現代思想の系譜学」という著書があるが、まあいわば「異人の系譜学」っていう印象。これだけの知見を収集したのだから飛躍して欲しい。まあ「序説」なんでしょう。
 ただ、文体は魅力的。美味しいゴハンはお米がたってるというけれど、言葉がたってます。いわく、あらゆる秩序の起源には、秘められたひとつの死の風景が横たわっている・・・
続編的位置付けの『排除の現象学』もお奨め。




椅子と日本人のからだ
販売元: 晶文社

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 表向きはイスの本のようですが、坐り方についての理論や民俗誌的な考察に多くのページが割かれています。身体の立場から見たイスのデザイン論と言えるでしょう。
 既存の姿勢理論に対する鋭い批判は痛快ですが、従来のイス研究がまったく触れなかった、東洋の坐法にまで踏み込んで、自分でイスまで作ってしまった筆者の心意気に脱帽。たいへん刺激を受けました。
 文体は読み易く、所々に紀行文のようにフィールドワークのエッセイが書かれていて、行間にも深みのある本です。食生活と姿勢の話は、身近なエピソードが親しみやすく、子どもの教育にも役立てたいと思いました。 
 最終章には方法論がしっかり書かれていて安心します。マルセルモースの「身体技法」についての読みの深さ、物づくりと身体にかんする論考も入念に構成されたものであることがわかりますが、やはりイスの良し悪しを判断するのは、「個々の作品から作り手の意図を丁寧に読み説く意外にない」というところなど、単なる机上の理論ではなく、作家としての真摯な姿勢を感じました。
 イスだけでなく、身体や生活作法に関心のある人にはたいへんお奨めです。




イスラム幻想世界―怪物・英雄・魔術の物語 (Truth In Fantasy)
販売元: 新紀元社

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昨今、注目のイスラム世界。だけどその現状を知る日本人は少ない。
本書はイスラム圏の魔術や怪物に焦点をあてることで読み手の興味を惹きつつ、
一読するだけでイスラム世界の歴史の概要、代表的な偉人たちのエピソード、イスラム文化や人々の気質にいたるまで学べる構成になっている。
その内容はイスラム教の経典コーラン、「アラビアンナイト」を代表に据えるさまざまな古典文学まで幅広くカバーしており、イスラム文化を学ぶうえで格好の入門書といえそうだ。
文章自体も詩的で、娯楽としても非常に楽しめる、好感の持てる一冊。




イスラム社会 (文化人類学叢書)
販売元: 紀伊國屋書店

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