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和書 492132 (160)



無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の事例を中心に (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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物語の哲学 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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著者の専門は科学哲学を中心に分析哲学や大陸系の現象学など広範囲である。哲学においても物語り行為は重要な役割を担う。かのカントの純理にしろ、フッセルのヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学にしろ、ハイデガーの名著存在と時間にしろ、著者が自ら訳し親炙したローティの哲学と自然の鏡にしろ、哲学書の論理的展開を支える強力な物語的構成力なくしては古典的な著作たりえない。たとえばアインシュタインの特殊相対性理論のシンプルな公式表現ですら、物語的ですらある。
 そこで著者第1章を「人間は物語る動物」である、と始める。本書は単著で刊行されたさいには柳田國男と歴史の発見という副題が付けられていたが、著者の意図は物語論一般にあり、現代文庫版では削除されている。つまり、原初的な口承文学を含めて歴史叙述との類似性などを精緻に分析、理論化することが目的である。したがって、所謂文学理論的な著作とは異なり、哲学的あるいはメタ理論的な概念を敷衍して議論を展開している。理論的な流れの中で注目に値するのは、リチャード・ローティが集大成した20世紀前半の哲学革命言語論的転回が、実は歴史学においても1990年代に波及したという指摘を踏まえて、前版を補正してなったのが本版だという。物語理論は、なにも文学が独占する領域ではない。哲学的視点による知の総合理論としての物語論と読むべき著作の誕生である。





韓国民族意識と伝統 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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食と文化の謎 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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食と文化の謎といっても「肉」を食べることを中心に書かれています。なんでも「肉」がコスト&ベネフィットを考えると一番効率のよい食べ物だとか。著者の視点は、人は生活環境からコスト&ベネフィットを鑑み、いろいろなものを選択して食べるということなのですが、当然行きつく先は「人肉」。なぜ食べないのか?なぜ食べるのか?という視点もコスト&ベネフィットのみでしたが、そこにはもっと心理的な要素もあると思うのですが。人殺しの心理とも併せて考えてみると、この点はもっと面白くなったような気がします。でも、それではこの本の趣旨、視点からは離れてしまうのでしょうね‥‥。




新南島風土記 岩波現代文庫―社会
販売元: 岩波書店

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本書は以前、朝日文庫から刊行されてたのですが、それが品切れに
なって以来、長らく絶版でした
ようやく再刊されて良かったと思います

本書は、著者が1964年に八重山の各島を巡った記録であり、
当時の島々の様子が活写されており、大変に貴重なものだと
思います

今でこそ八重山諸島は観光地としても国内有数の場所ですが、
当時は米軍政下におかれており、まだ観光客も少なく、昔からの
文化や生活の姿が残されていました
本書では、そういうことがよく理解できると思います

新城島のアカマタ・クロマタの祭祀(豊年祭)の写真も
掲載されてますが、この祭祀は撮影・録音・録画など一切が禁止
されてるので、どうやって撮影したのか気になるところです

いずれにしても、八重山のことをさらに深く理解しようと思う
方には必読の書でしょう




空からの民俗学 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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前半は,日本各地の航空写真をもとに日本人の生活の跡を想起するエッセイ。航空会社の機内誌に連載したものと思われる。一つ一つは短く,派手さはないが,宮本常一独特の静かで力強い文章が味わえる。田舎だけでなく新宿副都心も対象となっている。
後半は各地の写真を使っている。宮本自身の旅の回想をベースにしながら単なる感傷ではなく,根を張って生きる人々の足跡を力強く刻もうという意思に溢れている。




鳥居龍蔵伝―アジアを走破した人類学者 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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徳島県出身の人類学者、鳥居龍蔵博士の評伝。
筆者は、戦中の北京在の経験を生かし、鳥居博士の海外調査(特に、
現在の内蒙古、満洲)を通じリベラリスト鳥居を活写する。
ただ、惜しむらくは、鳥居博士の調査が膨大多岐にわたることからであ
ろうが、数次に及ぶ調査のそれぞれの学問的位置づけの分析に弱い。ま
た、考古学者の人名等些細な記述漏れも目に付く。
しかし、筆者の鳥居博士とその家族へのまなざしは、鳥居博士の戦中戦
後の行動の清廉さとあいまって、とても暖かく感じられ、読後感は心地
よく、空前にして絶後の学者を知る好著。





宮本常一、アフリカとアジアを歩く (岩波現代文庫―社会)
販売元: 岩波書店

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日本の民俗学者である著者が、
晩年近くに海外に赴いた時の著作。
研究と言うより、
備忘録てきなもの。
しかし、その当時のアフリカの様子が克明に記され、
読んでいて興味が引かれる。




荒野のロマネスク (岩波現代文庫―文芸)
販売元: 岩波書店

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日本の放浪芸 オリジナル版 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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