和書 492132 (167)
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朝鮮童謡選 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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この本には、童謡を話し言葉で表現しようという試みがある。それも、翻訳調、漢文調にならないように、やまとことばで表現しようという試みがある。
国語として近代小説を勉強するなかで、著者の意図であろうとなかろうと、どうしても漢文の素養がベースになっていることに気づかされる。
言葉として日本語の勉強をする上で、プラス面もあるが、そんなものばかりではマイナス面も生じる。
是非小学校の国語の教科書に載せて欲しい。
子供達が韓国に興味をもてば、なおいいではないか。
ついでに、中学校では四書五経と孫子も。
国際交流は地球市民だなどというくだらん標語より、まず相手を理解することより始めないと。
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日本の民家 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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大正11年（1922年）に民家の採集記録として纏められた歴史的名著。詳細にわたるスケッチとそれらに関する記述から成る。考現学という言葉が考案される前の著作であるが、その出現を予言させる「観察と記録」の集大成。
ハンガリー民話集 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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フランス田園伝説集 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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フランス民話集 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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北京年中行事記 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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ヨーロッパ文化と日本文化 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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日本の中世戦国期を知る上で欠かすことの出来ない書。
本書はテーマごとに14章でまとめられ、箇条書きされており、簡潔で読みやすい。
項目ごとの解説も過不足なく、煩わしくない。
14の章は、
・男性・女性・児童・坊主・寺院・日本人の食事・日本人の武器
・馬・病気、医師・書法・家屋・船・劇・その他
現代の日本と変わらぬものもあれば、現代から見れば寧ろエキゾチックな印象を抱くものもある。
次は感動した一項。
「われわれの間（ヨーロッパ）では普通鞭で打って息子を懲罰する。日本ではそういうことは滅多に行なわれない。」
…子を育てるに当って決して懲罰を加えず、言葉を以って戒め、六、七歳の小児に対しても七十歳の人に対するように、真面目に話して譴責する。
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ロシア民話集 (下) (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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ロシア民話集〈上〉 (岩波文庫)
販売元： 岩波書店
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通常類話として一つにまとめられてしまう話（例えば「イワンの馬鹿」「ババヤガー」など）の、微妙に違うバージョンをいくつも集めてまとめてしまうことなくのせている点が面白い。逆に言うと、この話、さっきのと同じじゃん、と飽きる原因にもなるかもしれないが。
またロシアの大思想家アファナーシィェフに注文をつけるのは気が引けるが、このように類話を列挙するのであれば、その話の採取地域と採取時期を記録に残しておいてほしかった。そうすれば本書は（おそらくアファナーシェフが民話収集で狙ったと思われる）ロシアの民衆の心象を系統的に研究するための史料になったのではないか。
それにしても民話はアイディアの泉だと、本書を読みながらつくづく思った。当たり前のように犬や鶏や熊やオオカミがしゃべり、あり得ない光景が繰り広げられる。何を隠そう、私はこれを読みながら一つ童話のプロットを思いついてしまった（しかし文才の問題で今のところ完成に至らず…）。
また、本書を読んでいると、ふとロシア出身のユダヤ人画家、マルク・シャガールの絵を思い出した。宙に浮く鶏や不思議な情景の中で漂う男女など、幻想・前衛的とも言える彼の作風がロシア民話と重なって見えてきたのだ。
マニアックレベルのロシアファンは勿論、子ども向きの作品を作られる方にはいい本かもしれない。
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桃太郎・舌きり雀・花さか爺 (岩波文庫―日本の昔ばなし)
販売元： 岩波書店
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岩波文庫『日本の昔ばなし』シリーズの２巻には、桃太郎、舌きり雀、三年寝太郎など、お馴染み物語が70篇あまり収められている。
方言をそのままに残してあるので、語り口が生き生きとしている。じっくり声に出して読んでも面白いかも知れない。
それにしても庶民の話が多い。西洋の民話と違い、お姫様とか王様（殿様）が出てくる例はほとんどない。日本の昔話の特徴なのだろうか。