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和書 492132 (177)



歌垣と反閇の民族誌―中国に古代の歌舞を訪ねて
販売元: 創樹社

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宴と日本文化―比較民俗学的アプローチ (中公新書 (748))
販売元: 中央公論社

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ウタリ社会と福祉コミュニティ―現代アイヌ民族をめぐる諸問題
販売元: 学文社

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宇田のお地蔵様―おしょうずはよみがえる
販売元: 日本文学館

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宇陀の祭りと伝承 (古典と民俗学叢書)
販売元: おうふう

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内田魯庵山脈―「失われた日本人」発掘
販売元: 晶文社

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この本は講談社『群像』誌の編集長だった渡辺勝夫氏から幕末・維新・明治・大正・昭和初期を一貫して流れる日本近代の知の最良の部分を描き出してくれないかと乞われて95年から98年まで「内田魯庵の不思議ー<失われた日本> 発掘」と題して連載されたものに加筆して再構成したものである。連載が終了しても出版の目途が立たずに2年の月日が流れ、晶文社編集部によって何とか出版にこぎつけた。本の内容的には『「挫折」の昭和史』『『敗者」の精神史』(岩波書店)とともに「日本近代史の見えない部分」を描く三部作の最後の一冊であるといえる。

著者は視点を一人に当てることで、時代への展望も示せるような人物がいないかと考え、自分自身にどこか通じるところがあるという意味で、政治・経済もさることながら何より書物の運命に心を寄せたうえで世界を観察し続けた人物として、内田魯庵に焦点を絞る。魯庵は時代の中をそれぞれの主題に立ち向かいながら生き、しかもその時代に取り込まれることなく自己を実現していった。その様態を描くことにこの本は成功したが、しかしあまりに分厚い書物になってしまった。

体制側の大学の学問が専門化の過程をたどり、結果としてヒエラルキー化、排除に基づく孤立化という道をたどるその中で、排除された人々こそが精神の自由を有し、物に支配されるのではなく、物を通して自らの抱き持つ潜在的可能性を開発していった人々だった。彼らはがんじがらめに藩閥政府が作り出した日常生活の現実の中から隙間を見つけて外へ出て、そこに重力圏を脱した現実を作り出した。その上で隙間を拡大し、数を増やして内と外の相互交通の可能性を増大させネットワークを作り出していった。




内なる江戸―近世再考 (叢書日本再考)
販売元: 弓立社

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内なる外国―『菊と刀』再考 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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まず、この本の優れている点は、「菊と刀」の持つ美点をきっちりと評価しているところだ。そして、ルース・ベネディクトが文化相対主義-つまり、各々の文化を独自に評価する-という視点から、人種と文化を粗雑に結びつけるような方法を批判していたこともきっちりと評価している。しかし、結局のところ、彼女は、超時代的な「日本」というパターン=表象を経由して、明治のイデオローグが用意したわなにはまり込んでしまった。近代の制度を、連綿と続いてきた伝統へと転化する罠に。ルース・ベネディクトが美しい『型』を抽出できたのは、それがもともと、知的に設計されたものだったからなのである。この本は、『菊と刀」に対する優れた批評であり、単に文化相対主義を批判するようなものではない。




宇宙を叩く―火焔太鼓・曼荼羅・アジアの響き (万物照応劇場)
販売元: 工作舎

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■2001年10月20日、私は杉浦康平先生の講演会を職場で企画開催した(「ブック・デザインの宇宙 本の森羅万象」、徳島県/北島町立図書館・創世ホール)。講演会は徳島県内外から、杉浦ファンやデザイナーや建築家など、約2百人がどっと詰め掛ける大盛況となった。日下潤一さん(グラフィック・デザイナー、印刷史研究会)は、わざわざ東京から講演会に参加するために徳島入りされたのだった。講演会は、造本テーマが2時間、もう一本特別に須弥山について語る「手の中の宇宙」が1時間、なんと3時間にも及んだ。坂野公一氏(当時杉浦康平プラスアイズ)が客席からホリゾントに投影する美麗映像数百枚を、杉浦先生は極めて理知的に淡々と解説していった。私たちはただ呆然とその空間に身を任せ、感動に打ち震えたのだった。私は、企画から講演会当日に至る過程で杉浦先生や事務所の方々からいただいたご厚情を、生涯忘れることはないと思う。■本書は、『日本のかたち・アジアのカタチ』(三省堂、1994)、『かたち誕生』(NHK出版、1997)、『宇宙を呑む』(講談社、1999)、『生命の樹・花宇宙』(NHK出版、2000)に続く杉浦先生のライフ・ワーク《万物照応劇場》シリーズの第5弾。今回は工作舎からの刊行である。版元が変わってもシリーズの造本(=杉浦事務所の懐刀・佐藤篤司氏)は一貫していて、凝りに凝っている。■杉浦先生が以前から折に触れて言及されていたアジアの大太鼓「建鼓」「火炎太鼓」について、膨大豊富な図版と共に杉浦ワールドが全面展開されている。アジアの巨大打楽器の装飾や宇宙観についての考察である本書の第一章で、杉浦先生は《聴覚の成立過程》から論を進めてゆく。実にスリルに満ちているのだ。■私は、本書を入手後、直ちにダストジャケットにビニールカバーをかけてありがたく抱きしめたりしている。宝物です。大推薦します。




宇宙のたくらみ
販売元: みすず書房

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