和書 492132 (317)
京都の民俗誌
販売元: 文化出版局
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京都の民話
販売元: 未来社
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京都の昔ばなし (上)
販売元: フジタ
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京都の昔ばなし (下)
販売元: フジタ
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京都の昔話
販売元: 京都新聞社
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京都発見〈4〉丹後の鬼・カモの神
販売元: 新潮社
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京都ふしぎ民俗史
販売元: 京都新聞社
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祇園祭 (京都文庫)
販売元: 松籟社
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京都 舞妓と芸妓の奥座敷 (文春新書)
販売元: 文藝春秋
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タイトル通り、京都の舞妓さんと芸妓さんについて書かれた本です。
舞妓さんや芸妓さんの歴史から、なり方や普段の生活まで、全てコンパクトにまとめられています。
著者は、読者がどういうことを知りたいと思ってこういう本を読もうとしているのか、本当に良くわかっているなあと思いました。
新書なので読みやすいですが、情報量は本当に豊富で、十分過ぎる程です。
著者自身あとがきで、「書き残されているものは非常に少ない」と書いているぐらいですから。
舞妓・芸妓に興味を持って本を探しているのなら、本当にこれを読むだけでOKです。
知りたいことは全部教えてくれますから。
京都魔界案内―出かけよう、「発見の旅」へ (知恵の森文庫)
販売元: 光文社
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この本を読んでいて思い起こされたのは、多木浩二『都市の政治学』(岩波新書)であった。時代を越え、ジャンルを越えて、両書は共通して「人間の生活世界に息づく他界」へと目を向ける。人間が築き上げた都であっても、人間の理解を超えた暗黒を拭い去ることはできない。
こうした観点から読み進めていくと、かの安倍晴明や京都に数多ある寺社の有する意味合いがより鮮明に見えてくる。京都ほど、魔界・冥府・神々―多木の言う都市の「闇」―が目に見える形で表現されている都市は少ないだろう。
この本を片手に、改めて京都巡りをしてみたいと思わせる一冊である。