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和書 492140 (66)



coyote(コヨーテ)No.4 特集ハワイローカルヒーローへの旅「神の中で、人は躍る」
販売元: スイッチ・パブリッシング

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

特集は「ハワイ ローカルヒーローへの旅」となっているが、話題はもっぱらサーファーに集中している。ミュージシャンや海洋学者も登場するのだが、彼らもかつてはトップ・サーファーだったという具合。例によってこの本の特集はかなり徹底しているので、サーファーでない人(私もそうなのだが)にはいささかゲンナリかもしれない。個人的には、古典舞踊としてのフラの継承者とか、ハワイの固有種を保護する自然科学者だとかもう少し幅広い視野で特集が組まれていた方がよかったかなとも感じるのだが。
一方、連載の「星を継ぐもの」は前号に引き続き星野道夫のクィーンシャーロット諸島での話で、前号とは別のガイド2人が別の訪問について語っている。星野道夫の仕事の中でもクィーンシャーロット諸島での写真は特別だと思っている。失われつつある先住民族の文化が朽ちつつあるトーテムポールという形で具現化されており、その象徴に対して写真家が注いでいる畏敬の念、そこに葬られた人々との魂の交歓が痛々しいほどに伝わってくる。そうした写真を撮っているときに、先住民族の神話の継承者で、道夫にそのライフワークとなったワタリガラスの神話を伝えたボブ・サムとどんな様子だったのか。それが語られている今号は大変興味深かった。
ちなみに「最初の一歩」というリレー連載では植村公子さんが植村直己との出会いを書いています。




coyote(コヨーテ)No.5 特集・チベット、ヒマラヤへと続く道「ダライ・ラマもこの道を旅した」
販売元: スイッチ・パブリッシング

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何気なく本屋でふらふらしていた時に、妙に後ろが気になって、ふと見つけたのが、このコヨーテNO.5。特集はチベット・ヒマラヤ、そしてダライ・ラマです。実はその日、ちょうどその時間に、ダライ・ラマが来日して国技館で講演会を行っており、チケットが取れなかった自分にとっては、妙なインスピレーションをもたらされたこともあり、ついついレジに向ってしまいました。
コヨーテは毎回実に深い特集を組んでいるので、読み応えがあり、多くの写真もとても魅力的です。この号では、ダライ・ラマがインドへと亡命した時の険しい旅が描かれています。写真や、イラスト、そしてライターの体験などが混ざり合って、とても不思議な世界が広がっています。チベットの美しさもさることながら、人々の美しい心までもが伝わってくるような本でした。
チベット、ダライ・ラマ、そしてもちろん旅に興味がある人にはとても濃い一冊だと思います。




coyote(コヨーテ)No.6 特集・植村直己「冒険の前に」
販売元: スイッチ・パブリッシング

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旅好きにはとても魅力的な雑誌、コヨーテ。毎号、それぞれ特集の方の豪華な写真や貴重な手紙などが満載で、結構内容の濃いいい本だと思います。値段はちょっと高めですが、納得できる価格ですね。今月6月に発売された号は植村直己さん特集です。過去にも色々な本で植村直己さんの特集が組まれていますが、今回特にこのコヨーテの中の記事で目を引いたのが、植村さんが旅立つ前に奥様の公子さんと話していたのを録音したというテープの中身。とてもかわいらしく、ほほえましく、素敵でした。公子さんのインタビューなどもたくさん盛り込まれており、充実の一冊です。ファンの方には特にオススメします。




coyote(コヨーテ)No.7 特集・動物園で会いましょう。
販売元: スイッチパブリッシング

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特集は「動物園で会いましょう。」
いしいしんじと角田光代、井上陽水と川上弘美がそれぞれ長野の茶臼山動物と井の頭公園の自然文化園を訪ねる。前者のホンワカした会話も、後者の微妙にかみ合っていない会話もどちらも動物園にふさわしい気がする。動物園って、どんな会話でも成立させてしまう不思議な磁場のある場所って思う。
筒井康隆の父親が天王寺動物園の園長をしていたのは驚き。作家はその動物園を久しぶりに訪れる。このエッセイがまたいい。
上野動物園も、最近はやりの旭山動物園も登場しない動物園の特集。身近な動物園だって本当に楽しいんだというメッセージ、確かに受け取りました。




coyote(コヨーテ)No.8 特集・沢木耕太郎「深夜特急ノート」旅がはじまる時
販売元: スイッチ・パブリッシング

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特集は『深夜特急』ノート。『深夜特急』第1便発売から20年、私も貪るように読んだ一人だが、それが今なお特集テーマになるとはやはり驚きだ。いかにこの作品のインパクトが強烈であったか。今回も実に力の入った特集で、旅の途中でラジオ番組に送った手紙や旅が『深夜特急』として上梓されるまでの過程を沢木本人が綴っていたり、彼の仕事ぶりを見守ってきた編集者達の回想が掲載され、当時の熱が伝わってくるようだ。さらに『深夜特急』の原型とも言うべき『飛光よ!飛光よ!』や、沢木と森本哲郎との対談なども再掲されており、『深夜特急』を再読したくなること間違いなし。各ページの合間に置かれた沢木自身が撮影した写真が『天涯』を思わせる。
星野道夫の足跡をたどる連載、旧ユーゴの悲劇を描く連載、池澤夏樹の講演録と、特集外の記事も読み応え十分。




Create魂 Flashクリエイターによるオリジナルアニメ創作論
販売元: アスキー

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Flashを知らなくても大丈夫。知っていたらなおさら面白い。そしてアニメの枠を超えてうなずきハッとさせられる。

ブログの題名「FLA魂」から加筆編集された『Create魂』。この題名のほうが内容をうまく表している。著者はFlashを駆使するクリエイター。作品はウェブですぐに見れるから「青池良輔 PERESTROIKA」や「CATMAN」、著者のサイトを検索してみてほしい。

こんな面白いものをどう作るのか。そんなに語っちゃっていいのと余計な心配をしてしまうくらい丁寧で具体的に記されている。着想、脚本、演出、絵コンテ、自主制作、受注、面白、展開、事例というように。

Flashアニメの専門的な話ばかり、なんてことはない。著者はかつて実写中心の映像制作プロダクションに勤めていて、映画づくりの現場の話も出てくる。たまに理論も紹介されて、そこに経験も裏打ちされて、さらに上に挙げたように作業の段階ごとにまとめられているのだから門外漢にも分かりやすい。

ましてやFlashに関わる人なら必読だろう。体験に基づいているから理想論で終わらない。それも一線で活躍するクリエイターの作業を垣間見れる具体例が存分に使われて満足できるにちがいない。

ただ、装丁もかっこいいし電車の中でスマートなスーツの男性やかわいい女子校生にアピールしちゃおうかな、と本書を開くのなら注意が必要だ。本書の内容で仕事をしているプロの緊張感が本書にみなぎっているのに、要所要所で現れる一こまマンガに笑って噴き出してしまうだろう。著者はクリエイター。本作りにも手は抜いていない。

デジタルコンテンツという成長分野の第一線で活躍する新進気鋭のプロが、自分の仕事内容について説明するように語っているのだから面白くないわけがない。なにせ著者の仕事相手もビジネスのために読むかもしれないのである。第三者が野次馬根性まるだしで読まないなんて、損以外のなんだろう。おすすめ!




首都圏人〈第1号〉空撮・変貌する都市の景観 (CREATIVE BOOK)
販売元: ヒューマンクリエイティブ

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首都圏人〈第3号〉 (CREATIVE BOOK)
販売元: ヒューマンクリエイティブ

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croon after the bed (post card collection)
販売元: スタジオワープ

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怒濤のゲイ・ライフ
販売元: ぶんか社

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