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和書 492142 (140)



売れる本のつくりかた―ベストセラー・ヒット企画を生み出す発想のヒント
販売元: メディアパル

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噂を学ぶ―学問としてのスキャンダル (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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芸能レポーターである著者が、芸能界における噂やスキャンダルの構造などを、著者自身の体験や芸能人の有名なケースなどを織り交ぜつつ解説した作品。また、放送局におけるワイドショーの扱いなどを主な例に出し、マスコミの偏向報道や視聴率との関係性などを焙り出している。

内容の大半は外から見ていても推測が付いていたものだが、具体例がTVやスポーツ紙などでなじみのあるものなので大変理解しやすい。扱っている例が「芸能界」という特殊な世界であるため、一般人に当てはめることは難しいが、マスコミの報道などを読む解く際には大変参考になる作品である。




噂の女
販売元: 幻冬舎

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雑誌「噂の真相」が、かねてからの予定通り休刊したのは2004年3月のこと。
もともとは2000年をもって休刊するというのは岡留安則編集長の創刊時からの方針だった。それが延長されたのは、1995年に作家・和久峻三とトレンドプロデューサー・西川りゅうじんに関する記事によって東京地検特捜部に刑事告訴されたことによる。
裁判中のまま休刊は出来ない、とのことで発行を続行。一審判決が出たところで、休刊を2004年としたのだ。
さて、業界のタブーにとらわれず独自のジャーナリズム世界を築き上げたのが雑誌「噂の真相」だ。編集長の岡留氏という強烈なキャラクターとともに孤高の存在であった。
その岡留氏のインタビューや著書はよく目にすることがあったが、編集部やスタッフのことはそうそう知られていなかった。
この本は、17年に渡って「噂の真相」でデスクを勤めた美人記者の手による、ウワシンの舞台裏および東京地検特捜部との壮絶な戦いの記録なのである。
著者は群馬生まれ。東京の短大を卒業して損保に入社したごく普通のOL。
だが、幼い頃からの雑誌好きが嵩じたため、コピーライターを経て、1988年、「噂の眞相」に入社する。
最初は岡留を含めて3人の編集者でつくられていたことや、昼夜正反対の編集者生活、張り込みの実態、抗議への対応、などが読みやすい文章で語られている。
後半、内容は裁判が中心になるのだが、正義の味方のはずの東京地検特捜部が私怨や思い込みで、ジャーナリズムを告訴するいい加減さが描かれていて興味深い。
面白いとともに、空恐ろしい内容ながら、とてつもなく読みやすい本だった。タイトルも洒落ていて、おすすめである。もう一つ。マスコミが美人○○というと、大体が看板に偽りありなのに、この神林という女性実際美人である。そこも、またイイ!




噂の眞相一行情報大全集
販売元: イースト・プレス

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『噂の真相』の一行情報大全集ということで、当然の事ながら永久保存版でしょう。前半約180ページはコラムや編集長対談を挟みつつ、ジャンル別に傑作選を受賞俳句作品の如く縦5行に羅列。後半約180ページは1980年~2004年の一行情報を怒涛の勢いで一挙掲載!この文字圧はほとんど辞書にござるよ。ズバッと読破するのはほぼ不可能ではないでしょうか。それにしても物量だけでなく、内容も濃ゆい濃ゆい。特に微妙に過去のものなんかは、その後の事実関係から逆算して『なるほどぉぉぉぉ!』と唸らさせられたりなんかもして、『噂真』の鋭さを改めて実感させられます。それだけに休刊は非常に悔やまれますが、重箱の隅を突付かざるを得ない性分の人達は絶対に入手しておきたい逸品でございますな。




スキャンダルを追え!『噂の真相』トップ屋稼業
販売元: 講談社

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西岡さんは、週刊文春に引き抜かれた敏腕記者。神戸新聞社時代もスクープ記者として、知られていた。特に「則定衛東京高検検事長」辞任に至ったスクープは見事。この記事以降『噂の眞相』は、大手新聞記者も見過ごすことができなくなった。各マスコミの重要な情報源となったとされている。マスコミ記者だけでなく企業の危機管理担当者にも読んでほしい一冊だ。




噂の真相―編集長日誌〈3〉
販売元: 木馬書館

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訂正人語おわびスペシャル (噂の真相SPECIAL)
販売元: テイアイエス

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雲仙記者日記―島原前線本部で普賢岳と暮らした1500日
販売元: ジャストシステム

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気づいたら、カメラ馬鹿。 (〓@53B2@文庫)
販売元: 〓@53B2@出版社

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永遠の不服従のために (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 辺見傭の小論集。
 『サンデー毎日』に連載されたものであるから、全体的にはきわめて大衆的な文体で書かれている。

 テーマは多岐にわたるような印象もあるけれども、実際にはかなり限られたパースペクティヴに基づいて、同じ問題を繰り返し繰り返し記述している。それは一言でいえば「全体主義」。知らぬ間に無前提ななにものかを押し付けられる、のが嫌なのだろう。
 ファシズムの匂い、全体主義の風潮、米国の中東における横暴(民間人の無差別殺害など)。繰り返し繰り返し語られることは、全体主義が無自覚に訪れ、それが今の日本にも現れつつあり、しかし日本のメディアは何もしていないではないか、いわんや国民をや・・・という具合なのだが。

 どうも全体的に、胡散臭さを感じてしまうな。
 もの食う人びと、で何かの賞を取ったときには、抑制の効いた文体で、信頼の置ける著者だという気がしたのだけれど。『もの食う人びと』が抑制の効いた日本料理だとすれば、本作はただ食い散らかして、魚の内臓が飛び散っているようなイメージがある。はっきり言えば、見るに耐えない。
 そういう精神の饐えた匂いは御自分でも感じておられるらしく、本書の最後では自分を最も憎んでいるのだという痛ましい告白もある。

 辺見傭が、ここから一歩踏み出すことを望む。
 こんなことを書くのも無責任に過ぎないけれど、こういう地平で立ち止まらないと信じたい。



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