和書 492142 (204)
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誤訳―ほんやく文化論
販売元： 五月書房
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ゴルフ場廃残記
販売元： 藤原書店
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ゴルフ場をめぐる社会汚染の全貌がよくわかる。
政治家と開発業者が、金融界やマスコミとグルになり、
国土を食いつぶしていく様が分かりやすく説明されている。
著者の筆が横道にそれることが多いのが残念ではあるが、
その良心と気骨に迷いはない。
環境保護を喧伝する政治家やマスコミが、なぜゴルフ場開発を糾弾しないのか、
会員券制度というまがまがしいしきたりが横行したのはなぜか、
その社会的な構造を知るうえで有意義な一冊である。
ゴー外!!〈1〉翻弄されない視座をもつ―小林よしのりの痛快“こき下ろし”SPECIAL
販売元： アスコム
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イラク人質事件に対して、通常のマンガではなく、時浦氏(よしりん企画)との対談形式で産経新聞を中心とするマスコミや政府の情報操作と、それに乗じて人質とその家族に対するバッシングに加担した国民に対する批判を行なったもの。
確かにマスコミや政府が自分の都合・信条に合わせた情報操作を行なっている点は批判されてしかるべきであろう。また、元々アメリカによるイラク侵略は国連決議を無視したものであり、日本の自衛隊派遣はアメリカの意向に追随したものだから、それを批判するのも妥当だと思う。だが、私は小林氏が○×式の二分法を嫌っている割には、親米保守派とサヨクの二分法の罠に陥っているように思われた。述べられている論が、場所々々で一方に偏っているからである。小林氏は「武士道」的精神を買っているようで、これが愛国心とも繋がっているようだが、あの人質事件の際の人質は「武士道」的精神とは程遠い軽薄な人物だった。家族を含めバッシングを受けても仕方がなかった。アメリカが喜んだのも無理はないと思う。
親米保守派やサヨクと言った批判し易い対象を相手にゴーマンかましても余り意味がないだろう。あの時、人質が助かったのは高遠氏のボランティア活動のおかげと独断で決めているが、他者の意見には根拠を求める癖に、自説には根拠を示さない姿勢もオカシイ。私は裏で数十億の金が動いていると思う。また、対談の相手に自分の事務所のアシスタントを選んで、唯ヨイショさせている姿勢もオカシイ。他者に対する批判をするなら、自分に対しても厳しくあらねばならないのではないだろうか。
ゴーマニズム宣言 EXTRA〈1〉
販売元： 幻冬舎
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「わしズム」からの第一作で、「戦争論」のようにテーマを一つに絞るのではなく、その時々の話題を小林流に料理するスタイルを取っているため、自由闊達な議論が楽しめる。そして、小林氏の論調は"ある向き"からは危険思想と思われるまで徹底している点に潔さを感じる。
「捕鯨問題」では余りに私の意見と一致するので驚く程。特に資金源が怪しい癖にキレイ事を言うグリーンピースをこきおろして痛快。「イラク侵攻問題」もアメリカこそ世界最大のテロ国家と言う当たり前の事を言って、首骨できる。軸足がブレていないのが良い。「食糧問題」は現在の中国産食品問題を予見しているよう。「大東亜戦争」の項からは、冒頭で述べた"ある向き"からは危険思想とも取れる論だが、小林氏はあの戦争を見つめ直し、将来に活かす事が必要と言っているだけであり、表面だけを見て是非を判断するのは、それこそ危険である。それにしても小林氏が、大野博士による「タミル語=日本語起源」説まで勉強しているのには感心した。本説は"知る人ぞ知る"もので、学界では異端視されているが、夢とロマンに溢れた魅力的な説なのである。
小林氏の情熱は買うが、漫画家である小林氏に本書を初めとする思想書の発表を余儀なくさせている日本のマスコミを初めとする言論界の怠慢は責められてしかるべきであろう。下手をすれば、漫画家としての地位も危うくするリスクを冒しながら、正論を述べようとする情熱の書。
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販売元： 誠文堂新光社
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販売元： 印刷出版研究所
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販売元： 印刷出版研究所
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販売元： 印刷出版研究所
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販売元： ぎょうせい
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販売元： ぎょうせい
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