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和書 492146 (32)



颯爽たる女たち―明治生まれ‐ことばで綴る100年の歴史 (教科書に書かれなかった戦争・らいぶ)
販売元: 梨の木舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本を読みながら、明治39年生まれの祖母を思い出しました。最近、高齢の女性が、テレビを騒がせたりしていますが、この本は、まさにそのような人々の人生が集められた本です。聞き取りということで、本人が語った言葉がそのまま、書かれているので、あっという間に読み終わってしまいました。ただ、数人のお話しかないので、もっと詳しく、いろんな人のお話が聞きたい、読みたい、とちょっともの足りなく感じるかもしれません。




京大・矢野事件―キャンパス・セクハラ裁判の問うたもの
販売元: インパクト出版会

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裁判における壮大な闘いの発端は、小野和子さんの書いた新聞コラム記事から始まった。
小野さんの書いた京大の矢野教授の起こしたセクハラ問題を告発したコラムに対して、
当の矢野教授が、小野さんを名誉毀損で訴えたのである。
(その後、矢野は他にも事件関係者に対して裁判を提起している)

その名誉毀損裁判で、矢野教授のセクシュアル・ハラスメントが如実になり、
その裁判で多くの闘う女性たちの援護射撃が始まる中、小野さん側の証人として、
「レイプに始まるすさまじいまでのセクハラ」の被害者である女性が、矢野教授のセクハラを裁判で証言することになる――

本書は、京大・矢野事件の裁判の全記録である。


 第一部 矢野事件の問うたもの
        →矢野事件の経緯が詳細に書かれている。
 第二部 裁判資料編
        →原告訴状、被告答弁書、冒頭陳述書、準備書面、書証目録、
         セクシュアル・ハラスメント研究者やフェミニストカウンセラーの意見書、判決文
 第三部 裁判を終えて
        →事件を支えた人たちや、弁護団それぞれの想いが書き綴られている。


大学という学問を学ぶ場でありながら、女性にとっては学ぶには厳しい環境ということが、
本書を読みながら痛感とともに、共感させられた。

矢野事件は確かに、矢野教授という特殊な人間によって起こされたが、
セクシュアル・ハラスメントの本質は決して特殊なものではない。
裁判で勝利したといえ、現実社会では性差別の問題や、それを要因とした問題が山積している。
闘いはまだ始まったばかりである。

とにもかくにも、勝訴の記録という掛け替えの無い財産。
これからセクシュアル・ハラスメント裁判を起こそうと考えている人に、強い勇気を与える本である。




京都の女性史
販売元: 思文閣出版

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金いろの自画像―平塚らいてう ことばの花束
販売元: 大月書店

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性幻想を語る (近代を読みかえる)
販売元: 三一書房

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マイノリティとしての女性史 (近代を読みかえる)
販売元: 三一書房

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近代家族とフェミニズム
販売元: 勁草書房

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近代天皇制国家とジェンダー―成立期のひとつのロジック
販売元: 青木書店

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近代ドイツの母性主義フェミニズム
販売元: 勁草書房

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近代日本女子社会教育成立史―処女会の全国組織化と指導思想
販売元: 明石書店

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