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和書 492146 (69)



ボディー・ポリティクス―女と科学言説 (SEKAISHISO SEMINAR)
販売元: 世界思想社

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世界女性学基礎文献集成―明治大正編 (第2巻)
販売元: ゆまに書房

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世界女性史年表
販売元: 明石書店

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世界の女性 1970‐1990―その実態と統計
販売元: 日本統計協会

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世界の女性〈2005〉統計における進展
販売元: 日本統計協会

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世界のポジティヴ・アクションと男女共同参画 (ジェンダー法・政策研究叢書)
販売元: 東北大学出版会

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セクシャル・ハラスメント・オブ・ワーキング・ウィメン
販売元: こうち書房

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 1979年に出版された本書は、アメリカで(したがって世界で)、初めてセクシャル・ハラスメントをフェミニスト法学の立場から体系的に分析し、理論化した著作である。その後のセクハラ理論の枠組みとなっている考え方――セクハラを対価型(代償型)と環境型に分類し、それぞれが性差別であるとする――はすべて、この著作が基礎となっている。いわばセクハラ論の古典であり、今日なお、ここまで徹底的かつ理論的にセクシュアル・ハラスメントを分析した個人の単著は存在しない。
 本書は米国の法学とフェミニズムの世界に文字通り衝撃をもって迎えられ、その後、雇用機会均等委員会(EEOC)のガイドラインは基本的にこのマッキノン理論を採用するにいたっている。
 しかし本書の意義はこの問題だけにとどまらない。女性の地位の不平等の問題、性差別の問題をフェミニズムおよび法律の両方においてどのようにアプローチすべきかに関して、基本的なものの見方・考え方を明らかにしており、フェミニズム全体、法学全体に、大きな貢献をなした。
 ただし弱点もある。男女間の権力関係には敏感だが、企業内の権力関係そのものは批判の対象とされていない。米企業の上司があまりに広範な権力を持っていることがセクハラの温床になっていることの指摘がない。
 邦訳題名について一言。何より、これほど長い原題をすべてカタカナ表記するのはひどい怠慢だし、普通の読者を遠ざけるだけだ。また、「セクシュアル」を「セクシャル」と表記するのも、検索にかかりにくくして、売り上げを減らすだけだろう。訳語の不統一も目立つ。歴史的名著なのだから、もっと時間をかけて丁寧に本作りをしてほしかった。




セクシャル・ハラスメントの社会学―モダーン・セクシズム
販売元: 法律文化社

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セクシュアリティ (日本のフェミニズム)
販売元: 岩波書店

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日本におけるフェミニズムの、とりわけセクシュアリティ(性愛?性欲?)の領域の問題についての論考をまとめた本。
未だ是非が分かれている問題であり、ジェンダー社会学の入門書としては最適。

ただしVの「美の鎖」はフェミニズムのズルいところと、悪いところだけを抽出したようなひどいもの。
女性団体がミスコンを中止させたことを鬼の首をとったかのように書いているのだが
彼女らはミスコンが中止になったことで不利益をこうむった女性のことはどのように考えているのか。
また、フェミニストが批判の際に使う「差別」とはいったい誰に対して、どのように行われ、どのような実害がもたらされているのか。
高齢女性はみな差別されていると思っているのか。ホントに?
そのように「宛名不明の差別」を振りかざす限り、彼女らのそのような活動が「ブスの僻み」と揶揄されても仕方のないのではないだろうか。

このような学術的な文章を読む際、私たち読者が注目するのは語られる理論、概念がいかに整合性があるか、いかにシャープなものであるかだろう。しかし、そんな中でも書き手の気持ちの中にまだブレがあるとき、その文体自体が面白く読める場合もある。
今回も宮澄子の文章はそれだった。
性と人格の分離、つまりセックスと愛情を分離したものと考える論法がある。この論法によって売春は人権問題と切り離され、セックスワーカーの存在を肯定される。ひいては家父長制社会下で「性的奴隷」とされている女性たちの「解放」をも達成されるかもしれない。上野千鶴子はこの論法にどっかりと乗っかっているわけだ。
しかし、宮はこの文章の中で何度も「本当にそれでいいの?」という逡巡を繰り返す。
それは学者宮澄子というよりも、人間宮澄子が感じ取った違和感だろう。
誰だって人格と性を切り離せたらどんなに楽かぐらいは、わかってる。
でも、それと同じくらいそんなことが無理だっていうのも経験的に悟っているんだ。





セクシュアリティと法 (ジェンダー法・政策研究叢書)
販売元: 東北大学出版会

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