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和書 492146 (68)



正義・家族・法の構造変換―リベラル・フェミニズムの再定位
販売元: 勁草書房

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性現象論―差異とセクシュアリティの社会学
販売元: 勁草書房

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本書は、性に関するさまざまな現象を現象学的に分析した本ですが、この手の本の中では、論理的に極めて明晰に書かれている方だと思います。

ただ、本書についてどうしても納得がいかないのは、ジェンダーを無くすということがいかに一筋縄ではいかない困難なことであるかということを、これだけ明快に示していながら、最終的な結論は、まるでガリレオみたいに、「それでもジェンダーは無くさなくてはならない」になってしまっていることです。

言うまでもないことですが、「ジェンダーを無くせば性差別が無くなる」という命題は真かもしれませんが、「性差別を無くすためにはジェンダーを無くさなければならない」という命題は、かならずしも真ではありません。

客と店員のような関係を考えてみてもわかるように、ある種の役割期待に応えるということは、期待する側ばかりではなく、応える側にもメリットがある場合も多いので、役割期待が存在するということだけでは、即差別であるとかない方がよいとか言えないと思うのですが。

そう考えると、問題は、ジェンダーが存在することではなく、本人の意思を無視して一方的にジェンダーを押し付けられることであって、ジェンダーを本人の意思で選択できるようにすることの方が、より現実的なソリューションではないでしょうか。それは、ある種のコミュニケーションのプロトコルを洗練させることなどにより、十分に実現可能なことであると思うし、現実もそういう方向に進みつつあるような気がするのですが。

そんなわけで、性の問題について考えるための叩き台としては十分使える本だと思うのですが、これだけ明晰な分析をできる人が、なぜ結論先にありきになってしまうのかという疑問が、どうしても拭えませんでした。




聖娼―永遠なる女性の姿
販売元: 日本評論社

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 「じゃあ、ポルノ以外に何があるんだよ!」といった疑問に具体的な例証が欲しくて手が伸びた一冊。

 移ろいやすい気持ちをうまく捉えて、最良の形で投影をする。そういった体験でしか、理解できないタイプの知識について語っているような印象だ。確かにそれが社会的に権威化されていないし、そうなればそうなったでそういった意義が見えにくくなっているのだろう。良き投影を権威化するのは難しい。体験学習が欲しいがそれは意図しにくいものだろう。どのような感情にも性欲を従わせる、あるいはその逆が可能だというならば、あるいはそれを知らなければ、知ろうとしなければ、自分の感情(気持ち)なんて捉えることができないのではないのだろうか?




生殖技術とジェンダー―フェミニズムの主張〈3〉
販売元: 勁草書房

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生殖の政治学―フェミニズムとバース・コントロール (歴史のフロンティア)
販売元: 山川出版社

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 18世紀末に発表されたマルサスの「人口論」は現在も影響を与えています。「生殖の政治学」は女性解放運動と産児調整について、サンガー、ストープスらの活動家の話を中心にまとめられた本。避妊・堕胎は宗教・倫理とも関係する現在での問題であり、また、第3章の「科学の旗のもとに」で記述される優生学も同様です。人口問題の別の側面を学ぶのによい本です。
 日本では昭和23年に施行の「優生保護法」が、優生学的な条項を削除されて「母体保護法」として改称されて平成8年に施行されましたが、この国の人権意識の遅れを証明するようでやりきれない気持ちがします。





性と生殖の人権問題資料集成
販売元: 不二出版

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性別秩序の世界―ジェンダー・セクシュアリティと主体
販売元: マルジュ社

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性別と天才―フェミニズム美学のために
販売元: 現代書館

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世界を織りなおす―エコフェミニズムの開花
販売元: 學藝書林

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世界を変えた女性たち―現代アメリカ・フェミニズム史
販売元: 誠信書房

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