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和書 492146 (94)



フェミニズムの害毒
販売元: 草思社

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タイトルが過激なせいで、保守派にしか読んでもらえていない気がするが、主張内容自体はきわめてまっとう。
例えば
・育児後の女性の再就職を支援せよ
・「稼いでいるものが偉い」という家父長制主義はやめろ
・子育ての時間の余裕もないほど生活が苦しい家庭を国は援助しろ
・男女の性差を意識した上での分業を考えろ
・小さいころから保育園に預けるより、親の元で育てた方がいい
・家族単位と個人単位を共存させよ
・家族で介護を行う者を支援せよ
など。

ただ、内田樹も「ためらいの倫理学」で書いていたが、「フェミニスト憎し」が強く出ているために、対話の余地がなく、相手を「頭の悪いもの」としているのは問題だろう。
でも、そういうことを意識して読めば、わりと普通の本である。




フェミニズムの古典と現代―甦るウルストンクラフト
販売元: 現代思潮新社

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フェミニズムの困難―どういう社会が平等な社会か
販売元: 勁草書房

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フェミニズムの主張
販売元: 勁草書房

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冒頭の橋爪大三郎による「売春のどこがわるい」という論文が秀逸である。橋爪によれば、風俗産業はかつて売春防止法が施行された以前の近代的な売買春形態とは異なり、社会的な強制(搾取)から女性の自由意思による性労働へと変化しているという。この考察は、90年頃に書かれているにもかかわらず、現在の風俗産業の現実を見事に予想しているといえよう。
 これに対して、フェミニスト江原由美子は、「女性の職業上の制限・収入の男女格差」を理由に、女性の自由意思は疑わしいと解説するが、フェミニスト得意の論理の飛躍である。江原の解説はまったく現在の風俗産業に働く女性の現実を捉えていない。

 フェミニストは橋爪の論文をもとに、売買春を「職業」とみるのか「搾取」とみるのか、選択を迫られるだろう。




フェミニズムの世界史 (文庫クセジュ)
販売元: 白水社

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フェミニズムの知識社会学
販売元: 勁草書房

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フェミニズムの母たち―アメリカのクエーカー女性の物語
販売元: 未来社

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フェミニズムのパラドックス―定着による拡散
販売元: 勁草書房

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フェミニズムの名著50
販売元: 平凡社

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 本書の構成は次のとおり。(各項目は原著初版本の出版年順)

第一波フェミニズム(第二波フェミニズム以前のフェミニズム)
第二波フェミニズム(「家父長制」「ジェンダー」の概念が理論の発展に大きく寄与)
現代フェミニズム(理論的概念的前提をより根源的な処からゆるがす展開)
日本のフェミニズム(平塚らいてう、与謝野晶子、高群逸枝、山川菊栄、田中美津の5名、および
「日本の1970年代―90年代フェミニズム」)

 本書の著者たちの目論見どおり、本書全体を通じて「フェミニズムがいかに
豊かな深い思想的理論的展開を遂げてきているか」が理解される。
 「第一波フェミニズム」の名著の著者は、3対2で男性が多い。明治初期、
日本でも近代フェミニズム思想の自国への輸入を担ったのは男性だった。当初
女性が、フェミニズムから疎外されていた状況を示している。近年は、有色
の女性、第三世界の女性、レズビアンの女性からの批判(「女性」概念の同一
性への疑い、異性愛中心主義批判など)がおこっているという。

 フェミニズムはこれまでのところ、おもに欧米女性によって創造されてきた
思想であるらしい。ヨーロッパの思想・文化基盤で、初めてこの思想が誕生し
えたことを思えば、驚くにあたらない。だが今日フェミニズムは、さらなるす
べての女性の、人間の解放へむけて挑戦しつつある、そのようなことが見て
とれる。





フェミニズムの歴史
販売元: 白水社

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