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和書 492148 (137)



アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ
販売元: 現代企画室

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著者は、アフガニスタンの悲劇が世界から無視されていることを本の題名のような比喩により痛烈に批判する。知らないということは恐ろしいことだ。この本で予言された「差し迫った百万人の餓死」が実際にどうなったのか、それさえ私は知らない。この本では、アフガニスタンの実態と世界がアフガニスタンをどう利用しているのかが、さまざまな比喩によって、簡潔・明確に分析されている。しかし、解説の語るとおり、自らの国の「痛いところ」を痛烈についてくる著者の映画「サイクリスト」を「すべてのイラン人が見た」ということであれば、イラン国民の精神の寛容性とイランにおける「映画の力」について感嘆の声を上げるを得ない。




アフガニスタン問題と日本共産党
販売元: 日本共産党中央委員会出版局

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アフガニスタン敗れざる魂―マスードが命を賭けた国
販売元: 新潮社

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本書はマスードの人物伝的内容を軸にアフガニスタンの通史が理解できるようになっている。そしてマスードは考える。確かにアフガニスタンは多数の諸民族から構成されてはいる。がしかし、実態としての民族対立が起こっているのは、各部族が独立を求めて自己利益を主張しているのでない。それではどういった理由で民族対立は引き起こされ、その解決はどのようになされるべきなのだろうか?…本書から読み取れる彼の思想に興味がある人は読んでみるとよいかもしれない。




アフガン暗黒回廊―アメリカ「軍産複合地下帝国」の陰謀
販売元: 講談社

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五島勉氏著、ノストラダムスの大予言を彷佛させる。フリーメーソンは出てこないが。日本への警鐘を鳴らすところは同じである。〜とウワサされる、〜という、という言い回しが気になる。ニュースソースがはっきりしない。事の性質上、名前を出すのははばかられるだろうが。情報の裏付け取材をしっかりやって欲しかった。その点でこの本はカルト本の範疇に入れられても文句はいえないだろう。充分にありそうな話だが。プロパガンダ、デマ、様々な情報が飛び交う中で何を信じていいのかわからない。様々な角度から発信された情報を頭に入れて置く必要がある。疑惑を植え付けるのも情報戦の要素のひとつだ。その点で、私はこの本の内容を評価する。ブッシュにダメージを与えるのに貢献している。9.11陰謀説の書籍はたくさん出ているが、この本は2002年1月出版と、それらのさきがけとなっている点も評価する。




アフガン―乾いた大地、戦火の中の民
販売元: 日本放送出版協会

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アフガン危機一発!!―空爆をくぐりぬけた男の命がけ戦場レポート
販売元: 21世紀BOX

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本書の著者は戦場カメラマンやレポーターのような「プロ」ではない。つまり戦争ネタでメシを食っている人種ではない。恋に破れた腹いせというか、ショックみたいなものから逃れようとして、いつのまにか戦場に来ていたというものだ。しかし、その時以来著者は戦場に魅入られてしまう。戦場における存在意義の順序、というものを定義するなら以下のようになるだろう。1)戦争当事者2)ジャーナリスト3)その他のやじ馬・・・著者は3)だ。戦場にいることは、死と隣り合わせでいること。結婚も無事果たした著者は、なおも戦場へ舞い戻る。何故?・・・著者は触れたのだ、戦場で見た理不尽さ、ナンセンスさ、バカバカしさ、愚かさ、更に生きることの深遠さ、尊さに。「ああ、自分と違わない人間が、このすさまじい環境で立派に生き延びている・・・!」戦争なんて、無いほうがいい。しかし、ブロイラーのにわとり小屋みたいな日本ではなく、地雷だらけの戦場で、知ったのだ。「しぶとく生きる」こと・・・それが人間の持つ尊厳だ、ということに。
著者は、現地の人に感情移入しています。
さあ、みんなで感情移入しましょう。そして、戦場へ旅立とう。




アフガン山岳戦従軍記 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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この本の核心部「第2部・アフガニスタン最前線1980」は、20年前のソ連によるアフガン侵攻時に、著者が実際に反政府ゲリラ・ムジャヒディーンたちと行動をともにした時の記録だそうです。20年前のルポですが、読んでいるうちに、タリバンのようなものが根づく土壌のようなものが垣間見えてくるし、私にとって最大の疑問だった、なぜパキスタンがこんなに執拗にアフガニスタンに対して干渉するのか、という理由も非常によくわかりました(ニュースや新聞は全然解説してくれなかった!)。辺境取材の紀行文としても非常に面白く、実はこの「アフガニスタン最前線1980」は、既に絶版になった本の抄録と聞いて、ぜひオリジナルが読みたくなりました。




アフガン戦争の真実―米ソ冷戦下の小国の悲劇 (NHKブックス)
販売元: 日本放送出版協会

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本書は、近年機密解除された資料をもとに、これまで謎だったソ連のアフガン侵攻の動機及び政策決定過程を詳細に明らかにしていく。ブレジネフは病気故にほとんどロボット状態だったこと、実質的にイニシアティブを取っていたのはグロムイコ外相、アンドロポフKGB議長、ウスチノフ国防相だったこと、ソ連の侵攻の動機には、米国の影響力の拡大に対する脅威認識があったこと、米国側はそのようなソ連の脅威認識につけこんで、意図的にソ連をアフガンに侵攻させ、国力を消耗させることを企図したことなど非常に興味深い事実が多々指摘されている。

アフガンのみならず、同じく米ソのパワーポリティクスに翻弄されたポーランド、チェコスロヴァキア、そして北朝鮮といった国々についての考察がなされる。その結果、歴史の教訓として引き出されるのは、バランスオブパワー的なパワーポリティクスでは平和は達成し得ないということである。

ソ連は、アフガン侵攻に膨大な軍事費と兵力を費やし、それがソ連崩壊の一因となったとも言われる。また、ソ連軍撤退後も武器援助等は継続されたため、内戦は止まず、アフガンの国土は荒廃し、2001年までに200万人が死亡、600万人が難民化、1000万個の地雷が今なお残っており、また、戦争によって一般市民までもが暴力に慣れきってしまったために、紛争解決手段として武器の使用が常態化してしまったという。米ソのパワーポリティクスの犠牲となった民衆には両超大国への憎悪が募り、それがやがて9.11テロとして爆発することになる。

著者が言うように、アフガンを巡る米ソの確執は「勝者不在のパワーゲーム」であったにも拘らず、現在ブッシュ政権はパワーゲームの遺産である「テロ」という問題を、再び軍事力で封じ込めようとしている。「対テロ戦争」によって本当に世界は平和になるのか?今こそ冷戦史を再検討してみる必要があるだろう。





アフガン戦略とアメリカの野望―柴田レポート
販売元: 双葉社

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アフガン25年戦争 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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 アフガニスタンは、知っての通り、同時多発テロの発生によりアメリカが空爆をしかけた国である。マスコミでは当時「国際社会に忘れられた国」といわれていた。テロによって幸か不幸か、タリバンによる圧政や長年続いた内戦による国土の荒廃が、広く世間に知れ渡った。

 本書の著者はアフガンに留学経験ももち、アフガン情勢には詳しい人物である。本書は、長年この国を見つづけた著者だからこそかける、アフガン入門書である。四半世紀にもわたる戦争―79年のソ連侵攻、ムジャヒディン抗争そしてタリバン。この本を読むことによって、また違ったアフガンの姿がみえてくる。


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