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和書 492148 (198)



安全保障論―21世紀世界の危機管理
販売元: PHP研究所

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 昨今、日本では安全保障に関する議論が高まってきていると言える。これは北朝鮮のミサイル発射問題や核実験問題が大きく影響していると言えよう。そんな中、本書は今問題となっている内容を第5章「日本の安全保障と課題」の中で述べられており、非常に興味深い内容となっている。その中で著者は、日本の危機管理体制について警鐘を鳴らし、どのような対策を講じたらよいか提言をしている。
 また、世界各国の安全保障政策について述べられており、分かりやすくコンパクトにまとめられている。




アンチ・ネオコンの論理―ヨーロッパ発、ポスト・アメリカの世界秩序
販売元: 春秋社

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アンドロポフVSレーガン―米ソ新体制下の世界情勢
販売元: 学陽書房

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安保―迷走する革新 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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安保・沖縄問題と集団的自衛権
販売元: 新日本出版社

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安保「再定義」・地位協定・沖縄問題 資料集 (学習資料)
販売元: 学習の友社

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安保「再定義」と沖縄―アジアの視点から
販売元: 緑風出版

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安保条約の成立―吉田外交と天皇外交 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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昭和天皇がマッカーサーに対し、米軍による日本の安全保障を求めたのは、
象徴として政治的行為を禁じられた新憲法施行後(1947・5・6)のことであるとして、これ以後、
吉田茂を蔑ろにして行った昭和天皇による憲法違反行為(二重外交)の顛末が紹介されている。

アメリカの至上課題は、日本に対する再軍備要求どころではなく、現状維持(日本の全土基地化)であった。
吉田茂の外交政策(防衛はアメリカに任せて、日本は経済復興に専念する)は、
アメリカに対する確固たる独立心に支えられた「あえてする」対米従属であり、
冷戦体制を控えた独立交渉における有力な外交カードこそ、基地提供の諾否であった。

著者の推測が興味深い・・・

●労働運動の高まりとともに、共産主義者による戦争責任追及を恐れた昭和天皇は、
 治安対策として米軍駐留を積極的に求め、基地提供を外交カードに使う吉田茂を内奏で詰問・叱責した・・・
●「臣茂」を称して天皇に対する深い崇敬の念を終生もちつづけた吉田茂は、
 天皇の御下命を無条件に受け入れ、アメリカに対し基地提供を自発的に申し出るはめになった・・・

外交資源の総力をあげて傾注すべき周辺諸国との信頼回復というリアリズムからの逃避・・・
日本側の要請に応えてアメリカが施す恩恵という形で基地提供するはめになった稚拙な日本外交・・・
日本の自主外交が頓挫した起源は、戦争責任を回避するため、米軍への基地提供を指示した昭和天皇の二重外交にあり、
「皮肉なことに、単独講和と安保条約というきわめてリアルな選択が、
逆に日本外交からリアリズムを奪いさる結果をもたらすことになった」という達見に、深く共感した次第である。




安保条約の論理―その生成と展開
販売元: 柏書房

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安保のなくなる日―日米同盟の行方 (大手町ブックス)
販売元: 日本工業新聞社

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