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和書 492148 (208)



イスラームと開発―カラーコラムにおけるイスマーイール派の変容
販売元: ナカニシヤ出版

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イスラームと国際政治―歴史から読む (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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言わずと知れた、イスラーム研究の大家、山内氏の著作。

イスラーム文化論ではなく、国際政治との関連を描き出した、珍しい作品。

30のトピックに分かれて構成されており、それぞれのテーマの関係性は低い。
しかし、世界中で起こっているイスラーム運動を概観するものとしては、非常に秀逸であると言えよう。

ただ、中東などの国際政治学の専門書だと思って読んでしまうと、物足りなさを覚えるだろう。




イスラームと日本政治 (中公叢書)
販売元: 中央公論新社

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イスラームと日本人―激動する世界の中で
販売元: 潮文社

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イスラームと民主主義 (成文堂選書)
販売元: 成文堂

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本書は世界的なイスラム研究の権威が、イスラム各国の歴史を詳述した、極めて学術的な著書。取り上げる国が6つに及ぶ上、多少堅苦しくて読みづらい文章が難点ですが、民主主義不在のイスラム世界の現状と展望を考察する上で、読む意義は十分にあります。
国ごとにイスラム運動の形態は実に多様です。権力の座に付いたイランのイスラム共和党、体制内で一定の地位を持つパキスタンのジャマーアテ・イスラーミー、過酷な弾圧下に置かれたエジプトのムスリム同胞団のように、運動の立場によりイスラムの解釈は大きく異なります。また同じ国内でも、マレーシアのABIMとPAS、スーダンの国民イスラム戦線とウンマ党では、経済改革や聖職者の地位をめぐり、イスラムの解釈に大きな相違がある。さらにはいずれのイスラム運動も、歴史の中で、自身の置かれた立場が常に変化する。本書の記述から、イスラム運動がいかに複雑で多様であるか、またそうした多様性が、平和的共存の可能性よりも、対立や分裂の危険性をいかに孕んでいるかが理解できます。
歴史の詳述は間違いなく第1級ですが、結論で著者らが、イスラムでの政教分離は困難であり、欧米流の民主主義の概念を受け入れ難い物としているのが少し気になります。しかしイスラム世界で独裁やテロリズムが絶えないのは、自分達のイスラムの解釈だけを絶対視し、他の価値観を排除することにこそあるのではないでしょうか。また民主主義の定義が不明確だと言いますが、価値観の相違が原因で迫害されないことこそ民主主義の本質ではないでしょうか。イスラム世界が本当に民主化するのであれば、彼らが「欧米流」として拒否している議会制や政教分離の受け入れは不可避だと思います。
と言うわけで結論に若干の不満は残りますが、イスラムと民主主義の両立を考える上で本書は優れた1冊です。専門知識を豊富に持つ人でも、必ず新たな発見があると思います。




イスラームと民主主義―近代性への怖れ (平凡社選書)
販売元: 平凡社

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本書は、アラブ世界の一番西にあるモロッコのフェミニスト社会学者
による、アラブ・イスラム近代化のための処方せんといった意味をも
つものである。アラブの西の周縁から、しかもイスラム世界ではまだ
地位の高くない女性の視点で書かれているところに特色がある。

ただ反面、西欧的な民主主義・人権などの諸概念を無条件に賞賛し、

これらの概念に対する反省的考察がないのは、やや物足りない。
また、原書はすでに十余年前に書かれたもので、湾岸戦争以降の状況
特に9・11事件後のことが踏まえられていないのは当然とはいえ、
現時点では不足であろう。

しかし、訳は大変わかりやすく訳注も懇切で、この種の学術的翻訳書
としては理想的といえる。




イスラームとモダニティ―現代イランの諸相
販売元: 風媒社

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「国際政治+文明史+思想史+社会学」をもってイスラームに斬りこんでいるところが凄い。

アラブ本、イスラーム本、ユダヤ本を乱暴に色分けすると次のような感じでしょうか。
●西欧の偏見を糾弾する本(どんどん石原莞爾になってくる本)
◎多元主義を強調する本(だんだん世の中がわからなくなってくる本)
○陰謀本(頭ががんがんしてくるだけの本)

どちらかといえば本書は多元主義本だと思いますが、イラン現代史に「MI6」をにサラリと登場させてたり、
危ない尊師にスポットをあてたり、ヴェールを透かして市井を活写したりと、著者はただものではない。

白眉はイスラームとフェミニズムを扱った章でしょう。

ヴェールを「移動式カーテン」とはよくぞ言ったもので、身を隠せばどこに!でも入っていける魔法のマントとは驚き。
「ドラえもんのどこでもドア」を連想してしまった。

というわけで、この本★4つです。




イスラームに何がおきているか―現代世界とイスラーム復興
販売元: 平凡社

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イスラームの国家と統治の原則 (日本比較法研究所翻訳叢書)
販売元: 中央大学出版部

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イスラームの世界地図 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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 日本人の常識とはまったく異なるイスラームの常識。その違いを骨身に染みるまで理解するには彼らの土地に住まなくては不可能だろう。それでも一応はこういう良書を読んで、日本人の正義・常識が彼らにとっては決して正義・常識などではないことくらいは了解しておきたい。


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