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和書 492148 (253)



衛藤瀋吉著作集〈第6巻〉国際政治研究
販売元: 東方書店

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衛藤瀋吉著作集〈第7巻〉日本人と中国
販売元: 東方書店

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衛藤瀋吉著作集〈第8巻〉無告の民と政治
販売元: 東方書店

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衛藤瀋吉著作集〈第9巻〉日本の進路
販売元: 東方書店

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エドワード・サイード ペンと剣
販売元: クレイン

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サイードはパレスチナ人の側からパレスチナ問題を語ってくれてます。彼の著作には支配的な神話や視点(=ユダヤ資本に牛耳られた欧米メディアの報道)が対立する視点(=パレスチナ人の悲劇)を抜きにして、そのまま歴史となることを断じて許さない、という決意に溢れております。4章以降は今では10年前の時事ネタとなってしまいましたが、2章は彼の著作「オリエンタリズム」、3章は「文化と帝国主義」のやさしい要約ともなっております。この本を入門として、さらにその他の彼の著作を読み進めて行くとよいかもしれません。




国際環境の変動と日本・アセアン関係 (NRC (85‐8))
販売元: 総合研究開発機構

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国際関係要員の確保、育成に関する研究 (NRC (83-3))
販売元: 総合研究開発機構

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日豪両国の相互発展および協力に関する日豪指導者の意識調査 (NRC (82-3))
販売元: 総合研究開発機構

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地域社会の国際化―中部圏の現状と展望 (NRC―中部シンクタンクネットワーク (80-11))
販売元: 総合研究開発機構

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守護の壁・恥辱の壁 東ドイツ;反革命か民衆蜂起か ハンガリー (NHKスペシャル 社会主義の20世紀)
販売元: 日本放送出版協会

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突然このような古い本を評して恐縮です。私がこの本を読んだ理由は2つあり、1つ目は独裁体制の過酷さと民主主義の重要性を認識し直すため、2つ目はあまりよく知らない東欧の現代史を勉強したいという理由です。

さて、第1巻に取り上げられているのは、東ドイツとハンガリーですが、戦後の経緯こそ異なるものの、どちらも共産党独裁の誕生当初から矛盾だらけだという点、民主化が市民の手で成し遂げられた点は一致しています。東ドイツの場合は、壁によってドイツ民族の概念を抹殺し、西側からの人や物の流れを断ち切ることで体制の延命を図ったわけですが、残念ながら民衆は西側への憧れを捨てず、教会の支援を経て逃亡と非暴力デモを繰り返しました。ハンガリーの場合は、政府・国民共に望んだ民主化が、ソ連の戦車に押し潰され、莫大な犠牲者と難民を出した挙句、ソ連の傀儡政権が力ずくで築かれました。しかし民衆の改革要求を受けて、傀儡政権は国民との和解を成立させ、経済改革や中立政策を推進した結果、最終的には独裁政権そのものが崩壊しました。崩壊の形態こそ異なるものの、これらが全くの非暴力で為され、誰もが予測しない時期にほぼ同時進行したことには驚かされます。

本書からは色々な教訓を得られますが、まず一つは、どれだけ力を駆使しても、人間の欲求は封じられないということ。独裁を嫌い、民主化を望むのは、いかなる民族であれ例外はありません。これは現在の独裁国家にも該当することで、中国・北朝鮮や中東諸国の民主化も、ある日突然、思いがけない形で実現するのだろうと思います。

もう一つは、いかに多くの日本人が強圧的な独裁体制に幻想を抱いてきたかということ。テロリズムや独裁政治が美化され、民主主義が貶される風潮は、今も昔もさほど変わりませんが、民主主義国家に生まれたことを感謝し、民主主義を継続するためには、本書の存在は必要不可欠だといえます。


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