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和書 492148 (270)



オサマ・ビンラディン―野望と実像 (日文新書)
販売元: 日本文芸社

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汚職大国・中国 腐敗の構図 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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オスロからイラクへ―戦争とプロパガンダ2000‐2003
販売元: みすず書房

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第二次インティファーダ〜9.11〜アフガニスタン〜イラク戦争を通して止むことなく書かれた文章をまとめたものです。
この本では、同じような記述が何度も何度も何度も何度も繰り返し見られます。多少うんざりするほどです。
でも、つまり、何度も何度も何度も何度も同じことが起こっているのです。そして、サイードはそのたびに(おそらくうんざりし、無力のどん底を味わいながら)指摘するのです。「それはプロパガンダだ」と。
度重なる和平交渉で見られる、受難者面で寛大なイスラエル−−「それは違う、彼らは何も譲歩しようとしない、注意深く読もう、私達を更に懲罰し、抹殺するためにその宣言は書かれているじゃないか、なのに、テレビではまったく反対に、私たちが欲張りで野蛮であるかのようにパフォーマンスしている…」
民主主義を標榜し、伝道すると息巻くアメリカ−−「ジョージ・W・ブッシュは民主主義をプロパガンダによって踏みにじって大統領になった、プロパガンダによって民衆に正しい情報を与えないし、正しい情報を選べないようにしている、民の声を政府に届かせないように民主主義をもてあそんで無力にした、無力化した民主主義を使って戦争の大義名分にした、民主主義はアメリカの言うことを聞くことと同義となり、それを攻められた民衆が(!)歓喜して喜んでくれるだろうと、嘘をついている内についた本人までが信じ切ってしまっている・・・」
卑屈で、自己保身に走るアラブ諸国−−「民の声を聞かず、自己保身のため団結せず、アメリカの機嫌を伺うばかりの主導者、何も言わせないで、沈黙させている、沈黙」
これが何度も繰り返される。きっと、今も繰り返されているのだろう。
それでも、だからこそ、最後の文章「誇りと連帯」で、パレスチナと繋がる人達を愛し、信じる姿、力づけられ、誇りを取り戻す姿が、涙を流させるほど美しい。




遅すぎないうちに
販売元: 青山出版社

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 身内から見たオサマ ビンラディンの姿はどんなだろう?
 オサマの兄と結婚していた著者とあって
期待しつつ読み始めたが、オサマは50数人の異母兄弟の中の一人にすぎず、著者自身は数回あった程度という。
 この本には具体的なオサマの姿はあまり描かれていない。
 スイス人の父とイランの貴族の血を引く母の間に生まれた著者は、幼い頃、祖母のイランの家で休暇を過ごしている。 イスラムとは縁がなかったわけではない。
  しかしベドウィン文化から受け継がれるサウジの厳しいワッハーブ派の習慣に著者はおののく。
 アメリカの大学で学んだ著者はそれでも最初はサウジの近代化を助けるパイオニアになるのだと希望を持っていた。 が、それもすぐにくじけてしまう。
 厳しいイスラム教徒の一族の掟、
サウジアラビアの中では王族と変わらぬ待遇を受けているビンラディン家の体面…。
 女性は何の決定権も持たず、外に自由に出ることすらままならない。
少しずつ希望は絶望へと変わっていく。 
 この本の中で、とても興味深いのは一族の長、オサマの父のムハンマドだ。 一代でビンラディンコーポレーションを築き上げたムハンマドは、読み書きは出来ないが計算は得意な青年であったという。 それが王族と肩を並べるサウジの名門へとのし上がっていくのだからすごい。 自ら肉体労働をいとわず信心深く実直であったムハンマドは誰からも尊敬されたという。 58歳で飛行機事故で命を落としたというが、ムハンマドがいきていたら、オサマはどうなっていたろうか? ムハンマドは読み書きが出来なかったというのに、威風堂々とし、その面差しは知性にあふれていたという。 カリスマといわれるオサマでさえ、ムハンマドには到底かなわないという。 魅力的な人物ではないか。 とても興味が湧いた。




恐るべき戦略家・金正日
販売元: PHP研究所

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襲われる日本―アメリカ対日強硬戦略の読み方
販売元: 東経

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オタワプロセス―対人地雷禁止レジームの形成
販売元: 有信堂高文社

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 対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)、がどのようにして成立していったのかを国際関係論の視点から分析するのがこの本である。フレームワークとなる視点の説明から始まり、地雷の歴史、初期のNGOの動き、CCW再検討会議 (Convention on Conventional Weapons review conference)の挫折、カナダ政府の提案とその背景、オタワプロセスが始まってからの各国の動き、 という流れで、詳細かつ網羅的に語れていて圧巻である。大量の文献に当たるだけでなく、禁止条約に関わった当事者へインタビューに赴き、足りない情報を補う等、研究者としての情熱を感じる論文である。(足立先生はこの論文で博士号、カナダ首相出版賞を取られている。)
 オタワプロセスはカナダ政府やNGOの業績が称えられる事が多い。この本でもカナダやNGO、アメリカ、日本の動きはかなり詳細に語られているが、他の地雷全面禁止を推進した国々、ベルギー、ノルウェイ、オーストリア等についてはあまり書かれていない。また、批准に至らなかった中国、ロシアの分析もやや不十分であるように思う。
 この本は、オタワプロセスを知る上で、というだけでなく、これから国際関係論を学ぶ学生にとってもお勧めできるすばらしい本であると思う。実際の問題点と言えば、貧乏学生にとってこの価格は非常に高かったという事ぐらいである。
足立先生がこのレビューを見て憤慨されない事を祈る。




遠近 (第10号(2006年4・5月号))
販売元: 国際交流基金

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遠近 (第11号(2006年6・7月号))
販売元: 国際交流基金

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遠近 (第12号(2006年8・9月号))
販売元: 国際交流基金

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