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和書 492148 (307)



カブールからマナグアまで―第三世界をめぐる米ソの角逐
販売元: 新評論

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カブール・ノート―戦争しか知らない子どもたち (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

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アフガニスタンは2001年9月11日以降に注目を集めるようになったが、当地における悲惨な状況はそこから始まった訳ではない。国連職員としてアフガニスタンに触れ続けた著者による散文的なエッセイである。ほとんどの話は9.11以前のもの。とにかくインパクトのある良書である。

そこには、偽善とは言わないが、アメリカの論理による独自の善によってもたらされた現実がある。著者の見方は非常に適格で冷静で謙虚で、芯を突いていると思われる記述が多々見受けられる。

*「善玉」と「悪玉」の闘争という漫画的なフォーマットに安住するメディアの報道には、カブールの「悲愴」を伝えようとする意思は微塵も感じられない。

*座標のない民族には一切の発言権も、存在価値も、ましてや尊敬も、暗示的であれ明示的であれ、存在しない。

*人権は、最初に使った方が勝ち、という極めて反人権的な言葉として強烈な威力を持っている。

「売却されるアフガン女性の尊厳」という話も心痛いものがある。一方的な論理ももとに行われると「善意」も時にたちが悪い。

文化論として価値が高い内容を含む。いい本だ。




カブール・ノート 戦争しか知らない子どもたち
販売元: 幻冬舎

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9月11日以来、なぜアメリカにテロが起きたのか、という事を考え
続けている。その調査の過程で出会ったのが、ネットでの山本さん
のコラムだった。日本のマスメディアが流す情報と正反対の現実に、
唖然とした。

ネットでも色々と調べてみたが、どうやら、山本さんの書かれている
話は事実のようだ。ならば、この事実をこそ皆に伝えねばならない。

なぜ日本のメディアは、事実を歪めて伝えるようになってしまったの
か。とても情けない気分になるが、山本さんのような方がまだ日本に
も居る事を知り、頼もしくもなった。すでにタリバン政権は崩壊して
しまったが、この本から我々が学べる事は多い。
メディアはまず、事実を伝えよ。
そして我々も、事実を求めて行こう。より「マシな」判断のために。




壁を取り除きたい (中国人の日本語作文コンクール受賞作品集 (第2回))
販売元: 日本僑報社

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壁を開いたのは誰か (CD Books)
販売元: 化学工業日報社

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壁の上の最後のダンス―ベルリン・ジャーナル 1989‐1990
販売元: 河出書房新社

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壁の向うの狂気―東ヨーロッパから北朝鮮へ
販売元: 恒文社21

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冷戦終結時の旧ソ連の退潮は北朝鮮での経済的苦境を容易に予想させたはずであるが、八十年代最後のあの段階で、天安門事件があったにせよ是が非でもできるだけ早くにドイツ統一と同じ論理によって半島統一のための外交努力を旧ソ連と中国に対してすべきだった。その後発生した北朝鮮での史上未曾有の餓死者のことを考えれば、ほんの一握りの北京学生主導による民主化運動の失敗たる天安門事件は、中国の民主化を一歩一歩確実なものとしていく上で大きな失敗であったものの躊躇する問題ではなかったし、東アジアの安定のために財政の逼迫していた旧ソ連に直接働きかけることもできていたはずである。日本政治は唯一超大国の地位を確立しつつあった米国の睥睨にバブル崩壊後の衝撃とその損失を最小限にしようとする不況対策が精一杯で何ができるかも分からず右往左往していた。
 イラク戦争開戦時、日本の保守派を代表する著者は日本もドイツ並みの対応をすべきとする朝日新聞の論説委員を排して、寧ろイラク戦争後に北朝鮮問題が緊急の安全保障問題として浮上することを予言していた。しかし、米政権にとって北朝鮮が悪の枢軸問題としてイラク問題とリンクしてはいても北朝鮮には石油が無いことからも米国による北朝鮮の開放は最初から非現実的だった。米国は北朝鮮を国家として認めた上で、アジアの論理で当たり障りのないようにしておくことが得策であることを日本とは別の立場で日本以上に知っている。北朝鮮には米国が命をかけて守り抜くべき生命線がかかっていない。近隣諸国の一つの国民として日本人は北朝鮮人民の餓死者への配慮など全く払おうとする余地がない。北朝鮮の大量の餓死者発生は、冷戦後の動勢を見誤った東アジアの政治指導者全員がいずれ償うべき政治責任である。
 米国が北朝鮮の監視者であって開放者でないことが、寧ろ北朝鮮という貧弱な地の悲劇だ。今からでも、一刻でも早く北朝鮮は開放されるべきだが、九八年に七十一人、九九年に百四十八人、〇〇年に三百十二人、〇一年に五百八十三人、〇二年に千百三十九人、〇三年に千二百八十一人、〇四年に千八百九十人と増え続ける韓国への脱北者を拡大、支援することも重要だし、中国が脱北者の強制送還を実施する際には常に抗議すべきだ。対外的に何もできなくとも、成熟した民主主義の確立という国内政治において足元を固めることが、結局は北朝鮮の開放に貢献する遠いようで一番の近道でもある。実は日本にできることは最後の一事しかないと言わねばならないのかもしれない。




壁の向こう側―マグナムの撮った東欧・ソ連 1945‐1990
販売元: 毎日新聞

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マグナムの写真家達が冷戦当時の東欧・ソ連を撮った写真集。
マグナム写真家達のファインダーを通して、当時の真実が蘇る。

果たして壁の向こう側に何があったのか?

冷戦が終結した今、その写真の与える意味は計り知れない。
多くの写真家達が当時それぞれの視点から伝えようとした事。
この一冊からは、それが見えるかもしれない。




壁は必要だった―大国ドイツ三たびの民族主義
販売元: 新潮社

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華北事変の研究―塘沽停戦協定と華北危機下の日中関係一九三二~一九三五年
販売元: 汲古書院

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