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和書 492148 (370)



東方文化事業の歴史―昭和前期における日中文化交流
販売元: 汲古書院

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戦前の日本の対中文化事業をコンパクトにまとめている。必要な人名リストもあげられており、簡便な作りになっている。著者の歴史家としての評価や判断がやや唐突に現れる場面がある。それも無意味ではない。1000ページを超える大著、阿部洋「『対支文化事業』の研究」(2004年)が同じ汲古書院から出ているが、阿部著の方は、調査結果が稠密詳細に記述されていて、学術専門書としてはるかに利用価値が高い。とはいえ、電車の中では読めない点、山根著にかなわない。




清代中日学術交流の研究 (汲古叢書)
販売元: 汲古書院

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明治前期日中学術交流の研究―清国駐日公使館の文化活動 (汲古叢書)
販売元: 汲古書院

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九州コリアンスクール物語
販売元: 海鳥社

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旧ソ連地域と紛争―石油・民族・テロをめぐる地政学
販売元: 慶應義塾大学出版会

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この本はアルメニア・アゼルバイジャンなどコーカサス地方の専門家である廣瀬女史の書いた、純然たる学問書である。
間違っても、下の方の言うように、この本を読んで平和についてなどというように、倫理的に考えるのは難しい。
つまり、この本の書く内容はタイトル通りの中身である。
つまり、地政学。
旧ソ連地域、とりわけコーカサス地域を中心とした、カスピ海の石油を巡る米露の競争や、
アゼルバイジャンとアルメニアの係争点となっているナゴルノ=カラバフという民族問題におけるロシアの関わり、
あるいはテロ対策機関としての名目を持ったコーカサス4やGUUAMといったロシア・アメリカお抱えの組織の勢力争い、
つまり米露の勢力争いなどが論じられている。
と言っても陰謀論のようなものを期待してはならない。
学術論文と認識して挑むべきである。確かに下の方の言うように、一つの国際機関というものを
「平和のための、偉〜い機関なんだ!」と認識していた方にとっては、
平和機関とされる組織が覇権主義に利用されている事は新鮮かもしれない。
しかし、それを知るために読むのであれば、おそらく本書は難解に過ぎるか、膨大な労力を要する。
又はコーカサスという地域研究からして、興味をそそらないだろう。
「正義の嘘」を知るならば、アメリカ覇権主義の嘘を描いた…
そう、ムーアか、難しくてもチョムスキーを読めば充分ではないだろうか。
この本の特徴はむしろ、コーカサス地方を研究対象にしている点にある。
ナゴルノ=カラバフ問題と聞いてピンと来る方は日本の中にどれだけいるのだろうか。
その分岐としては、古いところでは佐藤信夫氏の
「ソ連邦解体と民族問題」あるいは「ナゴルノ=カラバフ」を読んで知っているかどうかであろう。
本書では、著者はナゴルノカラバフそれ自体を研究対象としてはいない、としながらも、
その専門家の書物として、ナゴルノカラバフ最新事情を知るのにおそらく最良の書物である。
(西村めぐみさんがもう一冊書いているようであるが、残念ながらそれについては知識がない)




キューバ核ミサイル危機1962
販売元: 新日本出版社

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キューバガイド―キューバを知るための100のQ&A
販売元: 海風書房

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キューバに行った時にこの本の英語版を偶然見つけ、早速購入。キューバ人の友達と一緒に楽しく読みました。日本人があまり知らないキューバのことが書いてあります。キューバ政府がキューバ国内で販売を許可しているだけあって、カストロ政権にマイナスになるようなことは書いてありませんが、まあ政治的なことはさておき、キューバの基本はこの本で学べるかなと思います。大好きなキューバを一人でも多くの人に知ってもらいたいです。




キューバ変貌
販売元: 三省堂

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 ゲバラがキューバを去るところから話は始まります。ゲバラについて、この部分はあまりにもドラマチックで悲劇的なので、やはりすぐに引き込まれてしまいます。ゲバラの死亡確認、遺骨発掘の苦労話、娘アレイダの発言も載っています。優等生的、教科書的に過ぎる気もしますが。
 カストロが自慢する医療についての問題点、革命を支える知識人達の苦労、キャンパスでの学生の話、平等社会が揺れている様が描写されていきます。今注目の都市農業オルガノポニコにもやや悲観的にですが触れられています。
 中曽根康弘の発言がおもしろい。「技術的来日」についてもおもしろい。村山さんの対応にはガッカリですが。
 キューバの様々な分野に光を当てている点で、キューバを知るにはもってこいの一冊でしょう。
 それにしても、底辺に流れるペシミズムは何なのですか!?読んでいて気分がどんよりしてしまいました。オムニバスエッセイ「キューバ万華鏡」にも同著者のページがありますが、やはりそこだけポッカリ暗い。言外のメッセージは何なのでしょう。

 巻末資料には詳しい解説が載っています。キューバ米国日本関係年表も載っています。こう見ていくと結構てんこもり、お得な買い物かもしれません。




朝鮮近代の変革運動 (姜在彦著作選)
販売元: 明石書店

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今日も病院に銃弾の雨が降る―クルディスタンはちゃめちゃ医療奮闘記
販売元: 亜紀書房

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