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和書 492148 (398)



グローバル社会と国際政治 (Minerva21世紀ライブラリー)
販売元: ミネルヴァ書房

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グローバル社会の国際関係論 (有斐閣コンパクト)
販売元: 有斐閣

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グローバル社会の平和学―「現状維持志向平和学」から「現状変革志向平和学」へ
販売元: 同文舘出版

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 一人の手により書かれた平和学の体系的教科書。もちろん、多くの手によればそれだけ多くの見方、捉え方が反映されたものになるだろうが、ややもすると読者に何を伝えようとしているのかが分かりにくくなってしまう。しかし、だからといって、一人の手によるものが全体を通じて一貫した姿勢が見られるからといって、その見方がどうしても限られてしまうことも見受けられる。それゆえ、読者に伝えたいことは「本書も『平和学』の他の書籍同様、このテーマの数ある見方の1つである」ということを踏まえたうえで本書を紐解いてゆくべきだろう。

 さて、本書はこれまでの「平和学(平和研究)」を「現状維持志向平和学」ととらえ、そこで前提となっていた主体(行為者)、客体(対象)、価値観、認識などに依拠していたために、1970年代以降、次第に顕在化してきた「地球的規模の紛争群(問題群)」を解決するどころかむしろそれを維持・発展させてきていると認識に立ち、それに変わる「現状変革志向平和学」をオルタナティヴとして提示することを目的としている。この「現状変革志向平和学」において、これまでの「認識枠組み」を再構成・再構築していくことの必要性を訴え、著者の言葉でいう「グローバル政治(世界政治)」という観点から、新たに「平和学」を解体構築している。しかも、そこで展開されている「平和学」は単に、学問としてでのそれではなく、政策定言的でもあるので興味深い。

 大学の専門課程向けではあり、比較的読みやすい内容ではあるが、理論的な内容なので特定の題材を扱っている訳ではなく、読みなれていないと難しく感じるかもしれない。但し、あくまでも基本となる国際政治学(国際関係論)の知識があることが前提ではあるが・・・。






グローバル社会民主政の展望―経済・政治・法のフロンティア
販売元: 日本経済評論社

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Covenantとは「盟約」ないし「契約」あるいは「規約」のことです。私はこれを読んで、ルソーの『社会契約論』の現代版ではないかという印象を持ちました。
グローバル化は単なる経済の物語ではなく、人々の生活の枠組みを鋳直し、法と権利をおよび責任を確立しようとする物語でもあります。人々は普遍的な原理や人権と法の支配の重要性を自覚するようになり、「コスモポリタンな考え方」に至ったのです。基本的必要を充足するための権利や責任の領域が設定されてしかるべきではないか、あるいは「すべての人々は道徳的に平等に尊敬され、配慮されてしかるべきである」とヘルドは考えます。
グローバルな盟約(社会契約)が必要であり、この盟約はルールに依拠し、正義を志向する民主的な多国間の秩序を構築するための基盤となりうる、と述べるのです。
ブッシュ・モデルは経済ではワシントン・コンセンサス、政治的にはワシントン安全保障アジェンダを持っているのに対し、社会盟約モデルでは経済的には公的部門を重視し、貧困を緩和する社会盟約のアジェンダが、政治的にはすべての基本的人権の保護による人間の安全保障アジェンダが、それぞれ対置される形となると考えています。
グローバリゼーションと社会統合の関係は単なる統合ではなく対抗物を生み出す複雑な過程で、グローバルな課題を抱えた、グローバル市民社会あるいはグローバリティの形成にいたる過程として捉えるのです。それをヘルドは経済、政治、法という三つの側面から包括的に提起するのです。
思想史的レベルで、グローバリゼーションとそれが引き起こす諸問題を解決する方向を示唆したものとして、ヘルドの議論は、極めて重要な指摘を行っているように思われます。





グローバル商取引と紛争解決 (グローバル商取引シリーズ)
販売元: 同文舘出版

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国際契約ルールの誕生 (グローバル商取引シリーズ)
販売元: 同文舘出版

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グローバル/ジェンダー・ポリティクス―国際関係論とフェミニズム (SEKAISHISO SEMINAR)
販売元: 世界思想社

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国際関係とフェミニズムについて全くの素人大学生(男)ですが、関心があり本書を購入しました。きっかけは、独学で平和学を少しでも学ぼうと思い立ち、池尾靖志編「平和学をはじめる」から進藤栄一著「現代国際関係学」へと読み進めた際、両書籍の参考文献に本書が上げられていたため。

著者が「女性学評論」等に発表された論文を集めたもの(ただし最後の章は書き下ろし)。参考文献等が豊富ですが、教科書的体裁を採っていないため、用語解説などの配慮はなく、入門書とは言い難いです。しかし内容は非常に良質、豊富でありこれからの国際関係と平和主義を考える上で一読に値すると私は感じました。特に、国際関係をジェンダー・フェミニズムの視点から読み解く書籍が少ない中、この本は必読書といえるのではないでしょうか。

私は上記の2冊を読了語に本書に取りかかったため、頻出する専門用語に幻滅することなく、素人ながらも興味深く本書を読むことができました。




歴史の壁を超えて―和解と共生の平和学 (グローバル時代の平和学 (3))
販売元: 法律文化社

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私たちの平和をつくる―環境・開発・人権・ジェンダー (グローバル時代の平和学 (4))
販売元: 法律文化社

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グローバル政治経済入門
販売元: 黎明書房

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