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和書 492150 (67)



聞き書き ある憲兵の記録 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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私は大学の課題でこの本を読むことになったのですが、題名の通り、戦争中(満州事変からポツダム宣言、シベリア抑留)の実際に人物、土屋芳雄さんの話です。
戦争の本っていうと、被害にあった民衆、中国の人、朝鮮の人などのことが多いですが、これは戦争中の加害者から見た話。

憲兵になるまで、心優しかった土屋さんは、兵隊社会の中でうまくやってくため、上官に認められて自分の家族が恥をかかないために残虐行為を繰り返したのでした。
中国人に対する拷問は本当に酷く、「うわあ・・・」と思うものがあります。戦争中の軍事教育がいかに人を酷い人間に変え、いかにその人の人生を狂わせてしまうかがわかります。

土屋さんは今でも殺してしまった人に対して後悔してもしきれない思いをいだいておられるようです。
この加害者もある意味被害者に思えてなりませんでした。




金正日の拉致指令 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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特殊部隊(軍事系)の現実に行われた作戦の経緯を詳細に描くと同時に、各国の有するSASやデルタフォース・レンジャー・グリーンベレーなどの組織の特徴やその訓練風景も克明に描写している。また、実名で多くの隊員や指揮官が登場し当時の作戦の推移と結末を、生き生きとした言葉で語っている。陸・海・空の一般部隊とは一線を画す特殊部隊は、独自の組織と戦略と装備を持ち、課せられた極めて困難な作戦の遂行に全力を注ぐ。その隊員たちの気質もまた個性豊かであり、そのおのおのの特殊技術を生かしながら、敵戦線後方に侵入し、人質の救出、近接航空支援の管制、敵通信施設の破壊とさまざまな作戦をこなしていく。まさに少数精鋭の戦う男たちの集団である。




言論統制下の記者 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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国際スパイ都市バンコク (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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昭和陸軍の研究 上 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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太平洋戦争 子供の頃から怖い戦争だったと聞かされどうしてそんな戦争をしてしまったのかと不思議に思っていました。
この本では昭和陸軍の視点から、先の大戦を解説していますので、昭和陸軍の欠陥を余すところ無く指摘しています。
ただ、昭和陸軍に先の大戦の責任を課そうとするあまり、すべての責任が昭和陸軍にあるように書かれています。陸軍の暴走だけで本当に日本は負ける戦争に突入して、幾多の戦場で多くの日本人を犠牲にしたのでしょうか?

日本の帝国を操った本当の黒幕 帝国を滅亡に追い込んだ日本の黒幕から世間の目をそらせ、すべての責任を陸軍に押し付ける そんな意図に操られた著者の姿を行間に感じました。




昭和陸軍の研究 下 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 太平洋戦争について言うのであれば、米内〜山本〜井上の反戦論が海軍にあった事は、周知のことであり、それとの比較で言うと、中国への進出に始まる太平洋戦争への道は、全て(とは言わないまでも大部分が)「陸軍」によって始められたことである。
 ということは、「昭和」の戦争は、「陸軍」による戦争という一応の架設が建つのであり、その陸軍を研究しなければ、なぜに日本が徹底的に焼き尽くされるような無謀な戦争に突き進んだかは理解できない。
 「昭和」研究の第一人者である著者は、膨大な資料と何百人へのインタビューを通じて、「陸軍」の組織論、派閥論、それに伴う人間関係などから説き起こしてどうして「意思決定」がされていったのかを極めて詳細に論じている。
 ここで、感じることは、「独裁者」のような存在がいたわけではないこと、強烈なリーダーシップを発揮する人間がいたというわけではなく、序列や、責任回避が重なって、「何とはなしに」意思決定されていたと思われる部分が描かれていることである。
 ここは、現在の日本の官僚社会、会社組織でもありうることであり、同じような過ちが起こりうることを示唆している。傾聴に値する本である。





巡洋艦インディアナポリス号の惨劇 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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重巡洋艦インディアナポリスは太平洋戦争末期に日本軍の潜水艦の攻撃で沈んだ。それが長い悲劇の始まりだった…という、待望の邦訳だったが失望した。原著は素晴らしい出来なのに、邦訳書はだいなし。訳はいい。しかし原著には収録されていた多くの写真やインディアナポリスの被爆位置の推定図、各章のはじめにある当事者の顔写真などがバッサリとカットされている。あまりにカットされているので、はじめは落丁かと思ったくらいだ。当然、参考文献や索引もカットされている。はっきり言って、この邦訳書はひどい。原著を汚している。もし原著者が抗議してきても不思議ではない。

さて、本の内容は素晴らしいの一言。いわゆる戦記物ではない。原爆運搬という極秘任務や5日間もの地獄の漂流、生存への執念や諦め、艦長のマクヴェイへの不当な軍法会議などが語られている。中でも生存者がサメに襲われるエピソードはおぞましくも迫力を感じる。ちなみにスピルバーグ監督の名作、ジョーズにインディアナポリスのエピソードが描かれている。

著者は多くの問題を投げかける悲劇のノンフィクションを描いた。一級の冒険ドラマとして、闇に埋もれた悲劇の物語として最高の本である。なのに邦訳書の構成はひどい!原著の素晴らしさ半減である!原著の生々しさがない!多少英語が苦手でも、原著の購入をおすすめしたい。




スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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600ページの大容量だが、兵士の日記やコメントがふんだんに盛り込まれているので、ドキュメンタリー小説のように難なく読みこなせた。
ただ解説用の挿絵などが少なく感じたので、ネットで調べながら知識を深めていった。




スパイキャッチャー〈上〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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MI5は国内防諜組織であり、華麗なるジェームスボンドがイメージされるのはMI6ということになる。比較的地味な活動の紹介が主な内容で、冷戦時代の対ソ防諜活動が主なものとなっている。海軍の技術畑からの途中編入とはいえ、組織内のナンバー3に上りつめる著者が披露する内容はなかなか興味深い。比較して読んでみることをお勧めしたいのはFBIフーバーに関する文庫本である。組織なるが故の人事的硬直が目的の障害となる点など、組織人には考えさせられることが多かった。


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