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和書 492150 (69)



ノモンハン〈4〉教訓は生きなかった (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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 太平洋戦争、否あの有史以来世界最大規模の組織集団にまで膨れ上がった帝国陸軍を解明する上でも、絶対避けられない重大事件がノモンハンである。太平洋戦争の縮図とまで言われるほど、陸軍の全てがこの局地戦に凝縮されている事実。しかし、何一つ教訓が生かされず壊滅した現実。著者は日露双方からの丹念な取材を通して、当事者である日本人ですら掴めないほどのとてつもない日本人論(本著)を著した。取り分けその取材力には圧巻である。それを如実に語っているのが巻末の戦闘従事部隊の組織図である。これをみればあの戦いの全てがわかる。そこからは昭和14年の戦闘で既に伍長が中隊長代理をするほどの激戦があった事実すらわかるのだ! この本は決して過去の、それも太平洋戦争前に起きた一事件で片付けられるものではない。その基本構造は今日の社会に脈々と息づいているのだから。




バルト海のほとりにて―武官の妻の大東亜戦争 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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第2次大戦以前の、一陸軍武官の誠実な信念ある行動に感銘を受ける。逆に参謀本部の判断の甘さに改めて憤りを感じる。著者は、夫に代わりバルト海での武官の軍人らしい行動について書いている。武官婦人は、夫を内助の功として私心を忘れ、行動を共にしている。特に、大切な暗号作業を武官婦人が実施していたこと、その保全に如何に留意していたかを知り、敬服に値します。
現代の大使や、武官夫妻にこのような方は居るだろうか?
特に、最近の外務省のていたらくに憤りを感じる。




ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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「ベスト&ブライテスト」とは、ケネディとジョンソン政権において国家安全保障を担当し“最良にして最も聡明”と謳われたエリートたちのことである。合理主義で行動的、実行力に富んだ彼らが、のちに“賢者の愚行”と評されることになるベトナム戦争へと突き進んでいったのは、なぜなのか。本書では、大統領になったJ・F・ケネディが輝ける経歴を誇る面々を招集するプロセスと、彼らが直面した大きな課題〜キューバ危機と中国の崩壊〜を通して、ベトナムへの軍事介入への“奈落へ向かう渦巻き”へ巻き込まれていく道程が描かれる。

著者はいう。
---3回にわたって連載された記事の表題・・・「われわれはなぜ中国を失ったか」は心にとめておく価値がある。中国はわれわれのものなのだった。失うべき何物かであった。そしてこの前提こそ、その後何年にもわたって外交政策決定者の心をむしばむのである。---

アメリカは今も、何物かを失うまいとして戦い続けている。ベトナム戦争当時と国際情勢は大きく異なっているが、そのには現代にまで引き継がれた共通の態度…私が感じるところでは「世界をコントロールしようとする傲慢さ」…がある。当時権力の座にいたエリートたちの姿をイキイキと描きながら、その影に潜む傲慢さを暴き出す渾身のレポート。




ベスト&ブライテスト〈下〉アメリカが目覚めた日 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 下巻では、すでにたいまつを受け継がれたジョンソンが、どのような思考過程で戦争を遂行して行ったのかを、軍人と役人を交えて書かれている。国内の政治家どもの扱い方が得意だったジョンソンは、同じように軍部を動かせると信じていたのかもしれない。しかし、、、。徐々に軍部へのコントロールがきかなくなり、ベトナムへの派兵は増員されていく。そんな大統領は国民の信頼を失う。ジョンソン大統領の立場になってみれば、つ、つらい、つらすぎる。ハルバースタムは人物の性格をうまく描いているとおもいます。
 同作者の静かなる戦争と並ぶ名著だとおもう。




ベスト&ブライテスト〈中〉ベトナムに沈む星条旗 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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日中戦争で日本軍は中国にコミットし100万以上の兵士を投入して
勝利することも 戦争を終結に導くこともできませんでした.
またアメリカ軍のベトナム投入前にフランス軍は
北部ベトナム ディエンビエンフー でべトミンに殲滅されました.
このようなアジア大衆の膨大な潜在的エネルギーと戦争自体の不合理性を理解しないままに
アメリカはベトナムへのコミットメントをはじめました(⇒"ベトナム戦争")
若さあふれるアメリカ政権スタッフ(="ベスト&ブライテスト")の発想と行動を捉えながら
アメリカにとってのベトナム戦争を描いたジャーナリズムの傑作.




ベトナム戦記 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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まだ少年と言える時代に読んでしまった。戦争とはいったい何なのか?など考える余裕などなかった。
「ベトコン少年、暁に死す」の項を読まなければ良かったと後悔しつつ読み続けた。胃の辺りが石を飲んだように重くなって、目には涙が浮かんできたのを今でも覚えている。
開高健先生は、私にとって人生の師と勝手に決めているのですが、この本の内容は中学生の私にとっては厳しすぎたと思う。
今、子供にも開高先生の小説を読むように勧めているが、この本はもう少し後にしようと心に決めている。




ミリテクパワー―究極の日米摩擦 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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日本とドイツ 深き淵より―戦後50年〈2〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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戦争と庶民 1940‐49〈3〉空襲・ヒロシマ・敗戦 (朝日歴史写真ライブラリー)
販売元: 朝日新聞社

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足摺の海と空―「飛燕」戦闘機隊 上野少尉機帰還せず
販売元: 近代文芸社

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