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和書 492150 (99)



一中尉の東南アジア軍政日記
販売元: 草思社

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東南アジアに旧陸軍の報道部員、次いで軍政部員として東南アジア全域を回った著者による日記である。若干の編集が加えられてはいるが、それでも又聞きをかき集めたようなものや、個人の鬱屈と妄想の発露のようなものに比べれば違いは歴然。私的な文書であるため、当時に軍に対して賛同もあれば批判もしている。

また、当時の占領政策の裏側などを知る資料としての価値もさることながら、現地で食べた料理の感想だの、蚊が多くて眠れないだの、当時の東南アジアでの生活を伝えてくれる旅行記としても価値が高い。

編集されているため、文章も平易で読みやすく面白く読める。当時の言葉遣いをそのまま残しているため、中には現在劇薬扱いされている言葉も含まれているがそれも資料というものだと思う。玉石混交の太平洋戦争ものの中で面白さと中身を兼ね備えていると判断しあえて5点の最高点を付けさせて頂いた。




市ヶ谷台に学んだ人々
販売元: 文京出版

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一日一信 戦地から妻への1600通の葉書〈2〉
販売元: 大空社

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一切語るなかれ―東条英機一族の戦後
販売元: 読売新聞

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テロリズム (1冊でわかる)
販売元: 岩波書店

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この本は日本語で手軽に読めるものとしては、現状で最も真っ当なテロリズム研究の入門書だと思う。

内容に体系立っていない点やロジックが不明瞭な点がしばしば見受けられるが、それは著者の力量によるものというよりは学問自体の未成熟さによるものだろう。

巻末に訳者による文献案内があり、これは日本の状況(オウムなど)も踏まえて書かれているため、とても重宝する。テロリズムについてちょっと深く知りたい人、大学のレポートなどで概要を知りたい人、あるいはこれからテロリズムを研究したい人にはオススメ。

(星の内訳:内容+3、文献案内+1)




一死、大罪を謝す―陸軍大臣阿南惟幾 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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 阿南陸軍大臣は、それ以前は、決して、陸軍において、目立つ存在でもなければ、失礼ながら「将来を嘱望された」人でもなかった。
 この彼が、どうやって大東亜戦争を終結させるかという鈴木貫太郎内閣の陸軍大臣になったことは、時代と運命のめぐり合わせでしかない。彼でなければならなかったという状況ではないし、彼しかいなかったという状況でもなかった。
 そういう状況の中で、鈴木貫太郎内閣で「終戦の方向」が暗黙裡に模索される中で、表面的には、「戦争継続」を強硬に論じ、他方、万一の場合の若手陸軍将兵の反乱を防止することも考えなければならないというのは、以下に心労であったろうか?
 「ご聖断」が下った後、鈴木貫太郎にそれまでの失礼を詫び、別れるときには、すでに自決は決まっていたのであろう。
 彼は、彼なりに「戦争継続」をいい続けることで陸軍を納得させながら、最後は「ご聖断」で彼の属した内閣の目的の達成を喜んでいたのではなかろうか?




一死、乱れず
販売元: 潮出版社

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一式陸攻雷撃記―海軍七六一空の死闘 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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海軍の主力攻撃機であった一式陸上攻撃機(七六一空)の搭乗員であった井上昌巳 元上飛曹(甲飛8期)の自伝です。前半部分は鹿屋基地での猛訓練から前線のテニアンへ派遣され、敵機動部隊との交戦の様子が綴られています。陸攻が敵機動部隊へ接近し、熾烈な対空砲火をくぐり抜け、魚雷投下!魚雷命中!敵空母撃沈!・・・を夢見て猛訓練を重ねた搭乗員たちは、そのほとんどが魚雷を投下する前に撃墜されるという壮烈な戦いの渦中にいました。文中の編成表を参照してもその未帰還機の多さに絶句してしまいます。
数年もの長期にわたって訓練が必要とされる搭乗員が、まるで木の葉が散るように未帰還となっていきます。一機あたり操縦、偵察、電信、搭整、攻撃の5名もの尊い命です。ひとりひとり人生があり、家族もあろうというのに。非力なエンジンをカバーする為、防御性能を極端に省く設計思想そのものが許せませんね。それでも彼らは敵に向かって行ったんですよね・・・。
さて、中盤~後半のものがたりは、あいつぐ未帰還機によって飛ばす飛行機さえなくなります。さらに進出してきた敵機動部隊によってテニアンが危機に陥ります。本書の題名とは裏腹にこちらの「陸戦」部分の方がメインとなっているような印象です。敵の爆撃や艦砲射撃から、上陸まで生々しく描写され、掃討部隊から逃れるべく島内を行動する様子は緊張感たっぷりです。この上陸部隊から逃れるべく、井上一飛曹は泳いで10キロ離れた無人島へ向かいます。その結末とは・・・。




一等兵が語る追憶の譜
販売元: 国書刊行会

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一般曹候補学生〈61.10~62.9〉
販売元: 成山堂書店

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