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和書 492150 (112)



沖縄現代史 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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沖縄 平和の礎 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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子どもたちの8月15日 (岩波新書 新赤版 (956))
販売元: 岩波書店

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湾岸戦争、イラク戦争。
テレビやネットで「戦争を観たことある」世代が社会の中心になっている現代。日本が現実に戦場となった太平洋戦争を「経験した」世代から「戦争観たことある」世代へのことばが伝わりにくくなっている現代。「戦争を経験した」世代の生のことばが本書に書かれています。優しい言葉で。馴染みやすい言葉で。想像しやすい言葉で。「戦争を知らない世代」という言葉さえも聞かなくなった現在、このような本が今後も多くの「戦争観たことある」世代の目に入ることを願います。戦争は地球上に現実に存在する悲劇なのだということを強く実感するためにも。




在日米軍 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 反核平和運動家でNPO法人ピースデポ代表である1937年生まれの工学博士が、米国の情報公開法等を利用して得た一次情報を用いて、現在の日本における在日米軍問題への関心の減退に警鐘を鳴らすべく、2002年に刊行した新書本。在日米軍は1951年のソ連を仮想敵とした日米安保条約に起源をもつが、1970年代のベトナム戦争後の米軍再編の中で、日本の自衛隊への責任分担要請が強まり(旧ガイドライン)、米軍の全地球的展開を支える役割を担い始める。冷戦終結後の1990年代には、「安保再定義」と新ガイドラインにより、「唯一の超大国」による全世界の紛争管理(対テロ戦争等)と日米軍の一体性の強化(域外派兵等)が模索され、情報化によるRMA(軍事革命)が本格化した。著者はこうした対米追随の歴史を振り返る中で、改めて日本の政治家の意識の低さ(思いやり予算等)を嘆くのである。また、著者は米軍全体の中での在日米軍の位置付けを検討し、後者がいかに重要な役割を果たしているかを解明する。つまり、日本は市民意識に反して既に高度な武装国家なのである。また、在日米軍は全てが在日米軍司令官の指揮・統制下にあるわけではなく、日本の防衛を必ずしも主眼とはしない組織であることも指摘される。そのことと関連して、非核三原則の空洞化、米兵の犯罪、基地の環境汚染、騒音公害等の、市民生活への米軍のさまざまな悪影響についても論じられている。最後に、情報技術によるRMAと、冷戦後の脅威ベースモデルから能力ベースモデルへの思考の転換が、いかに米軍および在日米軍の在り方を大きく転換するかが批判的に論じられ、それに対して東北アジア非核地域構想による、長期的な地域の緊張緩和政策が対置される。本書の記述は実証的で、図表も活用でき、概して説得的であるが、東北アジア多国間安保論についての検討も欲しかった。

                        




自衛隊をどうするか (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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人道的介入―正義の武力行使はあるか (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 およそ戦争なるものは人類のあらゆる営みの中で悪の最たるものとの考え方の下、戦後の国連体制では自衛と集団安全保障以外については、全ての戦争・武力行使は押しなべて禁止されています。
 しかしながら、世の中から戦争はなくなりません。もし仮に、隣国で罪無き人々、特に女性や子供たちが、民族的属性だけを理由として殺されていくとしたら、そして、武力を行使するしかその事態を防ぐことができず、しかも自分にはその能力があるとしたら、我々はどうすれば良いのでしょうか。戦争は悪であり、戦闘行為とは言え、人が人を殺そうと思って殺す、理由の如何を問わず、そんなことは許されるはずはない、それをしてしまったら、19世紀さながらの弱肉強食の世に戻ってしまう。そんな考え方もあるでしょう。また、逆に、罪なき人々の命が奪われていくことを放置せざるを得ないのであれば、何のための平和であり安寧なのか、個人としても倫理的に耐えられるのか、という意見もあることでしょう。
 いずれにせよ、武力行使を伴う人道的介入の問題は、法とは何か、国家とは何か、人権とは何か、そして人の世の平和とは何か、そうした根源的な問いを含んでおり、また、法的・倫理的・価値論的に各個人のアイデンティティをも試す問題と言えましょう。
 本書は、こうした重い問題を正面から取り上げ、きわめて平易な語り口のなかに、著者なりの悩みと考え方を示しています。問題への取り組みの姿勢には、極めて真摯なものを感じました。著者の結論には些かナイーブに過ぎる面があるように思われるものの、今後の世界の在り方を考えていくうえで、是非とも一読をおススメしたい一冊です。




スパイの世界 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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小学生のころからスパイ好きです。
久々に読みました、スパイの話。

アメリカ、イギリスが主ですが、KGBの様子、陸軍中野学校についても触れられています。
著者の膨大な知識に圧倒されます。
スパイ小説、作家もフォローされています。
スパイ好きなら楽しく読める1冊。
大人向けのこういったお手軽本がありそうで、なかったように思います。




宣教師ニコライと明治日本 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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東京御茶ノ水のニコライ堂を訪ねる前提として本書を読んでみて、期待は裏切られなかった。骨子となっているのは、サンクト・ペテルブルグの国立中央歴史古文書館に保管されていた、ニコライ自身の40年間に渡る日記であり(著者がそれを79年に発見したのはなんという僥倖だろう)、その重要な部分が、ドストエフスキー研究者にふさわしい良質な日本語で紹介されているのだから嬉しい。
明治後期に日本人の正教会信者数は、カトリックに次いでプロテスタントを凌いでいたという貴重な事実を本書から知ることができたが、その理由の一端もまた興味深い。戊辰戦争で敗れ「古い権威の崩壊を体験」した仙台藩士たちが、「新しい日本にふさわしい新しい統一原理としての宗教」を求めて最初期の信者になったというのだ。ロシア正教はまさしく新興宗教として我が国に到来したのであり、「薩長藩閥の政府を以って不倶戴天の仇敵」となす政治的意味合いをも併せ持っていたのである。
江戸時代から日本人が潜在的に感じ続けてきたロシアの脅威、そして日露戦争。歴史の歯車はロシア正教にとって不利な方向にばかり進んでしまった(日英同盟を結んだ相手イギリスがプロテスタント国であったことも忘れてはならない)。日清戦争に勝って中国を、ひいてはアジアを見下すようになった日本は、日露戦争に勝利したのちロシアまでも「黄色い白人」として劣等視するようになった。その後の歴史は誰もが知っている。
教会関係者の手になる本でないだけに、ロシア正教への正当でまっとうな批判を読みうるところも良い。ギリシャ正教の教義とビザンチンの芸術様式を唯一の権威として無批判に崇敬したことはともかく、国教として安泰を保障されたその保守的な体質は日本の仏教界にも共通している。小冊子ながら日記以外の資料も存分に引用されており、新書の値段でこうした良書が読めることを感謝すべきだ。





戦争犯罪とは何か (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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戦争論 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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戦争に関する基本的な捉え方を、現状に即して展開した本です。

展開された議論を、自分の立場から見た特定の政治的傾向
(「左」など)に帰着させ、その傾向を指す言葉から連想されがちな
(読者の)偏見を利用して、議論を無視させようと煽ったり、
戦争論の本に、細かい歴史記述を一方的に期待した上で、
お門違いの酷評をぶつけたりしている人がいますが、
そのような見方に、不当に影響されることなく、読んでもらいたいです。


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