和書 492150 (246)
クワイ河収容所 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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第二次世界大戦下のタイで鉄道建設のために日本軍に酷使される捕虜たちの物語です。
日本軍の無慈悲な扱いの中で捕虜達はどんどん人間らしさをうしなっていき、仲間への思いやりも忘れ、人として悪い方にむかっていきます。
そんな中、信仰をもった同僚に助けられた著者が少しずつ人間らしさをとりもどします。その信仰にある希望がやがて収容所全体に広がっていき、ついにはどんなに過酷でむごい仕打ちを受けても敵をうらまず愛すると言う究極の善にいきつくようになります。
捕虜達がキリストの十字架にふれられてその本当の意味を知り、
神がつくった人間本来の「良い姿」にかえられていくのです。
人間とは、どんな過酷な状況にも希望を得ることができる。そしてどこまでも無慈悲になりえる存在だと言うことを教えてくれます。
希望を手にするために光(善)に目を向けよう、自分ではなく自分を犠牲にして他者を生かそうとする意志はキリスト教の本質であり、人間のもっとも人間らしいところではないでしょうか。
グアム島玉砕戦記―悲劇の島三百日の戦い (光人社NF文庫)
販売元: 光人社
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本書の良いところは、事実に基づいてはっきりと、そしてしっかりと書かれているところです。思想的なかたよりは全く感じずに、ただ事実だけをおって書いた、という感じでとても良かったです。とかくこの手の本に多い、「反戦色が強すぎて本筋からズレる」ということもありません。
グアム島での戦闘の様子はもちろん、人肉食、ジャングル内でのゲリラ戦、逃走、島からの脱出・海上遭難・救助、そして敗戦・・・と、区切りよく書かれてあります。
ただし、一部の部隊と幾人かの人物を中心に書かれているので「グアム玉砕戦の全容や概要を広く知りたい」という場合にはちょっとだけ範囲が狭いかもしれません。ただ「ああ、こんなだったんだ」と知るにはとても良いですよ!
大東亜戦争で祖国の為に国内・国外で亡くなった方々のご冥福をお祈り致します。61年目の8月15日に。
グッドバイ ロンゲラップ―放射能におおわれた島
販売元: 築地書館
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グラフィック・レポート 昭和の戦争記録―東京目黒の住民が語る (グラフィック・レポート)
販売元: 岩波書店
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グラフィック・レポート 昭和史の消せない真実―ハルビン・南京・泰緬鉄道 (グラフィック・レポート)
販売元: 岩波書店
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戦場の枯葉剤―ベトナム・アメリカ・韓国 (グラフィック・レポート)
販売元: 岩波書店
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グラフィック・レポート 東京大空襲の全記録 (グラフィック・レポート)
販売元: 岩波書店
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グラマン戦闘機―零戦を駆逐せよ (光人社NF文庫)
販売元: 光人社
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昭和49年に出版された本の加筆・修正版ということで目新しい内容は無く、日米の戦闘機に対する評価も型にはまったお決まりのもの。まちがいではないが誤解を招くような記述も散見されます。
グラマンの戦闘機について文庫で一冊に纏まっている点についてかろうじて評価できるくらいで大筋を押さえる程度と割り切って読みましょう。
グリンベレー赤の殿下を狙え
販売元: 並木書房
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グリンベレー 戦場の人間学―極限状況で、どんな男が生き残ったか (ノン・ブック)
販売元: 祥伝社
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戦場という究極の極限で人間はどう考え、そして行動するのか
一見して作者の思考パターンや行動は一般社会に生きるものの目からは冷酷かつ理不尽に見えるかもしれない、
しかし戦場とは生きるか死ぬかの極限であって人間の本来の姿が如実に現れる場ではないだろうか?
死相がでている部下を知らぬ顔で見送ったりできるのは軍人だからかもしれないが、究極の場ではやむ終えないだろう。
生き残るために、ありとあらゆる手段をとる。実社会で人間らしく生きるのも人間の姿なら、戦場で本能的に生きるのもまた人間のもうひとつの真の姿。