和書 492150 (253)
軍事頭脳を持っているか―日本人は無防備すぎないか
販売元： 青春出版社
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1997年初版というやや古い本ですが，軍事面での世界常識と，それに対する日本人の意識のギャップについて言及している資料的価値の高い本だと思います。
政治の延長としての戦争と，また国際法上戦争とは異なる定義をされているテロについて，実例に関する解説を中心に，軍事知識を提供してくれています。
良いと思った点は
・実例を基に世界の軍事対応のトレンドを解説している
・ただ現状に警鐘を鳴らすだけでなく，何故（筆者の主張としては）日本の軍事常識が世界とかけ離れているのかを説明解説している
悪いと思った点は
・ケーススタディに終始しており，結果政治的背景や地政学上の環境により限定される現状など，俯瞰的な視点での記述があまりない
・警鐘を鳴らし，どうあるべきかは十分記述されているが，そのためにどうすべきかの過程に関するノウハウへの言及が無い
とはいえ，日本ではタブーとされがちな軍事面での現状をわかり易く説明している内容は，十分読むに値するかと。特に戦争やテロなどがクローズアップされている今こそ，読んでいただきたい本だと思いました。
軍事組織と社会
販売元： 新曜社
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軍事組織とジェンダー―自衛隊の女性たち
販売元： 慶應義塾大学出版会
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大学院のゼミで取り上げたが批判のオンパレードだった。フェミニズム研究としては理論的には１０年くらい古いし、難解な言説を取り除いてしまえば、言ってることは薄っぺらい。話題の「自衛隊」を舞台にしたってだけの本。自衛隊が日本の他の同類組織（例えば、警察、警備会社など）とどう違うのか、他国の軍事組織とどう違うのか、自衛隊外の女性からのまなざしなど、もっと考察すべき点があったはずだ。一部の左翼活動家が好みそうな本だが、一般の女性読者には相当の極論に聞こえるはずだ。象牙の塔のなかで一生懸命ジェンダーを勉強しましたっていうタイプの本。欧米のジェンダー理論（といっても相当古めだが）を当てはめて権威づけようとするのはみっともない。もっと曖昧で微妙な日本のジェンダー感覚まで目配りした分析を期待したい。
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軍事大国日本の行方―アジアの軍事情勢と日本の安全保障を考える
販売元： ベストセラーズ
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軍事大国化する中国の脅威
販売元： 時事通信社
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軍事大国化と「構造改革」
販売元： 学習の友社
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軍事帝国 中国の最終目的―そのとき、日本は、アメリカは… (祥伝社黄金文庫)
販売元： 祥伝社
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中国が海軍力の増強に力を入れていることは、新聞等で知っていた。それらの断片的な情報を取りまとめて理解するのに良い本である。
中国の軍事力増強の背景にある中華思想、中国国内の政治的・経済的矛盾、日本の外交姿勢の脆弱さ、安全保障・危機管理教育の必要性を強く訴えている。
P.267に記載された「中国が日本を敵対国家のリストから外す」時の日本の状態には、思わず震えを感じたほどだった。
軍事帝国 中国の最終目的―そのとき、日本は、アメリカは
販売元： 祥伝社
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この書籍は中国の現在の軍事力とそれを背景にしての外交戦略を考察しています。中国の軍拡を後押ししているロシアについても、考察がなされています。ロシアとしては、外貨獲得のために自国の最新兵器を中国に販売する戦略を取っているが、全面的に中国に信頼をおいて中国に最新兵器を輸出している訳ではなく、あくまでもビジネスだとこの著者は強調して述べています。
また現在の中国の軍備状況も解説しており、日本に照準している大陸間弾道核ミサイルについても、詳細に述べられています。
我々日本人はそれを知ってか知らずか、中国に多額の経済支援を長年してきました。それらの経済的な面からも、また中国４０００年の過去の歴史的な観点からもこの著者は明記しています。現在の中国での反日デモなどの背景を理解するのに、最適な一冊だと思います。
軍事帝国中国の最終目的―そのとき、日本は、アメリカは
販売元： 祥伝社
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軍事データで読む日本と世界の安全保障
販売元： 草思社
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