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和書 492150 (268)



原子爆弾の誕生〈上〉
販売元: 紀伊國屋書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 上下巻あわせて1000ページ以上。ものすごい数の登場人物が出てくる。しかも章によって主役が目まぐるしくかわるので、20世紀前半の科学しに詳しくない方は「この名前、前にも出てきたっけ?」といった混乱に陥るかもしれない。

 中心人物として出てくるのは、レオ・シラード、アーネスト・ラザフォード、オットー・ハーン、ニールス・ボーア、エンリコ・フェルミ、ロバート・オッペンハイマー、アーサー・コンプトン、アーネスト・ローレンス、といった面々(アインシュタインは脇役だ)。彼らがだいたいどんなことをした科学者であるかを知っていて読めば、彼らの人物像や性格などの「生」の部分に触れられることができるので、興味も数段増すだろう。

 感情抜きで考えれば、貴重な経験をすることのできる本だ。連合国側の科学者たちが原子爆弾を作るまでの研究や、政治家たちの駆け引きなどをありのままに読むことができるのだから。
 ただ、感情移入してしまえば、日本での戦争末期の惨状を尻目に、まるでサイコロを投げるようにして標的都市を決めたり、広島に落とされる「リトルボーイ」にくだらない落書きをしたり、投下直後に原爆開発者のオッペンハイマーが「まあまあの出来栄」などと悠長にコメントしたりという事実があったわけで、人の命をこんなにも軽々しく考えていたものかとがく然とする(その後オッペンハイマーが原爆投下を後悔したのは救いだ)。

 結局はだれにも止められなかったわけだ。ドイツでの原爆開発が進んでいないことがわかってからもなお、大義を差し換えて開発を続ける(最近のどこかの超大国のようだ)。開発反対に回る科学者はごく少数。戦争が加速させる時の勢いとはそんなものかと思う。

 なお、「水爆を最初に考えたのは日本人」という話が出てくる。重版以降なおされたかわからないが、これは著者ローズによる資料の誤読なのだそうで、指摘しておく(岩波ジュニア新書『科学の10冊』に詳しく載っている)。




原子爆弾の誕生〈下〉
販売元: 紀伊國屋書店

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上巻を飛ばして下巻から読み始めたのは、単純に、原子爆弾が日本の上に投下されて日本が降伏する前後の様子に興味持ったからです。

この本には原子爆弾の理論案から制作過程まで詳細に書かれてあります。原子爆弾が投下されて、その被害の様子を、被爆者の証言を元になまなましく書かれてあります。その章を読み終えた日は、もう何もする気が起きませんでした。




原子爆弾は語り続ける―ヒロシマ六〇年
販売元: 社会評論社

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原子野からの旅立ち
販売元: 女子パウロ会

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原子力潜水艦 (光文社文庫―ミリタリー・イラストレイテッド)
販売元: 光文社

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知らないと危ない「有事法制」 (GENJINブックレット (30))
販売元: 現代人文社

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6年前に買って読みましたが、今もう一度読み返しています。
Q&Aでとても読みやすくて、各項目のポイントがよくまとまっています。
資料としても読み応えがあります。

こうやって「整備」された法律を土台にして今の安倍政権が動いていると思うと、自衛隊の日本軍化、日本の戦時体制化が現実味を帯びて迫ってきます。




元帥の自決―大東亜戦争と杉山元帥
販売元: 鵬和出版

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原潜回廊―日本近海での米ソ秘密戦の実態 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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敢えて古典を読む気分で潜水艦ファンには是非とも手に取ってもらいたい一冊。
今のロシア海軍はメンテナンスもままならずボロボロ、アメリカ海軍ももはや
ロスアンジェルス級は老朽化し、ヴァージニア級が出だしているなど(シーウルフは高過ぎで失敗)
世の中変化はしておりますが、なかなかベース技術は変わらないのが面白い所です。
フォークランド紛争でも英原潜「コンカラー」は最新兵器を搭載していたにもかかわらず、使用
された兵器は旧式のマーク8魚雷だったことですし...

ソ連/ロシア潜水艦のピークは間違いなく冷戦時代です。
(マニアックな方にはWWIIのバルト海潜水艦隊という手もありますが...)
そのピークを学ぶのには格好の一冊!
安く古本が出ていることですし、ぜひとも。




原潜回廊―第三次世界大戦は日本海から始まる
販売元: 講談社

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1980年代、いつ第三次世界大戦が起こってもおかしくないと言われていた時代の日本近海における米ソの潜水艦戦の実態を描いた書物。現在では一種の歴史書としての価値しかないと思われるが、当時の一触即発の雰囲気がよくわかる良書である。




舷窓潮音―海軍式リーダーの心得
販売元: 新人物往来社

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