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和書 492150 (270)



虹の戦士号爆破事件―フランス情報機関の謀略 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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八万キロの戦争―語り部が伝える真実 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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花岡事件の人たち―中国人強制連行の記録 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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元々戦後三十年に出版された本書は、数ある中国人強制連行の中でも特に有名な「花岡事件」の生き残りである在日中国人の三人から当時の様子を聞き書きしたもの。強制連行され、酷使され、虐待され、蜂起し、裁判にかけられた様子が、当事者達の生々しい証言によって語られる。やや短いが日本人三名による証言も載っている。

自身当時の花岡で捕縛され死んで行く中国人達に対して、何も知らずに「チャンコロの人殺し!」と叫んでいた国民学校の五年生だったと云う筆者は、後に「自分もまた加害者であった」と云う無念の思いに駆られたと云う。問題なのは、その「何も知らない」と云うこと。隠蔽され黙殺されることをその儘にしておいては、やがて時間が風化させ、「負」の記憶が「負」の記憶としてきちんと成立しない儘に、過去との対話はどんどん不可能になってゆく。著者が聞き取りを試みた当事者達の間でも、それに応じてくれたのは極く僅かだと云うが、「忘れられないからこそ、忘れたい」と云う思いは、加害者の側でも被害者の側でも同じことだろう。この恐怖は実際に感じてみたことの無い者には解り難いかも知れないが、過去と向き合うことのそうした困難を乗り越えて行くことで、世代を越えて共有することの出来る現実が生まれて来るのだと思う。本書を読んで、読者が少しでもそうした生の感覚に近付いてくれればと思う。





花岡事件 異境の虹―企業の戦争犯罪 (現代教養文庫―ベスト・ノンフィクション)
販売元: 社会思想社

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大戦中、雇用契約の名目の下に約四万人の中国人が強制連行され、終戦までに約七千人が死亡したり行方不明になったりした。本書は、その中でも有名になった花岡事件の生き残り、北海道で飲み屋兼食堂を営む林樹森氏の戦後の歩みと、1970年代を中心に筆者自身の体験した戦後処理に関する様々な出来事等を綴ったもの。資料を基に花岡事件そのものを扱ったものではなく、戦後の高度経済成長の中で忘れ去られてゆく官民一体となった巨大犯罪のその後の無責任さに対する、個人的な無念のぼやきの様なもの。心証や噂話等も前面に出して交えているので、客観性とか公平性とかには欠ける記述もあるが、変にお茶を濁すよりはこうした書き方もあって然るべきだと私は思う。

例えば南京大虐殺の真相に関する議論が今もってあれだけ決着を見ないのは、そもそも当時の日本軍が徹底した証拠隠滅を図ったのが原因。本書を読んでいると、記録の隠蔽と記憶の抹殺の抱合せになった「臭いものには何処までも蓋をし続けろ」運動が「当時の」話などではなく、正に現在進行形のものなのだと実感する。

本書に登場する、繁栄を謳歌して過去を顧みない人々の無神経振りには辟易する。自分より弱い者には途端に残酷になる、当人の目の前で平気で差別発言を繰り返す、自分が行った虐殺や強姦について恥じ入るどころか自慢話をする、誠意の欠片も無い「慰霊祭」をそそくさと済ませようとする、都合の悪い事実は直ぐ曖昧にしようとする………胸が悪くなる。今また再び軍隊を持とうとか云う動きが活発だが、前の戦争ときちんと向き合うことも出来ていないのに次の戦争の話などしてどうする積もりなのかと思う。若い世代に愛国心を押し付ける前に、旧い世代は愛するに値するだけの国作りをして来たかどうか自問してみるべきだろう。




水子の譜(うた)―ドキュメント引揚孤児と女たち (現代教養文庫―ベスト・ノンフィクション)
販売元: 社会思想社

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 〈かつて博多湾は引揚者の港であった。敗戦後のある時期、1393,000の人びとがこの港に上陸した。(略)「二日市保養所」というのは、敗戦後の中国大陸で進駐してきた外国兵に犯された女たちを、密かに治療回復させる施設であった。強姦によって身ごもってしまった女たちには堕胎手術が行われた。性病にかかった女たちにはその回復までここにかくまって治療がなされた。〉
 引揚船のなかで生れたひとりの女性の行方を著者は調べ始める。生れていなかったら堕胎手術を受けていたであろう人だ。その誕生が2、3日早かったために、その母親は苦しみ、彼女(赤ん坊)は聖福寮で育つことになった。養母の、そっとしてあげといてくださいという言葉に、著者は彼女が出生についての事実を知っているかどうか確かめることができない。著者はこれらの施設で働いていた人たちを訪ね歩く。
 ここに登場する人々の努力と誠意が、生きる希望をなくした女性や孤児たちに生きる力をあたえた事実に熱いものを感じさせられた。そして、沈黙を守りつづけた戦争被害者におもいがはせられる。




世界を騒がせたスパイたち〈上〉 (現代教養文庫―ワールド・グレーティスト・シリーズ)
販売元: 社会思想社

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世界を騒がせたスパイたち〈下〉 (現代教養文庫―ワールド・グレーティスト・シリーズ)
販売元: 社会思想社

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現代軍事法制の研究―脱軍事化への道程 (現代憲法理論叢書)
販売元: 日本評論社

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現代軍用ピストル図鑑 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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この本一冊あれば、軍用拳銃についての全てのことがわかる解説書。銃器に興味がある人には必読の書であると言える。文庫本ではあるが写真も豊富だし、各国の各器種の開発から完成(制式採用)までの経緯も結構詳しく述べられている。使用弾薬のことについても写真入りで解説してある。拳銃についての解説書を探していてもなかなか見つからなかったが、新刊書の棚に有り、はじめは見向きもしなかった。他には無かったので手にとってパラパラめくると以外に内容が良かった。私にとっては永久保存版である。




現代軍用機入門―軍用機知識の基礎から応用まで (ミリタリー選書)
販売元: イカロス出版

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現用機の種類から運用まで、概説した本。
入門という意味では非常に分かりやすく、全体像を掴むことができる好著です。

個人的には今まで名前しか聞いたことがなかったものを理解したり、
誤解していた用語を正されたりと、買って損のない一冊でした。

欲を言えば、もう少し写真を増やして、言及した機体は全部載せて欲しかったところ。
初心者向けですから、名前を聞いても知らない人が多いと思うので。

カバーはなかなか渋い。
デザインじたいはそれほど秀逸でもないですが、
F15のロービジ塗装が青バックに調和しているのが良いです。


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