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和書 492150 (297)



無差別テロの脅威―21世紀型の戦争の実態 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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夜間戦闘機―ドイツの暗闇のハンティング (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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山本五十六の最期―検死官カルテに見る戦死の周辺 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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これを読むと、山本五十六の、「機上にて壮絶なる戦死」なる新聞記事は絶対に疑うようになります。
もし飛行機の中で機銃を頭に受けたのなら、銃創程度ではすまない。
何故彼だけは座席に座ったまま機外で死んでいたのか?
同行していた軍医が彼の足元へ這いずって行った痕があるのは何故か?
検死のあと、何故関係者は皆前線へ送られたのか?

もし、捜索隊が道に迷わず墜落地点にたどりついていたら・・・
歴史を大きく変えたはずの「もし」が、この本では余りにも重い!

※ほとんどのページに「蛆」という字が出てくるので、お食事中の方はご遠慮ください。




輸送船入門―日英戦時輸送船ロジスティックスの戦い (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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第二次世界大戦中の日英商船喪失量を比較すると、
■イギリス --- 11330総トン 2426隻
■日  本 --- 8430総トン 2568隻
となっている。
また、ヨーロッパ戦線に於ける一隻当たり最悪の犠牲者を出した商船はドイツのもので、9331名という記録がある。ちなみにその三位まではドイツが占め、犠牲者数は6666名、5594名と続く(日本の最悪のケースは4999名)。

日本が海上輸送を軽視していたことは、いろいろなところで指摘されているが、他国に於いても安全な商船の航行というのは難しい問題だったのだと思われる。

しかし、ヨーロッパ戦線に於ける一隻当たりの犠牲者数の八位までが四桁なのに比べ、日本の場合は30位でも1428名なので、兵員輸送に貨物船を使ったことからしても、その人命軽視の姿勢は著しかったと言わざるをえない。

輸送船一般を論じている部分だけでなく、詳細に記された、日英独の輸送船が遭難したいくつかの具体例も非常に興味深い。




良い指揮官・良くない指揮官―14人の海軍トップを斬る! (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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(評価は星ひとつではなく、星3つです。表示が誤っています。)

旧海軍の指揮官十四人を評価します。その基準がまず明らかにされています。
1.目的達成度
2.コスト
3.手際
4.成果
5.心の問題

1.は「指揮官は下級者の上にいて指図をする立場であるから、正しい判断をして目的を達成すること」のできる指揮官が良い指揮官となる。その際、2.コストを最小化し、3.計画・実行の巧拙、その速さ、部下の掌握力、戦略・戦術的頭脳が問われ、4.任務をちゃんと達成したかどうかが明らかになる。5.はその中に「自分の仕事に普遍的意義・価値を見出し育てているか」

その基準を明確にした上で、人物を評価しようとしている試みは意欲的です。しかし、その基準に照らして納得的な人物評価がはっきりとできているかどうかは難しいところ。あまり厳密な議論ではなく、この基準をとっかかりにして人物のある側面を考えてみた、程度のパフォーマンスを期待するのが妥当と思われます。

なお、山本長官は人に対する好き嫌いが意思疎通の阻害要因となったこと、南雲が真珠湾攻撃のとき、できないものをできないと言わなかったこと、源田参謀が自分の作戦が通り過ぎることに不安を覚えていたことなどのエピソードはなかなか興味深いものがあります。また、あまり知られていない、中村中佐や浅野大尉といった人物が紹介されているのも特徴的です。




予科練一代―ある艦攻パイロットの悪戦苦闘記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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19才で中支デビュー、蒼龍での真珠湾攻撃参加。
文章が読みやすく分量は多いが通読が苦にならない。
戦後の記述になるとどうしても緊張感が異なるが、
民間の仕事に戸惑う元軍人の様もまた面白い。





予科練の空―かかる同期の桜ありき (光人社NF文庫)
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横須賀海軍航空隊始末記―医務科員の見た海軍航空のメッカ (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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著者が横須賀航空隊の衛生兵長だったこともあってこの作品は自ずから航空隊での生活を実に詳細に書いてくれています。出てくる人名に少し誤字があったけど大きな問題じゃありません。実家の近所の鷹取山での99艦爆の事故機からの遺体収容作業の記述は圧巻でした。軍医は今も昔も大変さは変わらないものなんですね。

無条件で推薦できる本です。




米内光政―山本五十六が最も尊敬した一軍人の生涯 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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雷撃のつばさ―海軍下士官空戦記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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本書は、以下の3点に特色がある(と思う)。

まず、艦上攻撃機の搭乗員の手記である点。戦闘機搭乗員の手記は、坂井三郎など有名なものが多い。それに対して、機動の地味な艦攻乗りが機上で何を思い、散って行ったかを伝える記録は、案外と少ないであろう。
著者は天山に乗っていたが、本書のかぎりでは、天山だから、というような違いは、あまりない。ただ、飛行機に詳しい方ならおわかりのように、天山が前線に配備された時期は、すでに日本が下り坂になっているので、本書も当然ながら、華々しい勝利絵巻ではない。

つぎに、著者がキリスト教徒であったこと。当時の日本海軍において、信仰を告白した兵士がどのように扱われていたかを知ることができる。今から考えると意外なほど、公正に取り扱われていたようである。

さいごに、特攻攻撃に対する著者の思いである。著者が特攻に志願したり出撃を命じられたわけではないが、戦友の出撃を送るまでの数日の記録に、著者の特攻への考え方を託している。初めて特攻が企画されたフィリピン方面作戦の時期で、特攻という言葉すら前線の将兵が知らなかった時期である。そういう攻撃方法の存在を知らされた日本軍将兵の驚きぶりも、克明に描かれている。

本書では、著者の参加した敵機動部隊攻撃が、都合3回ほど記されている。
敵の熾烈な対空砲火をかいくぐって、次々に味方機が火を吹く中を、超低空で敵に迫る場面は、読んでいる方も尻がむずがゆくなってくる。
そして、たった1回の攻撃での損害率の大きさに、読者は驚かれるであろう。
悲といえば悲、壮といえば壮である。


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