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和書 492158 (73)



宇宙に心はあるか
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

数学的な内容もあるけど、これは分かりやすい良い本です。量子神秘主義(この言い方が正しいかは別として)は昔からあるが、大半はデタラメ。著者は大学で物理学を教えていた人で、専門家の立場から現代科学が何を明らかにしたのか教えてくれる。ESPや人間原理から量子意識まで幅広く取り上げて考察する。著者は最右翼の無神論者で、少しでも唯物論に抵触するアイデアは徹底的に排除する。まあ、こういった著者の立場を嫌う人はいるし、著者がときには感情的になるのは事実。でも面白い本だ。本に書かれているプログラムや数学的解説はとても魅力的。思えば、この本は何回も読んでる。プログラムも楽しんだ。こんなに教育的な本なのに品切れ中とはもったいない。ブルーバックスでの改訂復刊を望む。

デネットやクリックに賛同する人にとってこの上なく心強い本だ。逆にペンローズやエックルスに賛同する人は反感を持つかも。飛躍しすぎなところはあっても、著者の言論は正論だと思う。

あとは訳者の前書きかな。短いながらも的確な内容。参考文献や著者の前書きはカットされているが、英語でよければ著者のホームページからダウンロードできる。何を信じるも信じないも自由だけど、これは読むべき本だと思う。コロラド大学にある著者のホームページは見るべきです。人間原理のデミスキー批判とか。日本人にはない、すごい熱気を感じます(笑




宇宙に法則はあるのか
販売元: 青土社

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数理物理学者である著者による本書を一言で言えば、素粒子物理学や宇宙論といった最先端物理学に関する非専門家のための啓蒙書です。
しかし、500ページ近くにわたって細かい文字が詰まった大部な本書の内容は、きわめて多岐にわたっており、しかも、各話題について思想的な面でかなり深く掘り下げられた内容になっています。
物理学についても、量子重力や万物理論といった最先端の話題のみならず、古典力学、熱力学、電磁気学、統計力学、相対性理論、量子力学等と、ひととおり触れられています。
そして、本書は、物理学の表面的な成果を単に紹介しようとするものではなく、人間が自然世界を理解するとはどういうことなのかを追求する姿勢が基にあり、その意味では哲学的色彩も濃いものです。
実際、本書の記述は、古代ギリシャに遡る自然哲学から始まっていますし、カオス理論、計算量理論、オートマトン、ゲーデルの不完全性定理、直感論理等々、数学に関する話題も多岐にわたっています。
本書を読んで一番感心するのは、筆者の公平な批判精神です。本書は、自身の偏狭な自然哲学を主張するものでも、読者のSF的な好奇心を煽ろうとするものでも(なお、本書には、時間旅行の話題も断片的に触れられており、これはこれでけっこう楽しめるものです)、ましては無味乾燥な教科書などではありません。
そういう点では、啓蒙書として、まさにお薦めです。





宇宙には意志がある―ついに現代物理学は、ここまで解明した (クレスト選書)
販売元: クレスト社

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宇宙のシナリオとアインシュタイン方程式―エキゾチックな物理学の数式を読み解く
販売元: 工学社

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 理系の大学でも工学系では、現代物理学と呼ばれる相対性理論や量子論
程度しかやらない。現代と呼ばれていてもこれらはおよそ
100年前の物理学で,特に1960年代に起こった素粒子理論の
崩壊以降の、ポスト現代物理学、つまり今現在の物理学との間の
基本的な概念、数学的な基礎の違いが非常に大きく、
高校生程度では理解できなくて当然です。

 理系の大学に入ったから物理は得意なつもりで、ポルチンスキーの
超弦理論の入門書を見て、全く理解できず唖然としてしまった
方も少なくないはず。

 この本は相対性理論や量子論といったいわば昔の物理学と
今の物理学をうまく橋渡ししてくれる内容となって
います。

 また広がった粒子像とか、非素粒子論への日本人の

貢献も小さくないのに、和書では外国の学者の成果
ばかり取り上げる傾向にありますが、湯川博士の
素領域理論も取り上げるなどのバランス感覚は
素晴らしいと思います。

 




宇宙の測り方―アシモフのSI単位系ガイド〈上〉
販売元: 河出書房新社

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アシモフ氏の科学エッセイは、話題の切り口が斬新で、表現も平易で、読んでいてとても楽しいものばかりです。この本もそうです。長さ・重さ・速さ・圧力・温度その他の世界について、最小の限界から最大の限界まで、身近な実例に沿って楽しく旅をすることができます。
ただ残念なことに、単位がテーマの話なのに、数字の桁間違いのミスがかなり多い。原著者のミスか、翻訳家のミスかは分かりませんが。しかも、日本人が描いた本文中のイラストにも間違いがありました(下巻で、地球の公転軌道の直径と地球の直径を混同していました)。本書の主旨からすると致命的なミスなので、注意して読んで下さい。
内容的に古い部分(ニュートリノの質量に関することについてなど)もありますが、原著者はすでに故人なので、これについてはやむを得ないでしょう。




宇宙の測り方―アシモフのSI単位系ガイド〈下〉
販売元: 河出書房新社

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宇宙の始まりの小さな卵―ビッグバンからDNAへの旅
販売元: 文春ネスコ

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物理学、熱力学、生物学に興味をもっている人、
また、宇宙の始まりには何があったのか、自分とは何か悩んでる人、
そんな人は是非この本を読んでみてください!
この本はむちゃくちゃ難しいことを誰にでも分かるように書かれてあり
とてもとても読みやすいです。もう読んでみて感動しました!




宇宙放射線 (実験物理学講座)
販売元: 共立出版

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宇宙はすべてを教えてくれる―未知なる「知」への探求 タイムマシーンから地球外生命体まで
販売元: PHP研究所

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佐治晴夫(理論物理学)、佐藤勝彦(宇宙物理学)両氏の対談形式ですが、宇宙論から始まって、教育論、進化論、知性の意味、時間論と話題は駆けめぐり、最後にまた宇宙へ。自らの専門に固執しない自由な対談は、「知」への探究意欲を感じます。

と言っても、佐藤氏の「インフレーション理論」や佐治氏の「f分に1ゆらぎ理論」の話に多少の説明を要しているぐらいで、メガネ屋でどうして鏡に映った逆向きの顔を見て納得しているのか? 快晴の空はなぜ気持ちがいいのか?といった素朴かつ身近な切り口から、認知論や進化心理学などを語っています。

時間が循環しているとしたら人間の自由意志はどうなるかとか、ETと遭遇しないのは高度な知的生命体は短い期間に滅びるからではないかとか(何となく納得)、興味深い考察やうんちくが随所に。

宇宙について知ることは、単に知識として知ることでなく、鳥瞰的に自分の位置づけを知ることだという両者の考えに共鳴しました。




宇宙は分散系である―21世紀に向けて、新しい科学の芽生え
販売元: 日本図書刊行会

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