和書 492158 (287)
情報の統計力学 (パリティ物理学コース―クローズアップ)
販売元: 丸善
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情報の物理学 (物理のたねあかし)
販売元: 講談社
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情報物理学の探求―情報と宇宙の内的構造
販売元: シュプリンガー・フェアラーク東京
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磁力と重力の発見〈1〉古代・中世
販売元: みすず書房
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私はこの本を読んで、仕事を進める上で何が大事なのかという観点から以下の三つのことを啓発された。
(仕事を進める上で参考になる点)
仕事において、ある問題において今後どのように進めていけば良いのか分からなくなって
しまった時には、一つの問題に焦点を絞って、まずはその点を解決しようと試みること。
現場第一主義で仕事をすること(他人の言っていること(利害関係者はもちろん上司や
偉い人の言っていることも含めて)を鵜呑みにしないこと)。
専門知識を貪欲に吸収しようとすること。
磁力と重力の発見〈2〉ルネサンス
販売元: みすず書房
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自身を振り返って鑑みると、
工科の電気で教育を受けたものにとっては、
磁石が南北を示すものである、との認識は、
実は希薄ではないのかと思います。(私だけ??)
しかしながら、磁石がその有用性を示したのはまぎれもなくその現象であり、
それが磁力の特性を明らかとする契機となったという、
当たり前といえば当たり前すぎる事実を、
本巻で改めて教えられました。
いまだ重力は現れず、磁力は魔術の森の中。
さて、最終巻ではどのような展開となるのでしょうか…
磁力と重力の発見〈3〉近代の始まり
販売元: みすず書房
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評判だけが随分と一人歩きしている気がする『磁力と重力の発見』、科学史研究家でもない限り実際に読んで面白いと思う、あるいは面白さが分かりうるのはこの3巻目だけのような気がする。「近代の始まり」であるから、ファラデーやマックスウェルすら出てこない。学校教育で物理を習った人間が磁力と聞いて連想するような人物は全巻通してほとんど登場しない。重力のニュートンとケプラーはこの第3巻近代黎明編でやっと本格的に扱われる。要するにそれ以前の時代は“知らない人の話ばかり”なのである。
前著『重力と力学的世界』『古典力学の形成』に比べると、現代的な観点から数式を用いた表現と比較しながら歴史上の偉大な科学者の思考を追体験する、といった理系の学説研究らしい楽しみに欠ける。『熱学思想の史的展開』のように、いま熱力学を理解するのに直接役立つ情報が得られるわけでもない。実態は文学部で扱うような技術史の専門書に近い。
本書は著者山本義隆のすばらしい情熱と努力の結晶である。それは誰もが認めるだろう。しかしこの本は実用性がなく、ほんとうはとてもマニアックで読者の限られる本だということを記しておきたい。某大新聞などの書評で、学生運動崩れの連中が読んでもいないくせに「万人必読の大名著」のように喧伝しているのに対する天邪鬼のつもりである。
物理学の探検 (G・ガモフコレクション)
販売元: 白揚社
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物理学の歴史、力学の始めから量子論までその推移や定理・理論の外観、また関わった人たちについて順を追って語られている「物理の伝記」・「原子力の話」。著者の立場や行動について書かれた「わが世界線」。どちらも単なる教科書でも、エッセイでもない、ガモフ独特のウィットのきいた口調で語られる。数々の名著(ニュートンの『プリンキピア』、ガリレオの『天文対話』等々)からの抜粋も多く、その歴史的背景や人物についても著者の味付けがあって面白い。『トムキンス』シリーズと違って、誇張によるわかりやすさは無いが、ボーア、ラザフォード、アインシュタインといった物理学者と著者とのエピソード、時々はいる詩や寓話など、楽しさは変わらない。この本の良いところは、「物理は難しい」とか「物理は楽しい」などと声高に主張するのではなく、理論もエピソードも同じ比重で淡々と話されていること。それによって出てくる人物に興味を持ち、また「物理学ってのはこんな感じなんだな」と思えるからだ。本が出たのは昔だが、古いからと言って価値は落ちない。解釈や理論にずれがあっても、十分に楽しめる。物理を学ぶための入門書というのではないが、読めば物理学、そしてそれに携わる人たちのことを知る良い機会を与えてくれる。
図解電磁気学の学び方
販売元: オーム社
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この本は昔から電気工学の学生に親しまれてきた名著ですが、現在は「基礎電磁気学」と改称されています。詳細はそちらで熟知すべし。
水素を覗くと宇宙が見える
販売元: シュプリンガーフェアラーク東京
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大学で物理を学ばれた方には、とてもなつかしい感覚の中で、それぞれの発見にまつわるエピソードを追体験できる楽しい本だと思います。
一般向けとしては、翻訳にややつたないところが見られることと内容が若干なじみのないものであることから、すこしチャレンジングかもしれません。
それでも、とっても面白い本だと思います。
水滴系のカオス
販売元: 岩波書店
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薄い本であるが、水滴系という興味深い具体例にもとづいて、重要な概念のエッセンスについて、解説してある。今まで他の教科書をよんでどうも理解できなかった部分の考え方がこの本でわかってきた気がした。薄いので、すべての数式をきっちり説明というわけにはいってない印象があるが、その分参照すべき文献が書かれているので、自分であたればいいのかと思う。
この本で、どうもすっきりしなく、なんとなく、雰囲気でしかとらえられていなかった、予測可能性/不可能性、情報量 エントロピーという概念がきっちり理解できた(とおもう)。