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和書 492158 (308)



ゼロから学ぶ量子力学
販売元: 講談社

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著者は本書のほかにも「よくわかる最新量子論」(秀和システム)を出版している。どちらもシュレ猫探偵団が登場し、波動力学や行列力学のほか、D・ボームの理論を詳しく解説している点が同じである。ただ、「図解入門」のタイトルを冠した「よくわかる」に比べれば、本書のほうが説明が丁寧であり、シュレディンガー方程式についての理解は容易に得られると思う。
波動力学にしても、行列力学にしても、音を上げたくなるほど難しい。しかしながらたとえば、量子力学の本質は微分演算子とか行列演算子とかの具体的な演算子の格好にではなく、pxとxpが相違するというところにあるのだ(p192)、という説明に出会うと、難しい説明にも繰り返し食らいついていこうと思えるし、著者のほかの作品も欲しくなってしまう。
pxとxpの問題なんて、所詮素人にわかるものではないのだろうが、ここに本質がある、といわれるとそこを中心にあれこれ思索をめぐらすことができる。大学教授だと、理論や数式の活用を教えるのが仕事だから、わからなくても面白いでしょ、という本はなかなか書けないのではないか。




全体性と内蔵秩序
販売元: 青土社

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物理学関係の本の大半は、「関係者以外理解お断り!」との貼り紙がされているような「難解な内容と著者のひとりよがりな文章」で構成されている。
いわゆる「こむずかしい本」である。
ボームは、物理学界(その他)の王道であるところの「こむずかしい本を書く人イコール賢い人&優れた人」という定説を、いとも軽々と切って捨てた。
彼の「気負いの無さ」と「見栄心の少なさ」と「新しいアタマ」に、ブラボー!
この本は、読み手が理解しやすい、ということを念頭に置いて、わかりやすい表現を選んで「真理(世のなりたちに関する真実)」を説明してある。
ボームの論旨はこうだ。
「現在世界中に激増・蔓延している諸悪は、人が事象を断片化して考えることが根源となっている。
全体性に拠る思考を行なうなら、事象の秩序は乱れないのである」
この説は正しい。
ところが、断片化に大反対しているボームこそ、皮肉なことに 断片化の象徴そのものだ。
全体性に拠る思考を行なっている人は、自説にこだわるあまりにそれを著して売り広める、ことなどしないものだ。
例えば、もっとも高い精神を持つアメリカ・インディアンの一部の人はそうだ。

















ルクレティウスのテキストにおける物理学の誕生 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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光の探究―ひかる (叢書・現象を見つめる)
販売元: 法政大学出版局

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漱石が見た物理学―首縊りの力学から相対性理論まで (中公新書)
販売元: 中央公論社

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相対性理論―アインシュタインの不思議な世界 (Newton Collection2)
販売元: 教育社

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相対性理論―アインシュタインの不思議な世界 (ニュートンムック)
販売元: ニュートンプレス

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相対性理論―アインシュタインの不思議な世界 (ニュートンムック)
販売元: ニュートンプレス

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こういう本にある絵をイラストと呼ぶのがふさわしいかどうか・・・
ともあれ、門外漢にわからせてやろうという気持ちにあふれた、
美しい図解が盛りだくさん。
理科系のロマンを感じました。




相対性理論 (パリティ物理学コース)
販売元: 丸善

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相対性理論 (物理テキストシリーズ)
販売元: 岩波書店

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記述が非常に簡潔なうえ演習問題もないので、この本だけを読んですべてを理解するのは難しいかもしれません。しかし著者自身自負しているように、たしかに手際よくコンパクトにまとまっているので、ほかの教科書を読んで理解したことを整理し直すときなんかには有用だと思います。
「この本が理解できなければ…」という前書きを本気にしなければ普通に名著なんじゃないかと思います。


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