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和書 492162 (237)



肥満とダイエットの遺伝学―遺伝子が決める食欲と体重 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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メタボリック症候群を始めとする生活習慣病の最も顕著な特徴は肥満を伴うことである。本書は分子生物学的な側面(遺伝子)から環境面(食環境)まで、様々な方面から肥満について理論的に書いてある。実際、氏は肥満や糖尿病研究を行っており、その経験と知識を生かした上出来な仕上がりになっている。若干の専門知識があったほうが読みやすいかも知りませんが、難しい所は飛ばして読んでも十分面白いし、理解できる本だと思う。

ダイエットを考えるヒトにはダイエットの正しい考え方が得られ、生命科学分野に興味を持ってる方には一層の興味を沸きそうな、推薦したい本である。




哺乳類型爬虫類―ヒトの知られざる祖先 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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恐竜が栄える前に、ほ乳類のご先祖にあたる爬虫類が繁栄していたことをどれほどの人が知っているだろうか。

これは、その哺乳類型爬虫類(単弓類といわれることもある)について書かれた本である。不思議なことに我々のご先祖様であるにもかかわらず類書がほとんどないのだ。(マクローリン「消えた竜」という本が岩波書店から出ていたが、今では手に入らないらしい。amazonのデータベースにも入っていない)

金子隆一氏は恐竜に造詣が深いことで有名なサイエンスライターである。この本でも最新の情報が駆使され、マニアもうなる一般人向けの専門書に仕上がっている。骨学の細かい記述がたくさんあり、そのあたりに辟易してしまう人もいるかと思うが、そんな人は読み飛ばせばいいのである。

かつては地球上のかなりの生態的位置を締めていた哺乳類の直系の生き物たちについて、是非、知って欲しいと思う。




万葉の森 物語の森 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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緑の侵入者たち―帰化植物のはなし (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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虫の博物誌 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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虫の文化誌
販売元: 朝日新聞社

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虫の文化誌 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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メアリー・アニングの冒険 恐竜学をひらいた女化石屋 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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科学史を研究するものとして、この名著を推薦いたします。

メアリー・アニングは古生物学を専門とする人にもほとんど知られていない存在です。その彼女にスポットライトをあてたことは、本書の最大の功績であります。

世のゴルフ場のロビーには「トム・モリス」の肖像がしばしば飾られます。それは全世界においてかなりの数にのぼることでしょう。しかしそれでいながら、トム・モリスの偉業について詳しく知っているゴルファーは数少ないのです。ましてメアリー・アニングの肖像画が、英国自然史博物館に(さりげなく)飾られているからといって、世の人たちが彼女のことを詳しく知っているとは限りません。

筆者の吉川惣司さんは「ルパン三世」の映画監督もなさった多才な方で、じつに筆のたつ方です。また矢島道子さんは介形虫(オストラコーダ)化石の研究により理学博士の学位をもつ方で、東大の初代教授をつとめたヒルゲンドルフについての研究により、科学史界においてよく知られます。こんかいその異色な二お人が力をあわせ、歴史の闇に埋もれていたメアリー・アニングの人生について詳しく掘りおこしました。

本書はアニングの肖像画についての謎解きから始まります。彼女の資料は低質な紙の、しかもその両面に滲むインクで書き込まれた粗末なものが大半です。それをよくぞ読み解き、そしてかくも平易な文章にまとめあげたものです。まさにお二人の不断の努力の結果です。

図版も多く、それを眺めるだけでも、十分価値のある本です。科学だけでなく歴史学、文学、紀行学、科学史学、女性学などの立場からも、広くおすすめする美事な一冊といえましょう。このような本の出版を決断した編集部の心意気に熱いエールを送ります。




森の隣人―チンパンジーと私 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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リンネとその使徒たち―探検博物学の夜明け (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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新大陸などから持ち込まれる珍奇な動植物が人々を魅了し、博物学が時代の最先端をゆくニューモードだった18世紀ヨーロッパ。
スウェーデンの博物学者リンネは、その名を新大陸の植民地にまでとどろかせ、20人以上の愛弟子を全世界へと送り出した。
彼の研究室は世界の博物情報センターとなっていたという。

当時、未開の地へ赴くのは命がけ。
紹介されている3人の探検博物学者のうち、アラビアへ向かったフォッスコールは、多大な業績を残しながらも、生還できなかった。
他のメンバーである言語学者、天文学兼地図学者、医者、画家、召使いの中で、生き残ったのは、天文学兼地図学者だけである。

時代背景や探検博物学者達の熱意、苦労、業績が生き生きと語られており、人物伝、冒険譚的な面で惹きつけられました。
なおかつ著者の思い入れが手伝って、とても読みやすかった。
カメラなどない時代、探検隊には画家が同行していたり、博物学者に絵心が必要だったりして、掲載されている図版がとてもリアルに感じられました。

1989年に人文書院から刊行され、大佛次郎賞を受賞。
朝日選書版発行にあたり、図版を大幅に整理、固有名詞の表記を変更、いくらかの補足・修正をしたとのこと。





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