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和書 492162 (239)



昆虫という世界―昆虫学入門 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 別の宇宙の人類を想像しなくても、私たちのすぐそばに、注意しないと見えない別の宇宙が重なっているのだと教えてもらえました。逆に、私たちがいかに狭い経験と知覚に限定された存在なのかということの気づきにもなります。
 先輩に紹介されて昆虫の本を手にとっていますが、日高氏の本は何冊か目を通さないといけないと思いました。




森林がサルを生んだ―原罪の自然誌 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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人はなぜ憎しみ合い、殺しあうのか。
サルから人類に進化する過程で、どのように悪が生まれていったのか。
人類の原罪である悪の発生の起源をサル学の研究によって解明しようとすることで、通常の人類学の本とは異なり本書は現代社会の問題の解決策まで示唆しています。

また、著者の豊富なフィールドワークに基づく個性あるサルたちの観察・考察も魅力です。アフリカ奥地に生息する寄生虫・蚊の大群をものともせず、よくここまで現地調査をできたと著者の行動力に感服します。

人類進化の謎を解くという知的好奇心を満たしたい方には、お勧めの一冊です。




動物愛情学 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 1983年に月刊ペン社から出た単行本『動物たちの愛の詩』の改題・文庫化。
 著者は多摩動物公園などの園長を務めた人物で、著書も多数。
 本書は動物に愛はあるかという根本的な問いに対して、様々な実例を挙げながら応えたもの。夫婦愛、親子愛、家族愛などに章分けされ、論じられている。
 もちろん、動物のあいだにも愛があることは論じるまでもない。むしろ重要なのは、その愛がどんな形を取っているか、詳細に検討してみることだ。そうしてみると、人間と共通している点、違う点があらわれてきて面白い。
 動物の「愛」のエピソードが無数に示されており、動物好きにはたまらない一冊となっている。




ネコのこころがわかる本―動物行動学の視点から (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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この本は、もともと『イヌのこころがわかる本』で有名な
M・W・フォックス氏の書いたものである。
そのため、犬との比較で猫の特性を捉えている箇所が、
本文の中において随所に見受けられる(ネコ派とイヌ派の章など)。
しかしながら、著者自身の経験も踏まえつつ、猫の行動について、
他の学者(P・ライハウゼン氏など)の見解をもとにしながら、

懇切丁寧に分析してあり、非常によくまとまっている。
特に、キツネ博士のネコ問答の章などは、
とても面白い事例がたくさん載っている。
よって、動物行動学という研究分野に興味のない人でも十分に理解でき、
かつ読み応えのある文庫本であるように、私は思う。




バスターのきもち (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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あらゆるディティールが苦笑いを誘う。
見透かされているとは薄々気付いていたけど。
愛犬の行動が重なり、「なるほどな。リーダーになろうとやっきに
なってるのがバレバレなんだ」と・・・
うちの犬ももらってきた雑種だけど、バスターのように大事に育て
てられていることに少しは感謝してくれてるのかしら、と疑問と

かすかな希望を抱きつつ、自己満足にひたってしまう自分もまた
筆者と同じなんだろうな。




漂着物事典―海からのメッセージ (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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 1986年に海鳥社から出た単行本の文庫化。
 著者は福岡で高校教師をしながら、毎日のように海岸を歩き回り、漂着物を探す生活を続けているという。本書のほかにも、何冊か漂着物に関する本を出している。
 漂着物とは、海岸に流れ着く椰子の実とか、オウムガイの殻とか、ビンとかのことである。これを何十年も集め続け、記録を取っている執念には驚かされる。本書では、それらが五十音順に並べられて解説され、写真もたくさん収められている。
 季節や時代による変化、珍しいものと無数に漂着するもの、それらが丁寧な観察によって分類され、説明づけられる。凄い仕事だ。
 文章、写真がもっと良ければ…。




森に遊ぶ―どろ亀さんの世界 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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薬草毒草300 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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薬草毒草300プラス20 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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この本の最も良い所は写真が美しいところでしょう。2・3枚植物の特徴が良くわからない写真もありますが、オールカラーでほとんどの写真は良いと思います。植物の生態についても説明されていて、実際に薬として民間で服用の仕方についての説明もあります。ただ、「薬と毒は表裏一体」と書きながら薬草と毒草に分けて書いてあるのが納得いかないです。毒草の中にはニンジンなんかもあって「ちょっと分類の仕方がおかしいかも」と思います。そこらへんを気にしなければ、趣味で読むには良書です。




野鳥を友に (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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著者高野伸二さんが亡くなってはや20年が経過した。野鳥を愛する人ならば、高野さんの関わった沢山の鳥類図鑑、特にカラー写真図鑑に目を見張った筈である。「野鳥を友に」は高野さんの没後、奥様、親友の日本野鳥の会高田勝さんが中心となり、鳥友たちの協力により出版された本であるが、改めて読んでみると今日の野鳥愛護のあり方について多くの示唆を与えてくれる。四月「日本野鳥の会」の会長に自然愛好家であり、俳優である柳生博さんが選ばれた。柳生さんは『マニヤや学究肌の集まりという印象を変えられるなら』『自然なしには、人間はバランスを失う。名前を知らなくても、そのさえずりに耳を傾けて』と抱負を述べている。高野さんは学究の徒であったが、同時に素人の目で自然を眺め、自然を語った。そして『鳥の名前なんてわからなくてもいい。自然の中で野鳥の姿や声に接して「いいですな」「わあきれい」で10年過ぎたというムード派の人達がいる。・・・・・これがバード・ウオッチャーの一番純粋な姿かも知れない』と述べている。また野鳥撮影の草分けとも言える高野さんは、野鳥撮影者の撮影の為には、野鳥の生活を脅かす不心得を諭し、『正しいフィールド・マナーを身につけたバード・ウオッチャー・・・野鳥だけを求める人よりも、野鳥を中心にした自然全般に心を傾けられるネーチャー・ラバー』が今後のあるべき姿として説いている。身近なスズメ、シジュウカラ、ツバメ等々の解説も子供にも解る語り口である。10数匹の禁猟のメジロを一つの鳥籠に押し込め「目白押し」の語源を得意顔に説明するTVマンにも是非読んでもらいたい一冊である。


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